2021年6月に妻がトルソー症候群で亡くなりました。まだ40代半ばでした。 トルソー症候群について皆さんに知っていただきたいと思いこのブログを始めました。 妻の闘病記や、その後の生活、自分の気持ちをありのままに綴っています。
大変残念です。悲しい気持ちになりました。妻が愛していた某自動車メーカーのディーラーから、妻宛てにダイレクトメールが届きました。そのディーラーの担当営業マンには、妻が亡くなったことをかなり前に連絡していたのにも関わらず「ショールームへお気軽にお越しください
夢に妻が出てきた。普段、夢の内容ってすぐ忘れてしまうのに、今日の夢ははっきり覚えている。せっかく夢に出てきてくれたのだから、忘れないよう記しておこう。とはいえ、たいした内容の夢ではないんだけど…場所は、比較的大きな観光地。京都の円山神社前の交差点っぽい場
夏らしい空。オリンピックとコロナ感染拡大の話題ばかりですね。なんでしょう。妻が元気だったら、きっと憤慨していたでしょうね、この状況。私は元来スポーツをしたり観戦したりする趣味が無いので、今回の東京五輪に限らずオリンピックにはあまり興味が無いのです。先日、
妻が亡くなってから四十九日を迎えようとしている。4連休ということもあり初めて地元の図書館に足を運んだ。目に留まった「死」や「看取り」に関する本を沢山借り込んだ。実際に多くの患者の死に直面した経験を持つ医師や看護師が書いた本には説得力がある。妻が亡くなる前
今日の仕事からの帰り道。虹がほのかにかかっていた。もうすぐ四十九日。まだ妻の魂がこちらにあるなら、虹を渡って会いに来てほしいなぁ。私の好きなアーティスト、ぷにぷに電機さんの曲で『49DAYS』という曲がある。歌詞からすると、今はこの世にいない女性が好きな男性に
誰が死んでも、どうでもいい。ドラマ『アンナチュラル』第1話。MARS感染により大事な恋人を亡くした女性の言葉。この気持ち、すごくわかる。大切な人の死の前には、世界で起きている他の事なんてどうでもよくなってしまう。妻が病気になってから、私の頭の中は全て妻のこと
昨日も書いたけど、妻は本当に歌が上手かった。マライアキャリー、広瀬香美、MISIAの歌も原調で歌いこなせるほど。ただ上手いだけでなく、ものまねも上手だった。ものまね芸人はたいてい歌も上手い。本物を聴いて特徴をとらえ、自分の声で再現できる能力が高いからなんだろう
梅雨が明けたとおもったら、30℃超えの真夏日。今日は車で1時間半ほどかけて妻の実家へ。最初の退院から亡くなる直前の約2か月間、妻と家族が過した大切な場所。妻が寝ていた部屋、食事をしたテーブル、リハビリに使った椅子、大好きだった庭。1ヶ月以上経っても昨日のこ
今年も自宅の庭に紫陽花が綺麗な花を咲かせた。家を建てた時、妻が真っ先に植えた紫陽花。いくつか拝借して、祭壇に飾った。見てくれてるかな。雨が少し降った後の夕暮れ。この季節の、明け方なのか夕暮れなのか分からなくなる微妙な空色が昔から好き。そして今日はヒグラシ
今日は地元の有名な乳業メーカーの出張販売があったので購入。普段はこういうもの買わないんですが、奥さんが乳製品好きだったので買ってみました。特に地元の名物『牛乳パン』が好物だったので、迷わずチョイス。早速、祭壇にお供えしました。喜んでくれるといいなぁ…。お
これは手術の翌日の記録です。脳梗塞の手術が終わったのは夜中の1時30頃。担当医の説明が終わった後2時頃に帰宅。勤務先の社長や上司に連絡。親族へ連絡。動揺が収まらず一睡もできないまま朝を迎えた。朝、会社の上司に自宅まで来ていただき妻の状況を説明する。私自身
