これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
聞即信という言葉がある。聞いて信じる、ではない。聞くことは即ち信じることとされる。 これは自分が聞くのでもなく、自分が信じるのでもない、自分の主体としての存在…
今はYouTubeで浄土真宗もチャンネルが多くあり、教化も現代的な形で広がっているけれど、 自分の場合は、縁あって浄土真宗に導かれたように思う。全くプロモーシ…
どうして仏教してるのですか? していません、仏教はするものと思ったことはありません。 人生の役に立つのではないのですか? 人生に役立てることは、他に多くありま…
どうして仏教してるのですか? していません、仏教はするものと思ったことはありません。 人生の役に立つのではないのですか? 人生に役立てることは、他に多くありま…
オランダのユダヤ人哲学者ベネディクトゥス・デ・スピノザが説いた汎神論。 そして古代インドの梵我一如の考え方。真宗のいう絶対他力に近しく、 それゆえに、どこが違…
自分の財産だけでない、ポジション、居場所、今あるもの、 全てにおいて、奪われまいという気持ちが強くなる時、 おそらくそこ止まりになる。 企業でそれが起きれば過…
為末さんのこの話、真実を言っていると思う。 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02R7eaSi…
供養といえば、先祖や亡くなった家族、知人など冥福を祈ってお供えをする 追善供養というのが一般的な受け取り方になっているけれど、 真宗には冥福というのも祈ること…
多分、ご法話を聴聞するにも、座学で勉強会をするにも、 説明をされるというスタンスがない。 もちろん何を質問しても良いし、何故を幾重にも掘り下げることはいいこと…
chatGPTの自然会話的なコンテキストを維持し、こちらの情報を読み取り 対話を継続する能力や、あらゆる関数や数式まで希望通りに加工して提供してくれる機能は、…
ご法話では、仏法という言葉がよく出るけれど、 仏教というのは、レアな気がしていて、 実際、講談社学術文庫の「バウッダ(仏教)」中村元、三枝 充悳共著によれば、…
観無量寿経を読誦し降りてきた言葉。 世の中の流れに流され者。三流。この者、生まれ出て自我を持てり。 世の中を食い物にする者、下品下生者。 世の中をただ生き延び…
おじいさんの言葉。 ええか、仏法にアガりはないで。 ある日悟ってそれでアガりみたいな双六やない。 それからな、仏法は心構えと違うで。 何かに気づいて、大切やと…
この自分の生き様を全て知っている者がいて、なんとか導きたいと思う存在がある。 それは自分自身。ものごころついた頃から、成長して、キャリアを開いて、家庭を持って…
実家にあった母の持ち物にあった写経帳。達筆でもなかった母が何枚も書いていたもの。 肺がんを患う父を想いつつ、ひとり書いたらしい。 写経を通じて心を通わせたか…
普通、言葉として「信じる」というのは、 「(自分が)(対象を)信じる」という構図となる。 あたりまえだけれど、自分が信じない対象は自分には信じる価値がない。 …
春の海ひねもすのたりのたりかな 与謝蕪村 穏やかな春の海のさざ波、一日中ゆらりゆらりとつづく。のんびりしている自分もいる情景。 アルツハイマーとなり特養…
私は阿弥陀如来を信じます。とかいう言い方をあまり聞いたことがない。 阿弥陀如来がおわすかどうか以前に、そもそも阿弥陀如来を信じるか信じないかをジャッジする私と…
「無明とは何も分からないことではない、すべて分かったつもりでいる心のことだ」 宮城 顗(しずか) 聴聞してメモを取る、気づきをノートにする。すべて自我の分別で…
昔むかし、いくさに飢饉、流行りやまいが重なった荒んだ時代。 ある男が道すがら、ひとりの僧侶に合った。悩みを打ち明けるように、 あなたは何故宗教をしているのです…
親ガチャ、子ガチャとかいう造語がどこでも使われる時代。 自分では選べない完全な運次第の境遇をいうらしい。 運次第とかいうのが残念というなら、 ひとはあらゆるガ…
もともとドイツ語なのだろうけれど、ゲーテの有名な言葉に If you've never eaten while you are crying you don'…
