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2022/03/20

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  • 教会に行きたくない

    「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」(ヨハネによる福音書15章5節)信徒どうしのつながりに例えられることもあるこの聖句、よく読むと、イエスさまと私たち一人ひとりのつながりを言い表しているのだなと思います。牧師とのつながりでもなければ、親きょうだいとのつながりでもないですね。もちろん、教会の人たちを通して、イエスさまや神さまとのつながりを確認することも大切だと思います。「先週は来なかったけど、どうしたの?」ーこの一言を言われると、私の心は教会から離れます。1ヶ月行かないものなら、何を言われるかと思うと、本当にうんざりします。体調が悪かったので家で休んでいました、...教会に行きたくない

  • ショックだったこと

    「世があなたがたを憎むなら、あなたがたを憎む前にわたしを憎んでいたことを覚えなさい。あなたがたが世に属していたなら、世はあなたがたを身内として愛したはずである。だが、あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。だから、世はあなたがたを憎むのである。」(ヨハネによる福音書15章18-19節)教会学校とキリスト教主義学校のギャップに驚きました。子どもの頃は、友だちに会うために教会へ行っていました。小学校とは違う友だちに会えるので楽しかったです。年齢や性別、また国籍の違う友だちと遊ぶことを楽しんでいました。教会学校には、同じ小学校の子も、そうでない子もいました。そんなに大きな教会ではありませんでしたが、20~30人くらいの子どもたちが集まっていたと記憶しています。キリスト教が好きだったから、教...ショックだったこと

  • イエスと共にいる意味

    「六日ののち、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。」(マルコによる福音書9章2-3節)イエスさまは弟子を伴って旅をしていました。その中でも、十字架へ続く道を行く直前に、一緒に山に登った3人の弟子たちが、この日の説教の主題でした。イエスさまは、ペトロ、ヤコブ、ヨハネの3人だけを連れて、高い山に登ります。そこで3人は、「イエスの姿が彼らの目の前で変わる」という出来事を目撃します。この出来事を目撃した3人は、小屋を作って、自分たちだけでイエスと共に山上に留まろうとします。この体験を自分たちのものだけにしようと考えたのです。しかし、イエスさまが望んだのは、山を下りて、人々の生活の場に戻...イエスと共にいる意味

  • 徴税人ザアカイを通して考える

    「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」(ルカによる福音書19章9-10節)徴税人とは、税金を取り立てる役人のことです。人々から嫌われる仕事をしていたザアカイを救ったイエスさまの話が今日の説教のテーマでした。牧師は、徴税人としてのザアカイよりも、人間としてのザアカイに焦点を当てていました。「徴税人の頭で、金持ちであった。」(ルカ19:2)とあるように、ザアカイは人々から集めたお金で裕福な暮らしをしていることから、人々に受け容れられない、孤独な人だったというのが説教の定番です(クリスチャンにはなじみ深いです)。その「罪深い男」(同7節)の家を、イエスさまは訪ねたいと言います。人々は、イエスさまの行動を良く思いませんでした。ザアカイは、...徴税人ザアカイを通して考える

  • 自分が何をしているのか知らないのです

    「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」(ルカによる福音書23章34節)「自分が何をしているのか」をgoogle検索すると、どんな結果が出ると思いますか?私のPCで検索した結果、「自分のやりたいことが分からない」「自分が何者なのか分からない」など、「人生論」や「自己実現」に関連する記事がたくさん出てきました。そして、同時に多く見られたのが、統合失調症や離人症などの精神疾患です。私が精神病院のソーシャルワーカーとして働いていた頃、同時に「精神科デイケア」と呼ばれる施設の職員も兼ねていました。精神科デイケアに通っている人たちの多くが統合失調症と診断されていました。統合失調症の主な症状は、幻覚、妄想、意欲低下、感情障害です。具体的には、自分の悪口やうわさ話が聞こえてくる(幻聴)、盗聴や監...自分が何をしているのか知らないのです

  • ぜいたくな悩み

    「貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。」(フィリピの信徒への手紙4章12節)I'llbuyyoudiamondring,myfriend.Ifitmakesyoufeelalright.I'llgetyouanythingmyfriend.Ifitmakesyoufeelalright.'CauseIdon'tcaretoomuchformoney.Formoneycan'tbuymelove.Can'tBuyMeLove bytheBeatles母親の強い意向で、中学校からミッションスクールに学びました。あの地方でキリスト教の学校を作ると、ああなってしまうのだと思いますが、裕福...ぜいたくな悩み

  • 満ち足りている③

    「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」(ヨハネの黙示録3章20節)教会へ再び行こうと思ったのは、結婚してからでした。独身時代の荒れた生活による心身の疲労が、新しい家庭を築いた直後に現れました。精神科を受診し、以来15年以上にわたる治療の始まりでした。1人暮らしの頃は、飲食店などのアルバイトを常に2つ、3つ掛け持ちしていました。それでも生活が苦しかったので、ファッションヘルスで働くようになりました。私は子どもの頃から、学校の先生になって1人でも生きていける大人になりたいと思っていました。そのため、アルバイトをしながら外国語の専門学校へ行き、その後、好きだった英語の免許が取れる大学...満ち足りている③

