読んだ本「なれのはて」
今年の1月に図書館予約して、やっと順番が回ってきました。話の筋はミステリーで、ある一枚の絵の展覧会を催すために、その絵の著作権の所有者を探すことになり、過去の事件に行きあたる。秋田県の猪俣石油化学会社の社長が焼死体で発見され、一緒にいたはずの弟の勇は行方不明となっている。絵の作者はイサム・イノマタはその弟と思われる。作者が死んでいるのなら、それはいつなのか、著作権の相続人はいるのか、それを知ることはその事件の真相をも明らかにすることになる。取り調べは中途半端で検死結果は不可解だし、勇を自殺と処理して終わらせている。猪俣家は複雑な関係で、疑惑も多かったが、一筋縄ではいかない圧力もあったと思われる。現在の社長、猪俣輝はイサム・イノマタの絵を収集し、二度と表には出さない。贈賄の疑惑もある中、事件の真相は・・・・...読んだ本「なれのはて」
2024/09/28 06:41