「シングルマザーは不幸なのか?」”シンママ=はぐれもの”と決めつけていた当人が40歳でシングルマザーになりました。 傍観者から当事者になった私の仕事、家族、恋愛、幸福などについての考察です。
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4年間に渡るうつ病を克服し、大阪で小顔矯正サロンのオーナー件講師をしています。
はじめまして。 あまたある魅力的なnote記事よりこのページに足をとどめて下さってありがとうございます。 せっかくのご縁なので、noteイイね!数が多い方にありがちな読んでないけど「素敵な投稿ですね!」ではなく、ちょっと目を通していただければ嬉しいです。私もまた、しっかりお読み返させていただきます。 と、冒頭から毒はこのへんにしますね…ごにょごにょ。 たかなしさえ、と申します。大阪生まれ大阪育ちのアラフォー。 小学校2年生の娘と暮らしながら大阪市内で小顔矯正エステサロンの代表および、小顔矯正を生業とされたい方に向けた講師業を営んでいます。 ”エステサロン代表”という肩書きな
一体何事? 最後尾から順番に目で追い、列の先頭の人物に目が釘付けになる。 高い背丈。ビビッドなヒップホップファッションからはすらりとしながらも鍛え上げられた肢体が覗き、 透き通る真っ白な肌。明るい髪色。綺麗に整えられたもみ上げがセクシー。切れ長の一重まぶたにふさわしい、美しい鼻筋。 (と、東方神起の、顔薄い方のそっくりやないかい!?) 放つオーラはまさに、韓流スターのそれ。マダムが心踊らせて長蛇の列を成すのにも合点がいった。 それが、人生初めてのストリートダンス。ヒップホップ講師、kyuuちゃんとの出会いだった。 ヒップホップにどハマりし、同時にkyuuちゃんにもどハマりし
さて、太っちょの足長おじさんに「サルレベル」と言われた20代の私のメンタリティについて。 もちろん、当時の私に実感はない。毎日必死に生きていた。生きていたのだが。 初めて異性とお付き合いしたのは17歳、高校三年生のとき。 そこから大学生になり、社会人になるまで4、5人の男性と恋仲にはなった。しかしこれが、続かない。 最も長く続いた方でも4ヶ月しか続いたことがない。 人間関係で困ったのは異性だけではない。女友達もまた、続かない。 出会う、仲良くなる。私はその女の子のことが好きだから、ガンガンと連絡を取る。好きに喋る、買い物やカラオケに出かける。相手も楽しそう。 それなのに、私
自分の人生が思うようにいかなくなったのはいつからだろう。 20歳の私は確かにキラキラとして、夢と希望に満ちていた。 大学を卒業したら、好きな仕事につき。いくつかの恋愛を経て 最後には素敵な王子様と巡り会い、30歳になるころには結婚、出産。 そんな、当たり前のストーリーを思い描いていたのに。 控えるどころか、一向に増え続けるアルコール摂取量に 心と体が追いつけなくなったとき、これまでギリギリのところで なんとか保たれて理性が破壊された。 うつ病を発症した日のことはよく覚えている。28歳のその朝、私を襲ったその症状は、 これまで幾度となく経験した飲み過ぎによる、ただの二日酔いなんか
埃とタバコと自分の身から出る体臭と。 据えた匂いの中、目を開くと光が差し込む。 ああ、また新しい朝が来てしまった。 1日が始まってしまった。 あんなに飲んで、考えることの全てを放棄して眠ったのに、また朝が来たということはまた飲み直さないといけないということ。 朝は最も嫌いだった。加速度的に現実から目を背けねばならない瞬間だから。 起き抜けはまず、ウォッカをビンのままストレートで半分ほど飲む。アルコール度数40度の透明な液体が喉を通っていくとき、鼻の穴は不格好に膨らみ目は充血、呼吸も乱れがちになる。喉は熱く、時には咳き込むことも。身体が悲鳴を上げているのがわかる。側から見るとあたか
「はい、たかなしさえ。いつものやつな。」 ロックグラスにはまあるく削られた氷。その中に泳ぐ、ルビー色した液体はネグローニ。私が一番好きなお酒だ。ここは北堀江の、公園を仰ぐ一等地に ロケーションするカフェダイニング。 「ジンとカンパリとチンザノロッソを全部1:1:1な。俺も好きなカクテル」 教えてくれたのは店長の大輝さん。 そのカフェの前を初めて通りがかったのは20歳の頃。彫刻の素材のような背の高い真っ白な壁に囲まれたガラス張りの店内には柔らかな光が降り注ぎ、 吹き抜けには素人の私から見てもきっと高いのだろうと想像が付く、難解な絵画。 テラス席にはお昼からシャンパンをサーブされるカップル
