反対咬合治療の選択肢
歯並びかみ合わせの問題は、まずは噛み合わせ改善が優先され、これは繰り返し述べていると思います。反対咬合の改善では、上の前歯の前方移動が主ですが、プレオルソでは上の前歯を前方、下の前歯を後方、そして下顎を後方に誘導することを同時に行えます。取り外せる装置なので、使用が良好であれば、数か月で治癒するのが普通です。途中装置調整が不要なので、お互いに楽です。ただし、使用不良だと当然ですが治癒しません。プレオルソは、使えそうかどうかを慎重にチェックしてスタートしますが、まれに予測に反して使用不良の患者さんがいます。そのような場合、昔から使用されてきたいわゆるクラシックな装置を選択します。上の歯並びに固定して前歯を前方に移動する装置で、慣れるまで数日はかかりますが、後は1か月間隔の調整で、数か月で治癒します。反対咬合治療の選択肢
2024/05/31 16:10