こんにちは、はいじです。【ランキング1位の小説家に推されている!】最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。正直なところ……このお話を載せていいのか、すごく迷いました。ええ、今めちゃくちゃ緊張してます。ど、どうでした?(おずおず...
ゲルマン・フランシスは、大国アルベルの皇太子としてこの世に生を受けた。『ゲルマン。お前は将来この国の王になる者だ。身を正せ。甘えは許されない。常に皆を愛し、そして皆を疑え』『はい、国王陛下』 皆を愛し、皆を疑う。 王になる者として生まれた
「マルセル」 それは、これまで通り親しさと優しさに満ちた声だった。 この十年近くの人生で、最も多く名を呼んでくれた声。途中、声変わりを経て幼い頃のような可愛らしさは消えたが、低くなったその声にも、俺は常に愛おしさを感じていた。なにせ、可愛い
≪最終幕≫〇地下牢・右端から三番目の独房(夜)◇鉄格子の向こうからは楽しげな兵士達の声。◇微かに漂う酒の香り。◇その香りに鼻を鳴らす、俺こと、マルセルこと、「ん?これはバーボンか」 吉川一義。 俺は冷たい独房の中にある固いベッドに横たわりな
≪回想幕≫〇金平亭・店内左奥のソファー席(夜)◇渡された脚本を手に眉を顰めるクライアント(24)。◇あたりには深みのあるコーヒーの香りに混じり、バーボンウイスキーの匂いが立ち込める。『今時、こんな物語は流行らない』『何だと?』『この悪役、ル
≪最終幕≫〇コンブレー学院・ダンスホール中央(夜)◇「卒業の儀」と「成人の儀」の両方を兼ねる、祝儀の宴。◇あたりには華やかな香水の香りに混じり、バーボンウイスキーの匂いが立ち込める。◇豪華絢爛なダンスホール中央に立つ、三人の男女。 その三人
番外編19:俺(私)のジャンルに神が居る!(茂木×大豆←(?)十勝/十勝)
とうにゅうです。本mirinさん、いつも温かいメッセージをどうもありがとうございます。本mirinさんのコメントのお陰で、いつも楽しく作品が書けています。4月のイベントの件ですが、特に参加する予定はなく……最近は仕事の方が忙しく更新が出来て
235:「みんな」になったエルフと、甘えん坊のタンタンちゃん
〇「うわぁ、大分遅くなっちまったなぁ」 夕刻。 シバとドージさんの店に長居をし過ぎた事もあり、繁華街から訓練場に到着する頃には完全に日が落ちていた。 城の脇にある、近衛兵達の広大な訓練場。そこは、兵士としての訓練など殆どして
番外編22:十年後!ヘマとヒスイの旅、再び!(ヒスイ×ヘマ←?サンゴ+???)
注意)イラスト有----旅の終わり、村への帰還後(10年くらい経過)ヘマ「イシくーん!イシくーん!」タタタ!ヒスイ「どうした、ヘマ。またサンゴにちょっかい出されたのか?」ヘマ「違うんだよ!大ニュース大ニュース!村に赤ちゃんが来たんだよ!」ヒ
-----続きIn職場ロッカールーム茂木「BLのイベントに行きたい、ですか」大豆「うん。いつも感想をくれてる絵描きさんが参加するらしくて…どう思う?」おず茂木「そうですね(こうなるのが嫌だったから小説投稿サイトに作品を上げさせるのは嫌だった
番外編17:本mirin、魂の片割れtounyu0312へメッセージを送る
前情報本mirinとは?十勝が異動してくる前に、茂木&大豆と同じ課に属していた未鈴(みりん)さん。絵描き。とうにゅうの作品のファン。投稿サイトでとうにゅうの作品と出会う。茂木の独占欲でフォローを外された「しょうゆ」の友達。未鈴「あー、久々の
番外編17:本mirin、魂の片割れtounyu0312へメッセージを送る
前情報本mirinとは?十勝が異動してくる前に、茂木&大豆と同じ課に属していた未鈴(みりん)さん。絵描き。とうにゅうの作品のファン。投稿サイトでとうにゅうの作品と出会う。茂木の独占欲でフォローを外された「しょうゆ」の友達。 未鈴「あー、
