今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
米国市場で「100万ドル投下」を進めています。先物やオプション類のレバレッジ投資は不要です。
私は、2022年の取り組みの中で、次の事を宣言して実行しています。 1.新規資金を米国株式の購入へ投下しない 2.新規資金に「配当等の再投資は含まない」 3.新規資金に「税の還付金は含まない」 4.新規資金に「保有株の売却金は含まない」 5.配当金、分配金の受け取りに重点を置く。
12/31 今年の最終日、130円/ドル台の「円高」が出現!
米国株の行方も気になる点ですが、2023年初頭から「ドル・円の為替動向」が最大の焦点となりそうです。 何故なら、我々日本人は税務当局も含めて「円換算値」で税徴収する・されることが基本ですし、富裕層でもなければ「証券口座へ株式を預けっぱなしにすること」もできず、保有株式の...
12/30 薄商いの中で「下げ過ぎ銘柄」の買戻しによる反発...
今日の株式市場には、これといった出来事もなく、最近下げ過ぎていた銘柄を中心に買戻しが行われ、平均株価が反発しています。泣いても笑っても、既に2023年度入りしています。 新規失業保険申請、前週比で若干増加-なお歴史的低水準付近 - Bloomberg 債券買いが先なのか?...
朝、ブルムバーグ紙の記事に接して「2023年度の悪い予感」が急速に頭を擡げました。それは、古くて新しい【新型コロナ禍】です。 中国発ミラノ便、乗客の半数がコロナ陽性-伊政府は全乗客検査へ - Bloomberg まず、体裁を繕う中国が「恥も外聞もかなぐり捨てて」コロナ抑...
12/28 今年最後の「米国株取引」の長い一日が終わる...
株式取引には、「引き渡し日」なるものがあります。12月30日が日本における令和4年の最終日なので、ここから2日営業日を遡ると12月28日になります。 米株取引(冬季時間)は、日を跨いで午後11時30分~午前6時00分の取り引き時間帯なのでややっこしいですが、「終了時刻の...
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その3
今回が最終回です。もう暫く、お付き合い下さい。過去3年以内に支払った株式の譲渡益にかかる税金(国税と住民税)と配当に掛かる税金(国税と住民税)を、取り戻す為に確定申告の「譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理」を自己申告することで、損失分に相当する支払い済みの税額を取り戻...
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その2
前回の「その1」では、ざっくりと「制度自体の説明」と「秘められた仕掛け」を呟きました。今回の「その2」では、住民税にまつわるワナと令和5年度税制改正の概要について、ちょこっとだけ話させていただきます。 12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1...
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1
株式取引を行っていると「損切」を行う時があります。『あります』という生易しい言葉ではなく、損切行為を『常に頭の片隅に置いて株取引を行う』と説く、株式指南役も多数いらっしゃるのです。 損切りすると「金銭的な損失額が発生」します。無事に他の銘柄の譲渡益で相殺出来たり、年間の...
多民族、多宗教国家である米国で「キリストのクリスマス」を祝日に設定していて、よくぞ暴動が起きないもんだと、毎年、この日を迎えると改めて思います。自然現象は今や最悪で、ニューヨークは極寒の地に様変わりして、とても人間が暮らせそうにもない程の気温低下が生じている始末です。 ...
12/24 材料難の株式市場、「大量の資金流出」が判明する...
週末の株式市場では、ダウ工業株30種平均がどうにか反発で終了。前日比176ドル44セント(0.5%)高の3万3203ドル93セントで終えました。ナスダック総合株価指数も反発して、前日比21.744ポイント(0.2%)高の1万0497.863で終えています。 クリスマス前...
12/23 これこそがクリスマス・ラリー(買い相場)の渦中にある...
売りが売りを呼ぶ展開になり、ダウ平均株価は一時、800ドルを超える大幅な値下がりとなっています。前日、ダウ平均株価が500ドルを超える大幅な値上がりとなっていたこともあって、ひとまず利益を確定しようと売り注文を出す投資家が多かったです。 今日の下落は、クリスマス前で市場...
12/22 NIKE(ナイキ)米国決算を受け、株価上昇が加速...
前日の夕刻、スポーツ用品のNIKE(ナイキ)が四半期決算を発表、売上高と1株利益が市場予想を上回り、積み上がった製品在庫のピークは越えたとの認識を示しました。 アナリストは目標株価を相次いで引き上げ、株価は一時15%超の上昇となりました。消費者銘柄の好調さが投資家心理を...
12/21 日銀の不埒な悪行で「ヘッジ誘発」による円高の可能性が高まる...
日本銀行は、20日の「金融政策決定会合」で長期金利の上限引き上げを決め、日米金利差縮小の思惑から実質金利の上昇に先んじて、外国為替市場で「円貨が急騰」する緊迫した状況が生まれました。何にも増して、ドル・円等の「円高」や「円安」は、我々の家計や企業活動に大きな影響を及ぼすの...
12/21 日銀による不意打ち、騙し討ちの『金融政策の変更』...