しなければならないとも思っていない。 結果しているだけで、インセンティブがあるからとかでもない。 念仏や正信偈もそうだが、日々、浄土三部経を読誦する。 真宗大…
季節のイベント、一年も早やひと月が過ぎた。 何も考えず、「鬼はそと、福はうち」と楽しむ。 自我中心なのだ。厄はゲットアウト、運はウェルカム。 その手段として豆…
薄々思うのは、日々お勤めを通して、また歩みを通して、 「どう生きるか」というHOWはあまり教えにはない。 「なぜ生きるか」というWHYは、問い続ける自分になる…
昔、論理思考というのを社員にレクチャーしたことがある。 その手の解説書も多くあり、クリティカルシンキングなどの講義もよくある。 けれどそれを論理思考を知っても…
浄土三部経は仏説と頭につく。我聞如是、如是我聞から始まるお経は、 お釈迦さまから聞いた言葉、つまり仏説ということのようだけれど、 江戸中期の富永仲基による加上…
「釈迦は何を悟ったか」というのは正しい質問にならないのだろう。 これを悟りました、という答えが答えにならないから。 悟ったという出来事があったとすれば、悟りの…
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これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
兵庫県の作用というところに播州一の宮大工といわれたお爺さんがいた。 姫路城昭和大修理の棟梁として、大仕事を成し遂げ名を残した一職人。 昨年の夏、作用に行ってお…
この人にとっては、「真実(まこと)か真実でないか」だけが全てであった。 正しいかどうかではない、利益があるかどうかでもない、助かるかどうかでもない。 真実なの…
歎異抄のすごいところは、真宗の信者でなくとも、国内外の別宗教や無宗教の人でさえ 多くの知識人に極めて高い評価を受けている事実があって、むしろ自分自身はおそらく…
真宗聖典にある親鸞の声は、古今多くの人々が語り継いできたし、 ご法話でも何度も聞くことであり、知識としても断片的ながら理解した気でいる。 それが良いも悪いもな…
12月31日、神社にゆく。お祈りも、お願いもしない。 ありがとうございました、とだけ小さく柏手を打ってお礼を言う。 1月1日。初日の出を拝みに桟橋にゆく。いつ…
全ての結果には原因がある。例外なく因と果が連綿と続く、と。 だが、結果になって初めて原因と言われる。 今の状態も原因があっての結果であるのだ。 今の自分という…
信じると言っても、かなり意味が違う。 お金を信じる、他人を信じる、組織を信じる、仲間を信じる、 何を信じるかで、自分が決まる。この時の信じるというのは、信用す…
なんぞ、目当てがあって仏教だの念仏だのに縋るのは、それは違う。 それは全部、自己都合や。解決とか救済とかの秘法にあやかろうという根性では 当てが外れたら、別に…
ご法話で「あんた、南無阿弥陀仏て何て聞かれてどう答える?」と問われた。 阿弥陀仏に南無します、では答えになっていない。 だから南無は、信じるとか、難しく言えば…
200年ほど前の山口県の小島に「おかる(阿軽・於軽)」という妙好人がおられたという。 こうも聞こえにゃ 聞かぬがましよ 聞かにゃおちるし 聞きゃ苦労 今の苦…
推しの仏様を選ぶようなことをしてはいけないよ。 大日如来より阿弥陀如来が良いとか、いやいや釈迦如来が一番偉いとか、 人間レベルで決めることではないよ。 例えば…
昨日は報恩講に出仕して面白い話を聞かせていただいた。 日本の幽霊の絵は、たいていパターンがあって子供が絵を描いても 手を前に垂らし、足はなく、長い髪が後ろに伸…
本願寺派の梯先生のご法話で紹介された鹿児島の正覚寺さんが サイトに「輝くいのち」を公開してくださっていた。 https://www.syougakuji.co…
アニメ化した「チ。ー地球の運動についてー」には、宗教というものの恐ろしさを 天動説を絡めて描写しているが、リチャード・ドーキンス教授は、そういう集団心理は 中…
念仏する、という。 見た目は、自分が「南無阿弥陀仏」と言うという行為に他ならない。 けれど、念仏は、出るもの。 自分が言うのではない、念仏がこの業にまみれた人…