米津玄師の『Lemon』。妻が亡くなってから、ほとんどこの曲ばかり聞いています。ただ、昨日は寝る前にも聞いてしまったのが良くなかったですね。聞いているうちに、妻のいろいろな表情や妻との思い出がよみがえってきて、涙が止まらなくなってしまいました。止めればいいもの
妻が初めて病気を発症した時の記録です。2020年11月初旬ふくらはぎの痛みがひどくなり総合病院で診察を受けた結果「血栓症」と診断された。血液をサラサラにする「エリキュース」という飲み薬を処方され、帰宅。足の痛みが歩けないくらいひどかったため、会社を休み療養開始
妻が録画したドラマ『アンナチュラル』が素晴らしすぎて何度も見てしまう。脚本は野木亜紀子さん。Wikipediaで彼女の作品を調べていたら、最近のヒット作ばかりがズラリと並ぶ。その中に『MIU404』があった。MIU404 ディレクターズカット版 Blu-ray BOX生瀬勝久TCエンタテイ
病院から、「診断書が発行できたので取りに来てくれ」との通知が来た。病院に行くのは妻が亡くなった日以来。妻が生前6か月あまり入院した場所。何度も通院した場所。そして、最期を迎えた場所。決して嫌な思い出ばかりではない。健気に治療に励む妻、良い結果に喜ぶ妻、悪い
妻は、特に気に入ったドラマを録画して消さずに残す癖があった。テレビの録画リストを眺めながら、妻の残り香を求めるように残したドラマを確認する。ドラマの趣味が私とは異なっていたので、お互い同じドラマを一緒に見ることはあまりなかった。今思えば、もっと一緒に見て
妻の葬儀を終え、1週間ほどしてから会社に復帰した。皆私にどう声をかけていいかわからない様子。無理もない。この年齢で妻と死別した経験のある人なんていない。そんな私にどう声を掛けたら慰めになるかなんて、わかりっこないのだ。私が逆の立場でも、何と声を掛けたらい
妻は車の運転が好きだった。車種にもこだわりがあって、某ドイツメーカーの代表的な車種を乗り継いでいた。「一度この車の乗り味を知ってしまったら、他の車には乗れない」とも言っていた。妻が亡くなり、主を失ってしまった寂しい車。「ずっと乗らないでいるとバッテリーが
小さい箱に収まってしまった妻を自宅に連れて帰る。妻の葬儀は滞りなく終わった。とはいえ、まだやることは沢山残っている。健康保険資格喪失届、保険証の返納年金資格喪失届、年金手帳の返納運転免許の返納パスポートの返納クレジットカードの解約ETCカードの解約携帯電話の
通夜から一夜明け、葬儀当日。通夜安置室にて妻と、私と、両親の4人で朝食をとる。妻が退院した後の生活と全く変わらない顔ぶれ、変わらない風景。妻が亡くなっていること以外は。霊柩車に乗せ、火葬場に向かう前に勤務先の会社に寄らせてもらった。彼女が通っていた通勤ル
妻の通夜当日。葬儀会社の通夜安置室に移動するため、昼過ぎに自宅を出発した。出発時は隣組の多くの方が玄関先に見送りに来てくれていた。涙をこらえながら、皆様へお礼の挨拶を済ませ自宅に戻ろうとした時、一人の奥様がこちらに近寄ってきてくれた。見るとその方は看護師
妻がなくなって一夜が明ける。結局一睡もできなかった。梅雨入りしたというのに清々しく晴れている。晴れ女の彼女に相応しい陽気。朝になり、連絡を受けた近親者が続々と集まる。庭には妻が植えた沙羅双樹が見事な花を咲かせていた。動物、植物が大好きだった妻。自宅の庭の
妻が病院で息を引き取った後。主治医により確認が行われ、「ご臨終です」と告げられたのが23時頃。妻の身体を清め、自宅から持ってきた彼女のお気に入りの服を着せてあげました。その後、看護師に促されるまま葬儀会社へ連絡し妻を自宅に帰してもらうよう手配。大急ぎで自宅
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