かつてのイラク戦争では「大量破壊兵器」の保持を巡り国連決議1441号が議決された。 安保理はイラクに対し、大量破壊兵器の廃棄と査察の受け入れを強く要求した。 国連決議1441号には「武力行使を自動的に容認する文言」は含まれていなかった。 しかし、アメリカ、イギリスはこれを最後通告と「解釈」し、国連安保理での新たな「武力行使承認決議」を採択できないまま開戦し、イラクへの空爆に踏み切った。 当時の国連事務総長コフィー・アナンは後に「この戦争は国連憲章に違反していた」と発言している。 今回のイラン空爆は何の大義名分もなく、勿論最後通告もなくミッドナイト・ハンマーという作戦の元にB2爆撃機