〇「こんにちはー」「お、サトシじゃねぇか」「あぁ、来たのか」 俺はシフトの入っていないバイト先を尋ねるようなノリで、シバとドージさんの店の戸を叩いた。ここで働いたのは一度きりだったのに、なんだか通い慣れたバイト先の酒場のよう
--------------------- ゲームには、必ず終わりがある。 人生も、それは同じだ。 ただゲームと違い、現実世界に「セーブデータ」は存在しない。 時は巻いては戻せない。リトライなんか存在しない。「イーサの戴冠式は、明日か……」
------------------------ イーサと共にクリプラントに戻ってから、そりゃあもう大忙しだった。 というか、戻った瞬間、イーサはマティック達から大目玉を食らっていた。まぁ、完全に予想通りだ。「イーサ王!!」「おう、マティッ
--------------------- 八歳の頃、金弥は自転車を持っていなかった。『おい、キンヤ!お前、チャリは?』『え、えっと』 ヒデに『チャリは?』と尋ねられ、口ごもる金弥は、普段からは想像がつかないような曇った顔で俯いた。そんな金
番外編19:お花なんかいらないって思ってた(あられ×ゴウキ)※イラスト有
番外編19:お花なんかいらないって思ってた(あられ×ゴウキ)※注意!イラスト有!!あられ「ゴウキ。オレ、父ちゃんにおこづかいで五百円もらったから、あのカタカナばっかりの飲み物がある所に行きたい」ゴウキ「……カタカナばっかり。あぁ、スタバか」
番外編27:初代様は猫派?もちろん、(初代×犬/少しせがれ)
------旅の途中立ち寄った街の領主の家にゃあ、にゃあ初代「す、凄い数の猫ですね」犬(た、確かに)領主「可愛いでしょう。私は猫に目がなくて。ほら、おいで」にこにこフイ領主「まったく、私より勇者様の方が良いようだ」にこにこにゃあ、すりすり初
番外編21:BL小説はお花がいっぱい(ヒスイ×ヘマ/初代×犬)
----魔王城居候中ヘマ「ヨーサンサプリ―!」犬「今日もありがとうございます。大賢者様」ヘマ「(ヘマなのに…)いいよ。ねぇ犬のお母さん。いま、赤ちゃんは何日才?」犬「(犬のお母さん…)な、何日才……?えっと、俺も、よくわからなくて」ヘマ「そ
「さぁ、大枠は決まった。調印するモノが必要なら寄越せ。今すぐ押してやる」 イーサは言いたい事だけ言うと、机を挟んだ向こう側に座るジェロームに対し、掌を子供のように開いて差し出した。まるで、「ほらほらほらほら!」とでも言うように、ズイズイと手
これは、一体どんな状況だ。「では、クリプラントは国を開くという事でいいんだな?」「ああ、構わない」「良かった。これで開戦をせずに済みそうだな。なぁ、ハルヒコ」「……あ、あぁ」 ジェロームとイーサの対談は、静かなコーヒーの香りの立ち込める店
もなかさんはじめまして!もなかさん^^Pixivで【まろやか毎日】を見た後、こうしてサイトの方まで足を運んでくださって本当にありがとうございます!投稿サイトさんの方で作品を読んで頂いた後に、個人サイトまで来て頂ける事ってあんまりないので本当
番外編20:ヒスイVSサンゴ(ヒスイ×ヘマ←サンゴ+サンゴパーティ)
----VSサンゴ戦(初戦)ヒスイ「……」ジッサンゴ「……」ジッヘマ「待ってー!イシくーん!」テテテヒスイ「ヘマ、お前は手ぇ出すなよ」ヘマ「怪我したら回復するよ!すぐね!」ヒスイ「こんな雑魚に怪我なんかしねぇよ」サンゴ「…どういうつもりだ、
「愛しているからこそ、自分の思い通りにしたいというのは……なかなか当たり前の事を言うのだなぁ」 ジェロームではない声が、またしてもシンとする授業参観中の教室……いや店内に響いた。もちろんこんな場面で、安穏と口を挟める鋼の精神力を持つ者と言え
イーサが来てから、状況は一変した。「改めて礼を言わせてくれ。俺の傷を治してくれてありがとう。クリプラントの王よ」 そう、イーサに深々と頭を下げるのは、先程まで死の淵を彷徨っていたジェロームだ。 ハルヒコの銃弾により付けられたジェロームの傷
