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SANETAKAの日記 https://sanetaka.hatenablog.com/

紫微斗数鑑定をしながらヲシテ文献の研究や、自然の法則について独自に学んでいます。長年教育の仕事に携わる中で、人生や人の命の根本的な仕組みを知りたいと思うようになり探し求めて今に至ります。必要な方に真っ直ぐ届きますように。。。

SANETAKA
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2022/09/14

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  • 合格・不合格を種にする

    3月も終わりに近づき、4月に入れば入学・入社シーズン。以上の節目に携わっている方たちは忙しい日々を送られていると思います。皆様はこの季節はお好きですか?寒さはやわらぎ、桜が舞い、緑も映えるこの季節。天候と同じように気分も絶好調といけばいいのですが、私は昔からこの季節が少し苦手です。今となっては極端に落ち込むことはありませんが、特に学生や勤め人の時は春になれば少し気分が沈みがちになるという傾向がありました。出会いの季節ではあるけれど、環境がガラッと変わりますし、しかも強制的に変えられる(新学期だから突然、クラスや学校、職場、所属を変わらないといけない)ため、もう少し引きずりたいこちらの気持ちは全…

  • 和歌の話⑦ ~平家物語 6~

    和歌の師匠である藤原俊成と、弟子の平忠度の別れの場面の次を再掲します。其後世静まって、『千載集』を撰ぜられけるに、忠度のありし有様、言ひおきし言の葉、今さら思ひ出でて哀れなりければ、彼巻物のうちに、さりぬべき歌いくらもありけれども、勅勘の人なれば、名字をばあらはされず、「故郷の花」といふ題にて、よまれたりける歌一首ぞ、「読人知らず」と入れられける。さざなみや志賀の都はあれにしをむかしながらの山ざくらかなその身、朝敵となりにし上は、子細に及ばずといひながら、うらめしかりしことどもなり。その後、世の中が静まった時に藤原俊成が『千載和歌集』に入れる和歌を選んでいた時に、あの時の忠度の様子、また言い残…

  • 和歌の話⑥ ~「平家物語」5~

    薩摩守忠度は、いづくよりや帰られたりけん、侍五騎、 童一人、わが身共に七騎取って返し、五条三位俊成卿の宿所におはして見給へば、門戸を閉ぢて開かず。「忠度」 と名のり給へば、「落人帰りきたり」とて、その内さわぎあへり。薩摩守、馬よりおり、みづから高らかに宣ひけるは、「別の子細候はず。三位殿に申すべき事あって、忠度が帰り参って候ふ。 門を開かれずとも、この際まで立寄らせ給へ。」と宣ヘば、俊成卿、「さる事あるらん。其人ならば苦しかるまじ。いれ申せ」とて、門をあけて対面あり。事の体何となうあはれなり。薩摩守宣ひけるは「年ごろ申し承って後、おろかならぬ御事に思ひ参らせ候へども、この二三年は京都のさわぎ、…

  • ≪重要≫紫微斗数講座を受講して下さっている方へ

    初めて講座を受けて頂いている方、リピータの方共々、受講くださりありがとうございます。学習は順調に進んでいるでしょうか。慣れない世界だと思いますので、最初はどうぞどっぷりと世界に浸かって頂ければ幸いです。日常生活において何となく「紫微斗数のことが気になる」「紫微斗数に触れていたいな」という思いになれば、勉強にハマって下さっている証だと思います。理解の早い遅いは気にせずに、どうぞそのままお続けください。日常生活において何か、心の変化が出てきたり、同じ出来事が起こってきても捉え方が変わってくると思います。皆様がよりよく理解して頂けるために、今後ブログにおいても発信していきたいと思いますので時々こちら…

  • 和歌の話⑤ ~「平家物語」4~

    もう一つ、平家物語の中から和歌に纏わる話を書きます。おそらく多くの方が、古典の授業は①睡眠時間だった②本文と黒板はノートに写していたが、一体何が何だかわからない③理解はできないが、とりあえずは授業を聞いていたという場合が多いと思います。このように書いている私はほとんど①した。まだノートを写すぐらいならましなものをそんなことも諦めて、殆ど夢うつつの時間で意識がなかったように思います。大人になり、古典を学び教える立場になった時に、古典とは歴史であり、先祖が生きてきた道なんだということに気づき、高校の時にもっと学んでおけばよかったと後悔した記憶があります。以下の箇所は高校の古文の教科書に載っているこ…

  • ≪重要≫ 紫微斗数の勉強の仕方②

    前回のブログでは紫微斗数の勉強の仕方の手順を書きました。また自身の習得した内容についてノートを作ることの重要性について書きました。私の講座で学んで頂いている方は、是非この二つの記事を保存しておいて頂けると幸いです。本日は、続きを書いていきます。④ノートを作って自身の頭を整理して頂いたら、次は実践となります。実践と言っても突然鑑定をするというわけではなく、たくさんの命盤を読み込んでいくという作業です。まずその初歩としてして頂くことは、自身の命盤と向き合うということです。ロジックや物の見方がある程度身について頂いたときに、自身の命盤を改めて看ると、最初には分からなかったことや、新しい発見があります…