報道によると、日本銀行は「金融政策変更は、事前通達等を行うことなく突然行う」旨を表明していたとあります。米FRBが懇切丁寧に根回しを行う『市場との対話』等をすっ飛ばして(決別して)、日銀は『関係者による密室の決めごと』で「政策変更をやりますよ、と伝えていた。」とあるのです...
日本銀行が現状の大規模緩和を修正すると発表しました。これは、日銀による事実上の「金利引き上げ」となります。 この発表を受けて、日経平均は後場に入り大幅に下落しています。前場引けに比べて、一時600円超の下落となりました。めちゃくちゃ、迷惑な発表です。自殺者が出てもおかし...
12/20 今日も何だかんだで、しつこい『株売り』が続く米国市場...
米利上げの継続が「米国景気を冷やす」との懸念から、しつこい「株売り」が続いている米国株式市場です。市場オープン前のプレ市場では、対前日終値を上回る株価推移が見られる状況下であっても、本市場が開くと「力ずく」で下げに向かわせています。まぁ、このようなことをするのは、超短期狙...
12/17 下らない物価水準、高インフレ率に苛立つFRB首脳...
米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合が開かれるたび、0.75%の金利引き上げが実施されます。これなど尋常ではなく『異常』であることは論を待ちません。12月のFOMCでも、引き上げ幅が下がったとはいえ0.5%の金利引き上げが発表されました。 しかし、過去からの米国を知る...
12/16【番外編】株価が下がるだけ、市場が崩壊する訳ではない...
今月、ダウ平均値が3万4千ドルまで上り詰めた後、12月13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げが決定されると、潮目が漸く激変したようです。 いまだ、3万4千ドルを下回った程度・・・ 昨日、大きく世界の株式市場で株価が下落、今日もプレ市場において欧...
12/16 一日遅れの「米株売り」と「ドル買い」、欧州も利上げへ...
やっとまともな反応(金利引き上げによる株売り)が現われました。FRBが米国金利を0.50%引き上げると公表したにもかかわらず、各市場ではさしたる反応を見せず、パウエル議長会見に対して「酢の蒟蒻的な講釈を垂れる報道だけ」が目に付く程度でした。 欧州中央銀行も「主要政策金利を...
12/15【番外編】投資家は、パウエル議長見解に『半信半疑』?...
米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.5%引き上げを決めてからも、米国10年物債券の利回りが上昇せず、ドル・円為替もほぼ平行線をたどっている状況です。これって変です、当然、日米金利差が拡大するので「ドル高、円安」にならなきゃ?・・・。 何か変な感触を感じていた...
12/15 全く想定どおり、米連邦公開市場委員会の公表結果...
今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月13日-14日に開かれ、終了後、政策金利などが公表されました。発表内容に関しては、何も驚くことなどはなく、これ程予想と違わない「FOMCの結果」は、滅多にないことです。 概ね、市場アナリスト達の想定どおりの結果・・・ ...
12/14 一瞬で、アダ花と消え去った米国消費者物価指数『CPI』...
日本時間13日の午後10時30分過ぎ、さっそうと登場した「11月分の米国消費者物価指数(CPI)」。市場予測を下回る数値で、投資家はこの結果に飛び乗ったのです。ちなみに、発表された米国の11月消費者物価指数は前年同月比+7.1%(予想:+7.3%、10月:+7.7%)でし...
12/13【番外編】今夜22時30分、11月米国消費者物価指数(CPI)の公表...
毎月公表される「前月分の米国消費者物価指数(CPI)」ですが、今年で最もホットなタイミングとなりそうなのが、日本時間の今夜22時30分に公表される「11月分の米国消費者物価指数(CPI)」でしょう。 米国株式のみならず、債券価格、ドル・円為替など広範囲に影響の度合いが及...
12/13 今年も『サンタクロース・ラリー』がやって来る...
サンタクロースラリー(Santa Claus rally)は、「クリスマスラリー(Christmas rally)」とも呼ばれ、クリスマス(12月)から新年の1月にかけて米国株式市場の株価が上昇するというアノマリー【はっきりとした理論的な根拠を持つ訳ではないが、よく当たる...
12/10 何をやっても、直ぐには『物価高騰』が止まらない米国...
朝方発表された11月の米国生産者物価指数(PPI)が、投資家の期待空しく、当然のように市場予想を上回る上昇率となりました。結果、猛威を振るう「物価高騰、インフレ亢進」が米連邦準備理事会(FRB)に対して、利上げ継続を促すとの見方が固まったのです。 もっと、平均株価が下がっ...
12/09 米株は自律反発! 金利引き上げ前、カリスマの上昇...
今週に入ってからの米株ダウ平均は、830ドル余り下げ続けています。少し冷静になって考えると、「短期間で売られ過ぎている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声も聞かれる程、ヒステリックに優良銘柄への売りが続いている状況です。 米失業保険の継続受給者数の増加が、相場...
12/08 未だ混乱が収まらず、迷走を続ける米国株式市場...
今日も冴えない米国株式市場の一日が終わりました。ダウ平均は対前日比△1.58ドルで形を繕いましたが、ナスダック総合指数は対前日比▼56.34、S&P500種別は対前日比▼7.34で終了しています。 対前日比のプラス圏に一瞬でも浮上すると、すかさず「売り」が入る展開です。...