inいつもの公園ゴウキ(もう今年受験生かー。あー、これから塾のコマ数増やされて、春休みも夏休みも冬休みも塾の講習参加させられんだろうなー。クソダリィィ)タタタ!あられ「ゴウキーー!」ゴウキ「あられ…」あられ「ゴウキ、遅くなってごめんね!」ゴ
番外編25:初代様一家の子育てビックリ記録(初代×犬+せがれ)
※会話文のみ注意!初代と犬に子供が居ます!ーーー子育て中(早朝)ガサ、ガサ、ゴソ……犬「う、ぅ(ご子息様…もう、起きられたのか」ムク…初代「ぁー、うっせぇ」せがれ「む、む。ぺちゃ、ぺちゃ」犬「っ!」ばっ!せがれ「む、む」犬「ぁ、え?」初代「
-----------【イーサ】もう待つのは飽きた。俺はシオリとお前と共に在りたい。だから、来たぞ!-----------「あぁぁぁっ!よがっだぁぁぁっ!」 上白垣栞は一人の部屋でコントローラーを手に咽び泣いていた。これはオタク的な比喩表現
クリプラントの国境線、外の内の狭間の街。ゲットーの関所の番兵を前に俺は言い放った。「俺はイーサだ。クリプラントの国王。今から俺はリーガラントへの交渉へと向かう。秘密裏ではあるが正式な会談である。全て、記録に残せ」「は?」 俺を見て明らかに
〇「え、ええ?何で転移ゲートにあんなに兵が集まっている?」 俺が満を持して王宮広場の脇にある転移ゲートへと向かうと、そこには大量の兵士達が集まっていた。よく見れば、そこにはマティックやカナニの姿までもがある。何やら非常に
そうと決まれば話は早い。 俺は弾かれたように扉の前から動き出すと、奥にある衣装室へと向かった。そして、目の前に現れたズラリと並ぶ煌びやかな衣装を前に思わず眉をしかめる。 こんな派手で動きにくそうな服など着てしまったら、外に出た瞬間にすぐに
-----居候中犬が週刊誌をほくそ笑んで読んでるよ!パラ、パラパラ犬(ふ、ふふ。陽キャのパリピが皆してスッパ抜かれてる。絶対この後まともな結婚生活送れないだろうな。いや、それどころか日の当たる場所を歩けないかも…きっと後ろ指を差される、日陰
【次の短編はどうしようかなぁ?】の続き朝イチの公園逢瀬大豆「茂木くーーん!」タタタ茂木「おはようございます、大豆先輩」大豆「はぁっはぁっ。おっ、おはよう!茂木君!」茂木「(目の下にクマが…)大豆先輩、どうされました?」大豆「あっ、あのね!現
-----旅の途中宿主「一泊で二部屋かい?」犬「あ、」チラ初代「(こくん)」犬「いえ、一部屋でお願いします」宿主「ふーん、じゃコレ鍵ね。あと、うちは温泉が裏に湧いてるから、部屋にシャワーはついてないよ。アンタ達、温泉わかる?」犬「温泉……は
大豆「うーん、次のBLの舞台はどうしようかなぁ」茂木「舞台?」大豆「ファンタジーか現代か。どっちにしようかなって迷ってて」茂木「あぁ。確か前回は……石化された勇者の話でしたね。(あぁっ!あの時ヤった石化プレイも)最高に良かったですよ?」大豆
※注意)犬と初代に子供が居ます!犬「ご子息様、この豆を投げてください」せがれ「んっ」ぽい犬「はい、お上手です」ぱちぱちスタスタ初代「おい、何やってんだ」犬「あ、初代様」初代「床に何を撒いてる」犬「あ、あっ、すみません!すぐに片付けます」いそ
サトシに会いたい。『イーサ、おいで!俺がたくさん可愛がってやるよ! 会いたくて会いたくて仕方がない。会って今すぐ抱き締めたい。 それなのに――!『ダメです』『ええ、ダメですね。何を言ってるんですか。まったく』『お兄様?どこの国に、使者と一
『……キン?』 見慣れない天井。開け慣れない襖。傾斜の急な階段。ギシギシとうるさい家。静かで広い“セカイノハザマ”みたいな座敷。その外と内を分かつ縁側に立って居る俺。そんな俺を見て大きく手を振ってくる、山吹 金弥。『えっ?え、キン?なんで?
