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2022/04/21

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  • 【第143話】 風と共に去りぬ ★第5章 完★

    前回の続き。。「クワーン」の部屋から聞こえてきた日本人男性の声。俺は何も言わずに黙ったままこの場を立ち去った。あぁ。。なんとも言えないこの気持ち。今思えば俺が入る時、アパート入り口のサボり守衛も苦虫を嚙み潰した様な複雑な表情をしていた気がする。「今はダメ

  • 【第142話】 サプライズ失敗

    前回の続き。。事件の日以降、連絡を取らなくなった俺と「クワーン」しかし俺は自分の気持ちを抑えられなくなりクワーンのアパートへのサプライズ電撃訪問を決行。きっとこれで以前の様な関係に戻れるはずだ!土曜日、15時頃にクワーンのアパートに到着。アパート入口の守衛

  • 【第141話】 サプライズ決行

    前回の続き。。’’敗北の3本線’’ を顔面に刻まれてから2週間が過ぎた。あの日以降、俺からは一度も「クワーン」に連絡をしていない。あの怒りっぷりからすると彼女が俺の住むコンドに乗り込んで来るのではないか?とも思ったがその超最悪の事態は間逃れている。でも流石に

  • 【第140話】 敗北の3本線

    前回の続き。。忘年会のあと「クワーン」の部屋で起きた事件。いや、事故と言った方がいいのだろうか。。20回以上の電話に出なかったことで浮気を疑われた俺の顔面にクワーンのツメがクリティカルヒット。あの有名なアディダス ’’勝利の3本線’’ ならぬ’’敗北の3本線’

  • 【第139話】 絶体絶命

    前回の続き。。包丁を突き付けられながら「クワーン」に怒鳴られる。「他の女と一緒だっただろ!」「やったのか?」「あ’’ぁっ?!」その状況にビビり倒し、一歩も動けない俺。。いや。。確かに先輩達とカラオケには行った。でもその場限りを楽しんだだけでそれ以外は何も

  • 【第138話】 鬼に包丁

    前回の続き。。会社メンバーで開催された忘年会の2次会へ出発。soi39の内側に向かってシーロー(軽四輪)で移動。ボォオオオオォ~~ッン!このシーローと言う日本には無い乗り物を使い皆で移動する時って結構テンションがあがる。トゥクトゥク同様、爆音仕様なのが良い感じ

  • 【第137話】 バンコク忘年会

    前回の続き。。2002年もあっと言う間に12月を迎えた。この時期になるとタイでも日本と同じ行事が発生。いくつもグループがあり、開催が3回、4回となる読者様も多いであろう。。ザ・忘年会。年度〆もあり仕事の忙しさがピークを迎えていたが今週の日曜日は全員で休めそうな雰

  • 【第136話】 尽くされていた

    前回の続き。。「クワーン」と初めて同伴した『クラブ愛』ここで突然知ったチーママからの情報は正直驚いた。クワーンは店に罰金を払っているそう。。クワーン自ら罰金を払ってまで俺と会うことを優先にカラオケ仕事を休んでいることを知ったからだ。しかも仕事を1日休むと1,

  • 【パタヤ 夜の最新情報】 Oct2022

    月イチ!PATTAYA 夜の最新情報 ※2022年10月更新 俺が実際に訪問したパタヤの夜の店情報をうっすいうっすいコメント付きでまとめています時間帯や曜日で全く違う状況になると思いますが次回訪タイ時に少し約立つ?かもしれません!!のついているエリアが前回よりの更新で

  • 【第135話】 同伴出勤

    前回の続き。。’’都合の良いオンナ’’ 「クワーン」いつでも俺の都合で会いたい時に会えるクワーンとは言え、一度だけ切にお願いされたことがある。それはクワーンの勤め先、タニヤ『クラブ愛』に「同伴出勤して欲しい」と言うことだ。同じクラブ愛で働く友達に見栄を張り

  • 【第134話】 相思相愛

    前回の続き。。時は流れ2002年11月頃。。。タニヤ嬢「クワーン」と出会って早4ヶ月が過ぎた。初めて彼女と出会った夜から何回会っただろう。しかし毎回会うのはクワーンのアパートのみ。これを最初から今まで貫き通している。クワーンが在籍するタニヤの『クラブ愛』やデート