薪を焚べて焚き火をする。 静かな時間。 雑念がなくなり、正信偈が出てくる。 理由もない。 自然に触れて分かること。
僧侶なら、悟るための修行をするのでしょう?と聞かれることがある。 していない、全く。 他宗のご法話でも、私たちは悟るために仏教をしているのだとかいうのを聞いた…
鴨長明「方丈記」を読んでいると、 方丈の庵に住む究極の生活は、自然に溶け込む生き方の達人のようであり 現代人が忘れがちなある種のASMR体験と想像するが、 精…
当たり前のことだけれど、宗教があって阿弥陀仏があるわけでもなければ 教団があって阿弥陀仏があるのでもない。念仏は宗派の専売特許でもない。 阿弥陀仏があって自我…
仏国土は星の数ほどあると言われていて、阿弥陀仏の仏国土は浄土とも言われる。 では、この世は何という名の仏国土かといえば「娑婆(Saha)」というが、 浄土のよ…
大経と呼ばれる無量寿経は、康僧鎧訳(魏訳)において、17,421文字の漢字で書かれている。 この漢文では、サンスクリット文からいくつかの加上が見られるが、 中…
分かることと、できることは違う。これは誰でも理解はしている。 個人においても、組織においても、 今、どういう状態に置かれているのか 周囲環境はどう動いているの…
昔から言われているように、仏教は道徳とちがう。 それは道徳を排除することではないし、何らのコンフリクトもない。 人に優しく、救いの手を差し伸べ、柔和に接し、き…
日曜礼拝のご法話を聴聞して、思わされた。 介護、うつ病、壮絶な人生を生きる人がいる。思わされるのは、 自分には、誰の真似もできない。小学校に入りたての子供を轢…
無量寿経巻下を読経中、浮かんだ。 「因位の自覚を持ちなさい」 因位とか果位というのは、仏の世界で他人事のように、そうなのですかで聞くなと。 たとえ5年先のこと…
人智を超えたところに仏智がある。 説明ができることではない。 釈迦が覚者となって人に法を説いたが、 例えば、お経の内容を見るに、後年の加上があるにせよ、釈迦以…
僧侶、と一言でいうが実に多彩なのだと今更ながら思わされる。 別に国内に限ったことでもなく、現代に限ったことでもない。 自分にとって、明らかに違うと思うのは、 …
繰り返し、くりかえし現れる「あさましい」という言葉。 現代でも、あらゆるところで見聞きする。教義のことではなく人間性なのだ。 歎異抄の十八条、 まことに、われ…
歎異抄のような伝聞形式で伝わる「蓮如上人御一代記聞書」。 内容は316条と膨大な伝聞が伝わっているが、御文とはまた違った角度でその教えを味わえる。 むしろ現代…
南無阿弥陀仏の後に、阿弥陀仏と噛み締める。 同じではない。日々、読経や勤行を続けているとこの感覚になる。 理屈ではなく、音の違いでもない、明らかな違いと言える…
「アンタの南無阿弥陀仏は平和な時代の念仏やな。」 確かに、歴史を紐解くに現代ほど恵まれた時代はない。 人権のない時代に生きた人もいる、戦争に駆り出され異国で斃…
いつも、南無阿弥陀仏て言いよるな。なんでですかいな。 ワシも、よう分かりまへんねん。気がついたら口に出とるんですわ。 阿弥陀仏て、ほんまにおってですんかいな。…
無量寿経の最後あたりに慈氏(弥勒)が釈迦に尋ねるシーンがある。 阿弥陀仏の浄土で、他の仏国土から生まれてきた者たちを見たという。 蓮華の蕚(うてな)に跏趺(か…
日頃のインプットを変えてゆきなさい、と聞こえる。 一般的にいう生活習慣を改善しましょう、とかと同じなのだろうか。 日頃、見るもの、聞くもの、食するもの、飲むも…
三帖和讃浄土にある「現世利益和讃」15首には、 「南無阿弥陀仏をとなうれば」が10回現れる。 これに続く言葉に、神、鬼、龍、天、王、祇などが登場する。 不思議…
BY AGE 40 YOU SHOULD BE SMART ENOUGH TO REALIZE THIS:40になる前に気付いておくべきこと 1. Some…
昔から、戒というのがあり、戒律ということも作られてきた。 人間社会でも法律や規則はあるが、むしろ自戒という意味合いが強い。 禁止事項というよりは、十善戒という…
昔から大乗非仏説と言われ、さらに浄土教はその最たるもので、 浄土とか他力とかいうことは加上(後付け)に過ぎず、釈迦が語ったことではない 江戸時代の富永仲基をは…