--------------------- パチリ。『っ!』 目が覚めた。 同時に視界に映り込んできたのは、見慣れない古い木造の天井だった。いつも見ている自分の部屋の天井と違って、木目がハッキリ浮かび上がる天井板。色は大分くすんでいる。古い
---旅の途中(夜の酒場)ワイワイ!ヒスイ(ヘマの奴、いっつも街に寄ると女に話しかけられるよな…俺なんて二三言喋ったら、絶対にキレてどっか行かれんのに)酒場娘「ヘマちゃんと話すのすごーく楽しかった!こんなに自分の事話せたの初めてよ!ありがと
番外編17:ヘマ、イーディー屋さんになる!(ヒスイ×ヘマ/初代×犬)
-----魔王城居候中ヘマ「ヨーサンサプリー!」パァッ!犬「っふぅ…大賢者様、ありがとうございます」ぺこヘマ「(ヘマなのに…)いいよ!どういたしまして!」犬「…」ヘマ「…」ジッ犬(な、なんか…見ら、れてる。なんだろ。何か、喋ったほうが…いい
----旅の途中ヘマ「あっ…イシ君、もう石になっちゃった」ヒスイ(ヘマ、夜になったらまた喋れるから我慢しろ)ヘマ「いしくん」うとヒスイ(ヘマ、お前夜通し歩きっぱなしだったんだから寝ろ)ヘマ「いしくん、オレがねたら、ひまだよね?」うとヒスイ(
番外編15:性懲りもなく、お喋りは続くよ!!(ヒスイ×ヘマ/初代×犬)
-----魔王城、居候中タタタタ!ヘマ「魔王様!一緒に本を探してよー!たくさんあり過ぎてわかんないよー!」初代「うるせーー!おいっ!雑魚!コイツを何とかしろ!うるせぇんだよ!」ヒスイ「あ゛ぁ!?誰が雑魚だ!」犬「あ、あ…」オロ初代「テメェ以
注意!二人に子供が居ます!犬「ご子息様、この豆を投げてください」せがれ「んっ」ぽい犬「はい、お上手です」ぱちぱちスタスタ初代「おい、何やってんだ」犬「あ、初代様」初代「床に何を撒いてる」犬「あ、あっ、すみません!すぐに片付けます」いそいそせ
--------だってさぁ。サトシがせーゆう目指すなら、オレも一緒に目指してたほうがさぁー。ずっとサトシと一緒に居られるじゃん?「っ!」 一瞬、金弥の声が聞こえた気がした。一緒に声優を目指そうと決めた、あの日の金弥の台詞を、声変わり後の低い
「……誰か、俺の声を聴いてくれよ」 ずっと、俺もそう思っていた。 今にも泣き出しそうなその声は、まさに“俺の声”だった。そして、それはずっと俺が腹の底に抱えてきた強い願いでもあった。「この人間は危険だ。ジェロームと同じ声?笑わせるな、こんな
ハルヒコ・イチマダは、ジェローム・ボルカーを深く愛していた。「あぁ、ジェローム。可愛い可愛い俺のジェローム」 それは、最初はただの“洗脳”に過ぎなかった。『いいか。ハルヒコ、お前はこれから一生かけてジェローム様にお仕えするんだ』『はい、お
これは、一体どういう状況だ。「へ?」 場にそぐわない、上がり調子の裏返った声が俺の耳を突いた。 まったく、一体誰だ。こんな間の抜けた音を出す奴は。時と場合を考えろ。 え?俺?違う。俺の声はもっと格好良かった筈だ。うん、きっとコレはジェロー
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こんにちは、はいじです。【ランキング1位の小説家に推されている!】最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。正直なところ……このお話を載せていいのか、すごく迷いました。ええ、今めちゃくちゃ緊張してます。ど、どうでした?(おずおず...