週に一度はパパがご飯を作る日だ。 仕事で遅くなった私のために、パパと娘が晩御飯を用意して待ってくれている。 玄関先まで漂うお味噌汁のいい匂い。 「ただいま」とドアを開けると「おかえり」と重なる2人の声。 「みーちゃんレストランへようこそ。本日のメインディッシュは山盛りの唐揚げです」 そう言って出迎えてくれる娘の可愛いこと。 もう、小学校2年生か。何もできない赤ちゃんだったのに、こんなにしっかりして。手足も伸びて。 3人で食卓を囲み、いただきますをして。大人はビール、子供は牛乳で乾杯。 ごく普通の、共働きによくある、幸せな家族のかたち。 ありふれた、その”家族のかたち”
成功者 羨望するより 大切は 続けることと 己に苦言 #今日の短歌 岡崎さえ
成功者 羨望するより 大切は 続けることと 己に苦言 #今日の短歌
まみさんのことは、ずっとずっとファンだった。 これまで経験した自分の姿を赤裸々にさらけ出す姿に大いに笑い、勇気付けられてきたし言葉選びのセンスが抜群に好きだった。 そして何より、文章から伝わってくる「お人柄の良さ」 顔に性格が出るように、文章にも性格は表われ出る。 きっと、気遣いできて可愛らしい心の人なんだろうな、と勝手に想像を膨らませていた。 仲良くなれるといいな。 ワクワクと胸を高鳴らせながらメッセージを送る。 さえ「まみさん、はじめまして!私岡崎ユウトの姉の「さえ」と申します。ユウトとまみさんが繋がってるって知る前からまみさんの大ファンで、初エッセイから最新作ま
電話(プルルルル) 弟「はいもしもし」 さえ「あー、もしもしユウト?お姉ちゃんやけど元気してる?あ、うん。私も元気なんかさ、twitter見てんけど作家の吉野まみさんがユウくんのリツイートしてるの見てさ。友達なん?」 弟「まみさんね。僕の連載読んでくれはってそれで向こうからコンタクトくれはったんよ。めっちゃ気さくでいい人よ。」 さえ「私さ・・・めーっちゃめちゃファンなんやけど!紹介とかして貰われへんかな?えと、まみさんと姉弟の話したりすることある?」 弟「僕ん家姉弟全員気が狂ってる、って話はしたかな」 さえ「それしてくれてるんやったらオールオッケー!私からtwitterでユ
9歳年下の弟がいる。 職業は文化人。専門ジャンルこそ言えないが、雑誌やオンラインで連載を持ち、難解かつセンスが問われる教育テレビ番組の演出なんかもこなしてしまう売れっ子だ。 ことの発端は、いち一般人の私が暇つぶしにtwitterチェックしていたところ もう何年も前から愛してやまない女流作家さんがなんと、弟の発言をリツイートしているのを発見したことに始まる。 「ちょっ!なッ、なんなんアイツ!あんな凄い人とも繋がってるなんてぇぇぇぇ!」 羨ましいが過ぎてワナワナと震える私。 そう、弟は文化人。同じ両親から生まれ、人生で繰り広げて来た奇行と迷惑の数なら私のほうがはるかに上回るのに、
「あ、そうだ、ピカに行こう」 仕事が早く終わった空き時間、気負わず足を運べるのがイマジネーション・ピカスペースだ。 恵美須町駅の階段を上がると目の前には通天閣。新世界商店街の終わり近くの、味があると言えなくもないボロボロの扉を開く。「よっ、べっぴんさん良く来たね」と出迎えてくれる店主は気仙沼はるきさん(38)。ペンネームの通り気仙沼市出身だ。痩せ型の長身で小顔、読書好きで話題の幅が広い。一時期は陶芸家を目指して携帯も持たず山籠りしていたこともある。 ピカはイベントスペースだ。お酒とアテを楽しむ通常営業の日もあれば、名の知れたミュージシャンのライブが行われる日もある。常連客の
「あのことが書きたい!」書きたい気持ちが胸の中にパッと咲いて、構想を練る。 「うまくまとめられるかな」浮かんだ文字をこれじゃない、あれでもないと選んで並べてゆく。どこかじれったいけれどドキドキとして「伝えたいことがある」、この高揚感は他のどの時とも違う類のもの。 半年間通った文章のスクールを昨日卒業した。 ルポ、エッセイなど課題を1200文字にまとめ、クラスの全員で読み合わせる。愛情いっぱいで手厳しい先生からたっぷりとアカの入った原稿を、OKが出るまで何度でも書き直す、という内容。一度手が離れたものを、構想から再構築して書き直す作業はたいへんに骨が折れるんだけど、初稿から見違えるよ
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