  • 満ち足りている②

    新しい家庭が欲しい。幸せになるために家庭を築きたい、それは自分が生まれ育った家庭とは違う新しいものがいい…これは、母親から虐待を受けて育った女性の言葉です。新聞の連載を読んでいるうちに、私にも共通の思いがあったなと思い始めました。自分の血筋ではない、新たな家族と共に暮らしたいという願いです。私には子どもがいません。それは、この女性と同じ思いからです。「自分も同じことをしてしまうのでは…」その恐怖から、私は夫になる人には、子どもはいらないと伝えていました。他にも、子どもに貧しい暮らしをさせたくない、仕事を続けて1人でも食べていけるようにしたいという考えがありました。このような考え方をわがままだと言うのは、よほど苦労したことのない人か、男性か、どちらかだと思います。連載に登場した女性の素晴らしいところは、自分の子ど...満ち足りている②

  • 満ち足りている①

    「あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。」(ヨハネの黙示録3章17節)14歳の時に、母親に言われてキャバクラで働き始めた女性についての新聞記事を読みました。この記事は連載で、覚せい剤で服役を繰り返している女性を特集したものでした。この女性は、母親のお腹にいる時に両親が離婚し、母親から「お前は産んでいない」と言われて育ったそうです。彼女は、働いたお金を全て母親に渡していました。覚せい剤を覚えたのは、彼女が交際してきた男性の影響でした。彼と離れたくないから、覚せい剤を手放せなかったと彼女は記者に話しています。残酷な母親から離れることができたとしても、その後は男性から離れることができなく...満ち足りている①

  • 休ませてあげよう

    「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイによる福音書11章28節)キリスト教の資料収集をしている家族を案内するため、渋谷にある教会を訪ねたことがあります。玄関には「セコム」のシールがあり、思わず「えっ」と声をあげてしまいました。すると、玄関横の階段に大きな犬が現れ、「ワンワン!」と吠え出しました。私たちが慌てていると、1人の高齢の女性が出てきました。留守番の者ですが何か御用ですか?と尋ねられたので、用件を話したところ、ようやく中に入ることができました。教会の敷居は随分、高くなったと感じました。「誰でも休ませてあげるよ」なんて言っておきながら、気楽に入れないのは治安の問題もあるのでしょう。アメリカ留学していた友人は、疲れた時やホームシックになった時には近所の教会の礼...休ませてあげよう

  • 人を裁くな

    「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。」(マタイによる福音書7章1-2節)高校は地方のミッションスクールに通っていたので、毎朝、礼拝に参加していました。週に数日、各クラスで朝の礼拝を守る日がありました。その日は教室にあるオルガン(!)を当番の生徒が弾き、司会と説教を1人の生徒が順番に担当しました。その中で、よく引用されていた聖句がマタイによる福音書のものでした。ナンバー1は「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」(7章12節)、ナンバー2は「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな」(6章25節)、ナンバー3が「人を裁くな。」でした(個人的な記憶で...人を裁くな

  • 何ひとつ持たないで

    何ひとつ持たないで私は主の前に立つ。主の恵みがなければただ死ぬ他ない命。あなたが約束する未来待ち望む私。(讃美歌21453「何ひとつ持たないで」) 自分が支配できる領域がないと、人は誰も行き詰まります。自分の裁量で仕事をすることもそうですし、家庭に自分の居場所を持つことも当てはまります。こうした空間がないと感じる時、私たちは非常に息苦しくなり、生きるのが苦しくなります。「また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。」(マルコによる福音書3章27節)イエスさまは自分を強盗に例えて、自分の支配が及ぶものに「強引に入ってくる」神の存在を示しました。私たちの主は「ベルゼブル(悪魔、サタン)」であり、ベルゼブルこそ私たちの支...何ひとつ持たないで

  • タラントンのたとえ

    子どもに英語を身に付けさせたい、国際社会で生きる力をつけてほしい、将来は英語を使う仕事に…これらは、英語の塾を開いている私の所に来る母親たちの願いです。隣で遊んでいる子どもたちは、うんうんとうなづくだけで、すぐに自分の遊びに夢中になってしまいます。子どもには無限の可能性があると言い始めたのは誰でしょうか。英語は今、日本の小学生の習い事として人気です。しかし、実際に英語を使う仕事に就く人は、同級生に1人いるかどうかというのが現実です。それでも日本の親たちは、子どもたちが英語の才能を伸ばすことを夢見て、英語教室の門をたたきます。自分にどんな、どれくらいの才能があるかなんて、どうやって知るんだろう。これは、教会で聞いた「タラントンのたとえ」の説教を食卓で話題にした時に、家族がつぶやいた言葉です。この日の説教は、オリン...タラントンのたとえ

  • 誘惑の先にあるもの

    「それから、”霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。」(マルコによる福音書1章12-13節)「荒れ野」は、世の中や世間一般のことを言っていると思い込んでいました。この日の説教によると、イエスさまが40日間を過ごした荒れ野とは「神の領域」「神に近い場所」だそうです。どうしても、世間の荒波とか、厳しい世の中といったフレーズが頭に浮かんでしまいます。誘惑の具体的な内容はマルコ1章には書かれておらず、マタイ4章とルカ4章に記述があります。このことのマルコ1章との違いについては省略し、誘惑の内容を私の言葉で言うと次の3点です。「石をパンに変える」「世界の国々を支配する権力」「高いところから飛び降りて助かる生命力」...誘惑の先にあるもの

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