年末の気配が色濃くなってきた十二月。 「京明祭」が終わって、一か月が経った。 今日も今日とて、この俺——宮沢直樹は、月曜倶楽部の部室にいた。 エアコンなんていう文明の利器のないこの部屋は、まさに「極寒」という言葉がふさわしい。「……さむ」 ...
文学と伝統の名門【京明大学】。 それは、明治初期に創設された、日本でも有数の私立文系名門校だ。そこでは、創立からこれまで、数多くの文化人を輩出し、日本の文学史を次世代へと繋いできた。 そんな【京明大学】では、毎年十一月になると学生たちにとっ...
————あーーーーー……。俺、最低。マジで、死んだ方がいい。いや、死んだ方が……っていうか、俺が知的生命体だなんて、そもそも壮大な勘違いだった。ただの、蝿です。ゴミです。誰か、俺を叩き潰して……。俺は、なんで……あんな、バカなことを。あ……...
「あ、れ?」 やっぱり【那須与一】は、あの日から一ページも更新されていなかった。 三日間、余生先生が更新しないなんて、本当にありえない。 俺は、慌てて横になっていた体を起こし、普段はあまり見ないようにしている作品のコメント欄へ飛んだ。 案の...
十月下旬。 気が付けば、京明祭まであと二週間を切っていた。「部誌、あと三ページ足りないんだけど!誰か手が空いてる人いない!?」「え、まだ入稿してないの!?マジで終わるぞ!」「うっそ、打ち上げの会場まだ押さえてないの!?早くしなさいよ、どこも...
視界の端、ふと映ったスマホの画面。「……あ」 そこに映っていたのは、【ノキ】という名の小説投稿アカウント。しかも、ログイン中の管理ページだった。 この画面に入れるのは、もちろん。「余生先生?」 心配そうに覗き込んでくる直樹の顔は、先ほどとな...
「続き、書かないと」 そう、頭を切り替えようとした矢先。ふと畳の一角が目に入った。「あ」 そこには、直樹が初めて来た日に垂らした鼻血の跡が、今も薄く残っていた。拭いても消えないその染みに、胸の奥がわずかにざわつく。「……クソ、またかよ」 視...
夜中の三時。 キーボードを打つ手を止めて、俺は小さく息を吐いた。——集中できない。 普段なら、この時間はゾーンに入ってて、時計なんて見る余裕もないはずだ。それなのに今日は、いったい何度、パソコンの隅に表示された時刻を確認しただろう。 ふすま...
「批判コメントについてどう思うか?どうも思うわけないだろ」「へ?」 余生先生の部屋に着いてすぐ尋ねた俺に、彼はあまりにもあっさりと答えた。 聞くべきか迷って、ずっとウダウダしていた俺に対し、結局先生のほうから「言いたいことあるんだろ」と詰め...
14歳時代in街シモン「師匠、今日はなんで街に来たの?修行は?」キトリス「シモン、毎日修行を頑張ってるからな。今日は皆には内緒でご褒美をやろう」シモン「いいの!?」ぱぁキトリス「あぁ、だから好きなモノを…」町娘A「うわ…、スラムのシモンよ」...
※タイトルだけ異様に格好良い話旅の途中in宿屋初代「はー、やっと宿に着いた。マジで疲れたわ」犬「初代様、俺が受付をしてきます」初代「おう、急げよ」犬「はい!」犬はすててっと宿屋の受付に小走りしたよ!犬「あの、部屋は空いてますか?」宿屋の婦人...
≪番外編2:長男と次男≫の後。※全て会話文ですinラティの部屋ラティ「フルスタ、今日の晩餐会はどうだった?気になる人はいた?」フルスタ「いや、特には。いつも通りのメンツが集まったって感じだったかな」ケイン「ああ、カルヴァン大臣も特に変わった...
≪小話1:ありがとうの示し方≫——旅の途中セイフ「テ、テルは……」おずテル「ん?」セイフ「よく『ありがとう』って……言う」テル「え、そう?」セイフ「……」コクリテル「そっか。あんまり自覚はなかったけど、セイフが言うならそうなんだろうな」セイ...