  • 【第133話】 ノックアウツ

    前回の続き。。タニヤ嬢「クワーン」の身の上話を聞かせてもらう。カラオケ嬢の仕事上でのリアルな体験・感想は貴重で俺自身も気を付けようと思うような内容が多かった。日本人側から面白おかしく体験談を聞くことは多いが女性側からは詳しく聞いたことはほとんどなかった。

  • 【第132話】 過去のお客サン

    前回の続き。。初めて会って、初めて来た「クワーン」の部屋。時間が無いため即H~脱出。。とも思っていたのだが改めて考えても今からシャワーしてHとなった場合0時の帰宅時間に間に合わない、と言うか既に0時だ。しかし積極的に誘ってくれる彼女の気持ちも無下にするわけに

  • 【第131話】 クワーンの部屋

    前回の続き。。「クワーン」と『タワンデーン』からの帰り道。タクシーの中で激しい攻防戦を繰り広げていたが積極的なクワーンにかなり押し込まれている状況。ここまで俺に好意を持ってくれるのは嬉しいけど会ったばかりだからチト心配と言う部分もある。でも『クラブ愛』を

  • 【第130話】 タクシー内の攻防戦

    前回の続き。。タニヤ嬢「クワーン」と食事をした後のことだ。俺は「別々のタクシーで帰ろう」と提案したが彼女は納得がいかず「まだ一緒に居たい」と言う。。本来であればこんな嬉しいことは無い!しかし俺には残された時間が少ない。。「K美(嫁)」に今日中には帰ると伝

  • 【第129話】 オトコ心をくすぐるオンナ

    前回の続き。。タニヤ嬢「クワーン」と来た『タワンデーン』最高のエンターテイメント・ビアホールだ。初めての場所、美味しい料理、好きな音楽とショー、もちろんクラフトビールもクワーンも良い感じ。夕方までは顧客「Hさん」の対応で夜まで仕事かよ。。なんて思っていた

  • 【第128話】 魅力的な人

    前回の続き。。さっき会ったばかりのタニヤ嬢「クワーン」軽く飲むだけ。。と思っていたが、連れてきて貰った『タワンデーン』は大好きなクラブ風レストランでついつい地ビールを飲みすぎてしまう。またクワーンの勧め方も上手いんだ。店の雰囲気も最高。ここは ’’先輩方に

  • 【第127話】 タワンデーン

    前回の続き。。『クラブ愛』に在籍する「クワーン」と店外デート。ひょんなことから突然に決まったことなので俺の好みと言うか指名しがちな女のコではなく落ち着いたちょっと大人な感じのするタニヤ嬢。これはこれで新鮮。そんなクワーンに「軽く飲めるところに案内する」と

  • 【第126話】 スーパーガイド

    前回の続き。。「Hさん」のサプライズと言うかカッコよさ。新しいジャンルの店をサラッと紹介してくれしかもそこで初指名した「クワーン」と2人の時間をプレゼントしてくれたかたちだ。俺 「どうも、ありがとうございました」H 「今度はプライベートで一杯行きましょう」

  • 【第125話】 粋な計らい

    前回の続き。。『クラブ愛』メイン出入り口の前。チーママにここで待つように指示されたのだがこの少し後に現われた「Hさん」の状況や景色に色んな意味で驚きを隠せなかった。Hさん「お待たせしました」俺 「!?」なんとHさんと服を着替えたHさんのオキニと俺の指名

  • 【第124話】 クワーン(鹿)

    前回の続き。。顧客「Hさん」に紹介してもらった『クラブ愛』在籍する女のコの人数に圧倒されキョドりながらもひとりの女のコを指名すると、席に案内された。そしてチーママが俺達のテーブルに挨拶を兼ねさっき指名した女のコを自ら連れて来た。※チーママ。。以下、チマチ

