ヴォルデモートによるハリー・ポッター評 from ハリポタ『秘密の部屋』
ハリポタに登場する圧倒的なヴィラン、ヴォルデモートの特徴の一つに、実は饒舌家というところがあると思っている。自信家でエゴが強い人なのでそうなりがちなのかもしれないが。全巻を通してたびたび出てくるヴォルの演説部分は、面白い!(以下、多少ネタバレあり) 第2巻『秘密の部屋』ラストで、トムリドル(若き日のヴォルデモートのこと:本名)とハリーポッターが対峙するところがある。 ハリーの持つ力に対して、リドルは彼なりに疑問に思うところがあった。そもそもハリーが赤ちゃんの時や第1巻ラストでも、ヴォルの杖から生き延びたのは、「ハリー自身に(知られざる)魔法力があるためなのか?」という恐れがあったのだ。だが、ハ…
2025/07/13 12:21