≪本編後≫in都会の街サンゴ「あー、買い出しとかダリィ」サンゴ、母親に頼まれて街まで買い物に来たみたい!サンゴ「さっさと買って帰るか……うおっ!」どてっ!サンゴが道端ですっ転んだよ!通行人「……」すたすた通行人「……」すたすたサンゴ(クソッ...
ドラゴンと同じくらい怖い(セイフ×テル)旅の途中セイフ「……兜、壊れた」テル「まぁ、あんだけモンスターからぶっ叩かれりゃな。俺はあの攻撃でお前が無傷なのがビックリだわ。防御力高すぎだろ」セイフ「……でも兜は」テル「仕方ない。この街の鍛冶屋で...
設定とか深く考えないで!クロスオーバー!【レベル30の俺】のヤコブが、【初代様】のせがれと出会ったら……ヤコブ「おまえ、ちっちゃいからおれのでしな!あっちいこ!」大家族育ち発揮!せがれ「…う、うん」一人っ子遺伝子発揮!ヤコブ「えい!えい!ほ...
空君、初めての女モノの下着!(光×空+ギャル2人)※会話文のみ————空と光がギャル2人に連れられて下着屋さんに来たよ!ギャルA「ねぇ空、これどう思うー?めっちゃ可愛くなーい?」ギャルAが派手な下着を持って来た!空「えっ、待って……なんで俺...
そうだ!今日はこの二人がいるんだった! ベッドの脇から聞こえてきた二人の女子の声に、俺は慌てて光の体を押しのけて飛び起きようとした。しかし、無情にも光君の体は俺の力ではビクともしなかった。「空、空……っはぁ、空。お前の唇は甘くて熱い。まるで...
◇◆◇「……空よ、どうだ?気持ち良いか?」「ンンっ、あぅ……あっ、ッひも、ちいっ」 最高に気持ち良いですッ!! 俺は制服を全部脱がされ、光君ちのベッドの上で恥ずかしいくらいしっかりと足を開かされていた。お尻の中で、光君の熱い指先が容赦なくナ...
In会社 カタカタカタ タロー(……月曜日から残業とか死ぬ。なんでエラーは退勤間際に起こるのか)ぐったり 飯島(おーっと、宮森さんが週始めからさっそく起こったエラーで顔が死んでるなー。ちょっと声かけとくかー)チラ すたすた 飯島「宮森さん、
【前書き】 【北極百貨店のコンシェルジュさん】という作品がとても好きでずっと書きたかったコンシェルジュパロ。犬がコンシェルジュ。初代様がVIBのお客様という設定。 ノリとテンションで読んでください◎ では、どうぞ! -------- 俺は
番外編27:施術室にて の後日談お喋り タロー(また、同じ失敗をしてしまった……前日に処理してもダメなら、もうオプションの麻酔クリームを使って感覚を麻痺させるしかない!そしたらアオイさんにも迷惑をかけずに済むし!お店の売上にも貢献できる!)
【前書き】 こちらは、R18の修行の一環で書いたR18番外編になります。 5000文字縛りR18特訓② (6000文字になったけど……) アオイ×タロー/手コキ・手マン・本番無 本編の少し後くらい。 アオイ、もう完全にタローにハマりまくって
コイシ 5歳/ヘマ 年齢なんて関係ない コイシ、お布団の中 コイシ「…っ、っひく、ひく」 ヘマ「コイシ君、どうしたの?なんで泣いてるの?」ぽんぽん コイシ「…!」ばっ! ヘマ「イシ君が村に戻っててお城に居ないから寂しい?」 コイシ「…」ふる
ヒスイとコイシ コイシ4歳/ヒスイ34歳 コイシ「おとうさん」くい ヒスイ「どうした?」 コイシ「ち、ちょうだい」 ヒスイ「……何だって?」 コイシ「おとうさんの、ち」 ヒスイ「血って…な、なんで?」 コイシ「ぼくの、からだにいれる」 ヒス
【前書き】 こちらは、R18の修行の一環で書いたR18番外編になります。 5000文字縛りR18特訓① セイフ×テル/発情・フェラ・兜合わせ セイフ×テルらしく終始仲良しな感じなので、頭を空っぽにして読んで頂けると幸いです。 では、どうぞ!
