長井廉の公式ブログ。自然と景観を守る人たちの記録
登山ガイドの長井廉です。 木を切らせないという東京都、奥多摩のおとめ山の規制は、木曾や土佐でもありますが、明治維新の空白の時期に切られてしまったものもあります。復元は容易でありません。江戸時代にはそのような政策、制度、技術といった文化があったのです。発見された巨樹30本の周囲は美林になっていますが、われわれは300年前の人たちからそれをいただき、水を確保しているわけです。
古歌にも詠まれた京都の景勝地、嵐山。山、川、橋が織りなす風景は今も人々の心をとらえて離しません。「緑を守り、育てるのは大変な時間がかかる。だからこそ、かけがえのない自然を後世に残さないと」。淡々とした古川・嵐山保勝会長の口ぶりに、景観保全にかける信念がにじんでいました。 会...
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