『この人を見よ 芥川龍之介と聖書』 関口安義 著
友人が教えてくれた本『この人を見よ芥川龍之介と聖書』を図書館から借りてきました。目次をぱらぱら見ましたが、とても興味深いタイトルが並んでいました。「クリストの眼」から読み始めたい。著者の関口安義さんは、あとがきを読むと、プロテスタント教会のクリスチャンらしい。キリスト者からみた芥川龍之介と聖書。本の最初には、芥川龍之介の死の床枕元に置いてあった聖書の写真が。かなり読み込んでいるらしい古い文語訳の(𦾔新訳聖書)キリストを求め続けていた芥川龍之介はキリストに出会ったのかどうか。。。。。しかし最後は、自殺を選んでしまった。天才と言われている人の持つ狂気が垣間見られるような気がします。知的に、論理的に、知性だけでは信仰をもつことはできない。霊性が必要になってきます。中学の時に出会った芥川龍之介の文学の絵画的なもの...『この人を見よ芥川龍之介と聖書』関口安義著
2024/04/30 19:09