ゆきさん いつもお話を楽しんで頂きありがとうございます◎ 先日、Amazonの方からもご支援頂き(´;ω;`) 本当に嬉しかったですっ!! あの、そしてきちんと届いております!ご安心ください! そして、私はAmazonの方からご支援いただい
コイシはずっと見てる (ヒスイ一家・初代一家) コイシ5歳/ヒスイ35歳(肉体年齢)/ヘマ(年齢など瑣末な事) in魔王城 魔王城に「わるい勇者」がやってきた!魔王ヒスイが打って出るよ! 勇者「コイツ、強ぇっ!ここは一旦引くぞ!」 ヒスイ「
茂木宅 カタカタカタカタ 茂木(大豆先輩、新作を書いているって言っていたが今日はいつになく集中している……楽しみだ) 大豆「……よし、できた」 茂木「っ!出来たんですか?お疲れ様です!俺、投稿しましょうか」 茂木、早く読みた過ぎて、物凄い前
シモン17歳/キトリス26歳 in教会(夜) キトリス「……うぅん」 ヤコブ「あぁ~~!ぁう!」ゴス キトリス「ぐふっ」 ♢♢♢ 魔王『……』 キトリス『魔王!覚悟しろよ!今日がお前の命日だ!(あれ?なんかコレ俺のが悪役みたいじゃね?)』
シモン17歳/キトリス26歳 キトリスが国を追われる少し前 ヤコブ「ししょーー!腹減ったーー!ごーはーん!」だきっ! キトリス「あいあい。もうすぐ昼飯だから、待ってろー」にこ シモン「…ヤコブ。いちいち師匠に抱き着いて。いつまで甘えたなんだ
いち、に、さん。これ、なあに。 (初代様×犬+せがれ) せがれ「いち、に。め、にこ」 犬「そうです。目は2個です」ぱちぱち 犬は笑顔で拍手したよ! せがれ「いち、に。みみ、にこ」 犬「はい、その通りです!耳は2個ですね!ご子息様、すごいです
本編後 in小屋の近くの川 イアン「…」 くつした「いあんー、いあんー。まだー?」 イアン「まだ……って、来て10分も経ってねぇし」 くつした「いあんー。くつした、遊びたいー」 イアン「森の奥なら狼になってもいいから。遊んで来ていいぞ」 く
in金平亭の裏手 マスター「それで、最近は店長からさ…」 〜♪ 寛木君のスマホが鳴ったよ! 仕事かな? マスター「優雅君、スマホ鳴ってるけど」 寛木「あぁ、大丈夫。後で連絡確認するから。で?店長がどうしたって?」 マスター「……」じっ 寛木
貧乏プレイヤーの金策!(セイフ×テル) ソロプレイヤー時 テル「釣れねぇなぁ。始めてどのくらい経った……って、まだ15分も経ってねぇし!」げっそり テル、一人でくたびれた釣り竿を使って川釣りをしているよ! テル「……ゲーム内の釣りシステム。
----おい、犬。なんでもかんでもせがれの言いなりになってんじゃねぇよ。ダメな事はしっかり言って聞かせろ。このままじゃ碌な大人にならねぇぞ。 犬「…って、初代様に言われたけど」 せがれ「らん、らん、らーーん」ぶんぶん! せがれは持ってたぬい
この世界にはレベル100の魔王と勇者がいる!! ※このお話は【初代様には仲間が居ない!】という作品の攻め「初代様」と【この世界には~】の「シモン」の比較対比お喋りとなっております。 初代様の血を色濃く引いた子孫が「シモン」なのですが、「初代
--------また明日、一人でお店に来てください。 あられ(うー、ドキドキする。一人ですばーばっくすなんて……捕まらなきゃいいけど)おずおず あられは不儀さんの言う通り、一人でスタバに来たよ! でも、勇気が出なくて店の前でウロウロしてる!
テル「セイフっ!俺が空中の敵を倒すまで、敵を引きつけておいてくれっ!」 セイフ「ん」こくん テル「しっ、上の3体を倒したら次はーーっ!」 セイフ「ぐっ、けほっ!けほっ!」 テルが上空の敵を倒した瞬間、セイフが敵の妙な飛沫を全身に浴びてしまっ