  • 和歌の話④ ~「平家物語」3~

    前回の続きです。①平家一門の敗北ももう決まっているのだから、無駄な殺生をこれ以上すると罪を作ることになるからやめるようにと新中納言が能登殿を諫める場面。②そんな名前のない者ばかりを斬って、無駄な罪を作るな。義経(敵のトップ)を討ち取れ!と新中納言が能登殿を鼓舞する場面。私が習ったときの解釈は①でした。 もう敗北が決まり、自分たちの命も果てるようといているときに、これ以上罪は作らないでおこうと声をかけた情けが私の胸を打ちました。既に負けが決まっている今、最期ぐらいは「人としての道を守ろう」という想いも読み取れます。それを聞いた能登殿は、その事実を受け入れるべきだと分かっているが、しかし自身の武士…

  • ≪重要≫ 紫微斗数の勉強の仕方①

    紫微斗数教室で学んで頂く際の効果的な勉強の仕方を書いていきたいと思います。ノートに関しては、どのようなものか分かるように、生徒様から頂いた写真を添付しておきました。紫微斗数を学ぶのに何か特別な力や才能は必要ありません。学校の勉強の出来不出来、学歴云々も不問ですし、むしろゼロから聞いて頂く方が良いと私は考えています。子どもが言葉を覚えて会話を成立させていく手順と同じですので以下を参考にしてください。 ①新しい世界に飛び込む際にはまず、何よりも継続が大切ですので、何度も何度も録画を見て、学びの世界に浸ることから初めてください。ずっと私の声を聴いて頂くのは恐縮ですが、講座で話す際には耳障りにならない…

  • 和歌の話③ ~「平家物語」2~

    前回の続きです。平家一門の敗北が決まって、最期の時を悟った能登殿が次々と源氏の侍を殺していく場面です。新中納言(清盛の息子で知盛)が使者を使って能登殿(清盛の弟の子どもで教経)に「能登殿、いたう罪な作り給ひそ。さりとてよき敵か。」と声をかけます。「な~そ」と出てきたら禁止の訳を当てますので「たいそう罪をお作りになるな」。「さりとて」というのは、直訳すると「そうだからといって」になりますから、ここでは「そこまで太刀を振り回して人を斬ったところで、相手はあなたにふさわしい立派な敵なのか」にしておきましょう。それを聞いた能登殿は「さては大将軍に組めごさんなれ。」と心得て、つまり「それでは、大将軍(義…

  • 和歌の話② ~「平家物語」1~

    前回の和歌の話についてのブログは、古今伝授の里についてでした。引き続き紫微斗数の話と絡めつつ、文学や和歌の話を少し書きます。人間は生まれてから高校生ぐらいの時までに読んだ文章や聴いた音楽、または大人が発する一言一言が、以降の人生に大きな影響を与えるように私は思います。大人よりも、非常に瑞々しい感性でスポンジの如く吸収しますから、良いものも悪いものも心に深く入りやすいのでしょう。子どもさんや、若い方は1日の中に少しでも、SNSや、流れっぱなしの情報から身を遠ざけて、できるだけ美しい音楽や文章に触れる時間を作って頂ければと思います。現代は映像文化が発達しており、lineなどでメッセージも早く伝わる…

  • 鑑定士の紹介④

    私の開催している紫微斗数教室【川越塾】で学んで頂き、現在活動されている鑑定士の紹介を私からさせて頂きます。本日四人目は、里中美恵子先生の紹介です。≪ 里中美恵子先生の紹介 ≫ 里中美恵子先生と私の共通点は、同じ大阪生まれということで、最初鑑定させて頂いたときも、関西弁が懐かしく、嬉しく思いました。 紫微斗数を学べば学ぶほど人は見かけによらずだということが分かります。自分の性格と一口に言っても、人前では明るく振舞っているが、内心は悩み深かったり、また相手が変われば対応の仕方も違います。例えば友人とのコミュニケーションは苦手でも、自分の子どもとのコミュニケーションは上手にできる。また、親と話そうと…

  • 鑑定士の紹介③

    私の開催している紫微斗数教室【川越塾】で学んで頂き、現在活動されている鑑定士の紹介を、私の言葉でさせて頂きます。本日三人目は、伊藤八重先生の紹介です。≪ 伊藤八重先生の紹介 ≫ 伊藤八重先生は、長年施術のお仕事をされており、数年前に紫微斗数鑑定を受けて下さったことから縁を頂戴しました。施術家なので、人間の身体のことに興味があるのはもちろんのことですが、お話を伺っていると、人としての生き方や心の持ち方、命の仕組みなどにも強い興味がおありな様子でしたので、本格的に講座で学んで頂く運びとなり良かったと私も思います。 伊藤先生の一番の良いところは、人のことを放っておけない性格だと私はこの数年お付き合い…

  • 和歌の話① ~古今伝授の里やまと~

    師が『古今和歌集』の解釈や読み方を弟子に秘伝することを「古今伝授」と言います。岐阜県郡上市大和町は、まだ日本の原風景が残っている山里で、1221年の承久の乱の後、東氏(とうし)がこの土地を長く治めていました。東氏は初代胤行(たねゆき)を初め、代々和歌に優れていましたが、中でも9代目の常縁(つねより)が非常に名高い歌人であり、また「古今集」の研究者でもありました。連歌の師である宗祇に古今集の奥義を伝授したことでも知られ、「古今伝授の祖」と言われています。宗祇の後には三条西実隆(さねたか)へ、続いて公条(きんえだ)、実枝(さねき)、その次に公国(きんくに)。この公国がまだ幼少だったため一端、かの細…

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