  • 【第123話】 クラブ愛の圧迫面接

    前回の続き。。仕事上の顧客となる「Hさん」との食事会。話の流れからHさんの行きつけとなる場所で俺にとっては新しい店を紹介してくれると言う。先導するHさんに続いて賑やかな『タニヤ』を歩く。到着したのは少し路地を入ったところになる食事をした居酒屋から歩いて5分

  • 【第122話】 夜の情報交換

    2002年8月頃。。。バンコク・タニヤの老舗居酒屋『酒の店』の個室。取引先の駐在員3年目「Hさん」と食事会。俺が在籍する会社では俺が駐在メンバーの中では一番年下となることと、業務の担当内容からして通常ならばひとりだけで顧客と食事の機会が無い。俺達側が複数人のか

  • 【第121話】 盗まれた!!

    前回の続き。。俺の初3ピぃはトータル1時間半も経たない内に終了。期待が大きすぎて何とも言えない結果になったが一応達成したと言うことにして満足感を得る。2人分払ったから2回戦があるのだろうか?と一瞬思ったが何もなく2人はシャワーを済ませると直ぐに服を着るなど帰り

  • 【第120話】 男のロマン?

    前回の続き。。俺と「ポーン」がシャワーを終えメインルームに戻る。既に相方の「ゴイ」は服を脱いで綺麗にたたみ全〇の状態でベッドに座っていた。(ほほぉ、準備万端じゃんか)ポーン「エアコン寒っ 」ゴイ 「ごゆっくり 」入れ違いにシャワールームへ歩いて行く後ろ姿

  • 【第119話】 ラッキー モーテル

    前回の続き。。指定されたのはsoi 26の『ラッキー モーテル』このスクンビットsoi26は日本人も多く住むエリアで日本食レストランやラマ4世通りの抜け道となるため俺もクルマで何度も何度も通ったことがあるが今の今までこのホテルの存在には気付いていなかった。住宅街に配慮

  • 【第118話】 急展開で急旋回

    前回の続き。。ひょんなことで出会った「ゴイ」と「ポーン」この2人を彼女らの住むアパートに送り届けようとクルマを走らせていたのだが、もう到着ってところでとんでもないことを言い出した。ゴイ「ねぇ?今から私達とホテルに行かない?」俺 「!!??」一瞬車体がふら付

  • 【第117話】 ゴイ&ポーン

    前回の続き。。夜勤終わりのニューペッブリー通り。午前5時過ぎ。俺は突然クルマに乗り込んできた女のコ2人と『サイアムホテル』裏からの逃走に成功。しばらく走っていると前方のバス停にタクシーが停まってるのが見えた。俺 「じゃあ、あのバス停で良い?」 「タク

  • 【第116話】 緊張と緩和

    前回の続き。。『サイアムホテル』裏通り。午前4時45分。’’立〇んぼ’’ 検挙のため突然現れたパトカー。周辺は逃げる人とクルマで一気に大混雑となった。俺もクルマをUターンさせてこの場を離れようと道路が空くタイミングを見計らっていた時その場に居た全く知らない女の

  • 【第115話】 蜘蛛の子を散らす

    前回の続き。。夜勤明け『サイアムホテル』裏通り。午前4時半。「キャアアアァーーッ!」女のコの悲鳴と車列の向こうに現われたパトカー。もちろんここにパトカーが登場した理由は’’立ち〇ぼフリーランス’’ の取り締まり一斉検挙のため。ダダダダッ!!カツカツカツッッ

  • 【第114話】 夜勤の息抜き

    前回の続き。。通常は無い ’’夜勤シフト’’ で疲労が溜まる。そこで俺が編み出した気分転換方法!それは『サイアムホテル』裏を通って帰ること。でもそんな時間に一体何の息抜きがあると言うのか?だってそこを通るのは午前4時過ぎだぜ?肝心の『サイアムカフェ』だって閉

  • 【第113話】 刺激ゼロ

    タイは若いうちに行け!痛感物語  ~第5章~時は流れ2002年7月。。家族帯同のバンコク生活も1年が経過した。俺は相変わらず良いお父さんを演じている。日曜日はしっかり家族サービス。平日の朝は子供を保育園に行くためのミニバスに乗せきちんと笑顔で見送ってから仕事に向

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