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坊さんブログ、水茎の跡。 https://www.fusaiji.net/

栃木県さくら市にある普濟寺(普済寺/ふさいじ)という小さな寺院の住職です。 お寺の仕事をしながら、日本古典文学の研究や、大学での講師、やんちゃ盛りの小学生の息子の遊び相手をしています。このブログでは、お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

水茎
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2021/06/29

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  • 弘法大師空海のお話㉑ ~ 土佐国での修行、霊瑞として飛び来たった明星 ~ 「法の水茎」143

    雨の似合う花が咲いてきました。 恵みの雨を待ち望んでいるかのようです。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。お大師さまが土佐で行った「虚空蔵求聞持法」と、口中に飛び来たった明星のその後について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」143(2024年5月号) 紫藤の露の底に 残花の色 翠竹の姻の中に 暮鳥の声 (『和漢朗詠集』源相規) (散り残った紫色の藤の花が、露にしっとりと濡れて色あせないでいる。翠色の竹がぼうっと霞んでいる中から、鴬の声が聞こえてくる) 時の流れは早いもので、5月5日に二十四節気の「立夏」を迎えました。木々の新…

  • 薬師縁日法要に出仕しました🙏

    昨日の夕日。 キレイですね。あかね色に染まっていました。月にかかる雲も虹のように輝いていました。 本日は近隣のお寺(慈光寺さん)の薬師縁日法要(大般若転読会)に出仕しました(毎年5月第3日曜日)。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 天候にも恵まれて気持ちの良い一日でした。今年初めてホトトギスの初音を聞きました♪こちらは光り輝く御本堂。 徳川家光(1605~1851)の頃の創建とのことで、今から350年以上前に建立された貴重な御本堂です。こちらは転読会の様子。 お導師様の御発声に続いて、大声で「大般若経…………」と叫びパラパラとお経をめくります。有り難い風が堂内に吹きわたり…

  • 持ち主の分からないお墓があります💡

    シャガの花が見頃を迎えました。 花びらが独特ですね。日陰で花を咲かせることから「反抗」という花言葉があるようです。こちらはお寺の境内墓地。爽やかな風が吹き抜けています。 この中に持ち主の分からないお墓があります。こちらです。 高岡家のお墓ですが、お檀家さんに高岡さんはおらず、この辺でも少ない名字かと思います。お戒名、「覺善尊長清居士」「寒空玅導清大姉」と見えます。ご夫妻でしょうか。側面には年号と施主のお名前が見えます。 「明治四十四年三月廿三日 明治三十三年十二月七日 施主 高岡誠作建之」100年以上前のお墓ですね。実は、この高岡さんのお墓ですが、お寺から1キロほど離れた墓地にも残されています…

  • 拙稿「弘法大師空海の和歌とその享受」💡川崎大師教学研究所『佛教文化論集』第13輯(令和6年3月21日)に論文が掲載されました。

    牡丹が見頃を迎えています。 時が止まったかのような美しさです。短い期間ですのでぜひお参りいただければと思います。この度、大本山川崎大師平間寺より川崎大師教学研究所 編『佛教文化論集』第13輯(令和6年3月21日)が刊行されました。 (川崎大師HP) www.kawasakidaishi.com今回の『仏教文化論集』は、川崎大師平間寺の吉例10年目ごとの大開帳奉修という慶事を記念して出版されたものです。(川崎大師大開帳奉修HP) www.kawasakidaishi.comこの期間に限って「赤札」が授与されます。弘法大師直筆の有り難い「護符」です。『佛教文化論集』第13輯 目次です。 私も「弘法…

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