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  • 救われたいと救われているの違い

    人が覚って仏陀となり、如来として迷う衆生を救済する。 とかいうのは頭で想像し得ても、生きているうちに俯瞰できるようなことではない気がする。 そもそも、救済とい…

  • 川の流れのように

    お爺さんの言葉。 人の一生は川の流れみたいなもんでな。 雪解け、湧水、雨雫が小さな流れになってゆく。生まれた頃のヨチヨチ歩きやな。 それが続いていって岩間を縫…

  • 生命のおわりを共にする

    今頃はもうデリーに着いているはずだった。 午前のフライトに合わせ早朝に家を出て、ラウンジで朝食中に電話が鳴った。 母が心肺停止、という。覚悟はしていたが、突然…

  • もうオシマイ

    父が肺がんとなって、数年入退院を繰り返していたころ、 仏壇屋に立ち寄ることがあった。一緒にいた自分にとって違和感があったのを覚えている。 その後、ホスピスへの…

  • あゆみをとめるなと

    人というのは、何かのプレッシャーとか願望とかがある方が、真摯に生きられる。 真摯に生きようとしていなくても、そういうゾーンに入ると真摯になっている。 それに向…

  • 相手にされないわたし

    私が時間を過ごしているが、時間は私を相手にしているのか。 私が陽の光を浴びているが、太陽は私を相手にしているのか。 私が命を持っているが、命は私を相手にしてい…

  • 無碍の光はとどけども

    阿弥陀如来は、無碍光如来(Amitābha Tathāgata)とも呼ばれるが、 無碍光は、何にも遮れない光、影を作らない光、どこまでも届く光をいう。 源信僧…

  • 責任があると言うこと

    人間がその国の社会で積み上げてきた人類の叡智が、 社会システム、法規制、インフラ、運用、学術、組織、文化など 多くの現代の基盤に生かされている。 日本はそれで…

  • 言葉のちからを知らなさすぎた

    言葉というのは、実は怖いものだと思う。刃物にもなるし、 人を輝かせることもできる。言うことも、書くことも、言葉は 誰よりそれを発した人の業になる。業は結局、因…

  • 人をしてホンモノたらしめるものもの

    教育というと、人は勉強と直結しがちだが、 本当に人が教えを通じて、まともな人間に育ってゆけば IQとか知識量とかでは測れない、品格が備わると思う。 別の言い方…

  • あんな時代からあっという間

    もうほとんど反応しなくなった母親に、 「あっとゆう間やったなあ」と言ったら、「そうやな」と口を開けた。 ずっと子供の頃からの記憶に母の姿があって、 ベッドで横…

  • 今というのは一体どういうことか

    今ある全てを削ぎ落としても尚、残る何か。 お金、家族、仕事、趣味、健康、未来、これら確かに全て我が身から消えてゆく。 今ではなくても、老いて、病んで、死期を迎…

  • AIの方がマシという世界

    現時点で、未来予測や史実に基づく洞察など生成AIは不正確な情報を出力しているが、 当然、AIなので学習をしてゆく。良質なデータとフィードバックから精度は指数関…

  • 困ることが尽きない現実をどうする

    英語で"Every problem has a solution."と言われるが、 ここには、マインドセットの違いが醸し出されている。 日本でよくある似た表現…

  • 阿弥陀仏に出会えましたか

    近所で開催された真宗大谷派の教行信証講座に参加させていただいて、 隣に、色々気を遣っていただいた若い僧侶の方がおられて、帰りにお礼を言って 後でふと、「あなた…

  • 解放される一瞬

    お経をあげられるというのは、実はありがたいことなのだなと感じた。 それは、ありがたいお経様なのだから、とかいうそれではなく、 今日も、それをしておれるのだとい…

  • 自分から見ていた世界

    ティーカップに湯を注ぐ。ゆらゆらと湯気が立つ。 湯気としてみているが、小さな水の粒子一つひとつが群れて空中を泳いで、 すぐに空気に溶け込んでゆく。このほんの一…

  • 出会うことの本質

    仏教が「誰々が何々と言った」と言うことだけで埋め尽くされていたなら、 それは、モーツァルトが楽譜を書いた、と言うようなもので、人には「だから何」にしかならない…

  • 阿弥陀如来に出会えましたか?

    「あなたは、阿弥陀如来に出会えましたか?」 「私、がですか?」 「ええ、あなたは出会えましたか?」 「そもそも、出会える私がないのですよ。」 「どういうことで…

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