自分には「ふるさと」と呼べる場所はありません
能登半島地震から2ヶ月近く。 いまだに避難所で過ごしている人たちが大勢いる様子が報道されています。 色々な想いから、そこにとどまりたい人が多いようです。 生まれ育った場所だから、知り合いがたくさんいるから、自分だけ逃げるのは気が引ける等々。 先日は「ポツンと一軒家」で、朽ちた家を補修している高齢の方が紹介されました。 床下の柱は折れ、床板は抜け落ち、屋根から雨漏り。 根本的な大工事が必要なのに応急処置的な補修を毎日繰り返している様子。 その家を貸したり売ったりするつもりでもなく、自分が生まれ育った家だからという理由で。 それを見ても、そういう気持ちがイマイチ、ピンとこないのです。 そう、私には…
2024/02/25 10:59