アロカシアの芽吹が教えてくれたこと。
僕がまだ子供だった頃、大人の人達は強くて完璧な存在だった。大人になった今、僕は弱くて不完全な存在である事に気がついた。 なぜだか僕は、大人は楽しいとか嬉しいとか、そういった感情を持ち合わせない存在だと思っていた。うまく言えないけれど、感情を超越した別の次元の絶対的な存在が、僕が思う大人の姿だった。そんな大人という存在になる為に、誰かに認められる為に、毎日たくさんのアルコールを飲んで、身の回りのとっても狭い世界観を斜に構え、多くの様々な物事を浪費し生きてきた。とても長い時間。そのことで、自分を追い込み、深い自己嫌悪に陥り、アルコールを手放してから三年が経ち、気がついた事がある。 大人もか弱く、不…
2024/07/04 19:08