12/07 今頃になって、FRBの本気度に身震いする投資家たち...
12月13日-14日に開催される「FRBの金融政策を決める会合(米国連邦公開市場委員会)」を前にして、ようやく投資家達はFRBの本気度を深刻に捉え『引き続く、金利引き上げに身震い』し始めたようです。 『ひとまず売り』『取り敢えず売り』が続く・・・ いつもの如く、金利高に...
12/06 結局、FRBの対インフレ策は『利上げ継続』に落ち着く...
11月30日に行われた「パウエル議長の講演」後、『過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ舵を切るFRB』との市中解釈が幅を利かせ、投資家が万歳三唱する活況の中で、「① 米国株式の高騰・② ドル安・③ 債券利回りの低下」が瞬時に見られました。 12/0...
12/03 論語にある『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』...
『論語・学而』に「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。(過失を犯したことに気づいたら、すぐに改めなければならない。)」とあります。過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに改めるべきだという戒めです。 リッチモンド連銀総裁、長期的な労働力供給の制約で...
12/02 今や、投資家の関心は「ドル安の外国為替」にあり...
ドル安が止まらず、ドル・円の外国為替は135円台に突入する始末です。巷云われているのは、米国10年物債券利回りの低下に伴う『日米の金利差が縮小』によるものです。 ほんの数週間前まで、日本政府が「円安進行の阻止」を掲げて為替介入する程、円貨の下落に頭を悩ませていましたが、...
12/01【番外編】パウエル議長の講演内容、真逆の解釈が出始める...
ブルムバーグ紙に次のような米国時間11月30日に行われた「パウエル議長講演」の主な解釈と異なる論調記事(2022年12月1日 12:13 JST発)が出始めています。一般的な解釈は、当ブログでも書き綴ったような「過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ...
12/01「過剰な引き締めは望まず、利上げ減速へ」これが株高へ誘う...
米国株式市場は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて、12月会合での利上げ縮小観測が強まり、ハイテク株などへの買いが優勢となりました。 特に、月末特有のお化粧買いも巻き込んで、取引終了にかけて株価の上げ幅を更に広げてこの日の高値で終えたことは特記ものです...
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今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
代わり映えしない市場故、データのみ掲載します。
米国時間の30日朝、「8月のADP全米雇用リポート」が発表されました。非農業部門の雇用者数が前月に比べ17万7千人増に止まり、市場予想(20万人増)を下回った模様です。更に、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)か...
29日発表の「7月の米雇用動態調査(JOLTS)」で非農業部門の求人件数は882万7000件(市場予想は946万5000件)と、2021年3月以来の低水準となりました。更に、8月の米消費者信頼感指数が106.1と、市場予想(116.0)以下となりました。 9月FOMC、1...
米金融大手のゴールドマン・サックス・グループは、円貨の対ドル相場について、「日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、30年余り前の水準まで円安が進む可能性がある」との見方を示しました。 ポイントは、日本政府の為替介入の有無だけ・・・ 同社のストラテジスト(投資銀行や証券会...
25日、恒例の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が予定どおり講演しました。それも『積極的なタカ派的内容』そのもので、「我々は必要ならば、追加利上げの用意がある。」と年内の追加利上げの可能性を...
ここまで来ると何をか況やです。ちょっとしたキッカケから、連想的に上げにも下げにも相場の方向性が突然変異しやすくなっています。 「半導体のエヌビディア効果」があっという間に消えてしまったようです。『ニュースで買って、事実で売り』の格言どおりでした・・・。 本日の株売りは、...
23日に発表された「8月の米購買担当者景気指数(PMI)」が50.4(好不況の境目は50)に低下して、半年ぶりの水準に落ち着いたことで、米金融引き締めが長引くとの過度の懸念が和らいだようです。 結果、米10年債への売りが一服して、米長期金利の急上昇が収まり、一時、前日比...
相場報道の主流が「株下げ」に傾いて来ているので、これでもかと云う位にゴロゴロと悪評が湧き出て来ます。皆さん、話題性を強調して生活費を稼がなくっちゃいけないので...。 米地銀のレーティング格下げ・・・ S&Pグローバル・レーティングスは21日、資金調達コストの上昇による...
週始めですが、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が依然として根強く、「株売り優先志向」が続いています。米長期金利は一時15年9カ月ぶりの前週末比0.10%高い(債券価格は安い)4.35%を付けました。こうなると、株式の相対的割高感が強く意識されま...
ご承知のように、米国で進行しているインフレは資産や通貨価値を減じるデメリットがあります。しかし、負債を抱えている場合、通貨価値の減少と共に負債状況も減少していくので、金利というものを負債を負っている側が資産側に差し出すことでバランスを取ります。 資産側から見ると『金利と...
今日も米国における利回り高、金利高が鮮明になっています。米30年債利回りは4.426%に上昇(債券価格は下落)して、2011年6月以来、約12年ぶりの高水準を付けています。そして、米30年固定住宅ローン金利が7.09%まで上昇。こちらも2002 年以来、約21年ぶりの高水...
とうとう節目の145円台/ドルを軽々と超えてしまいました。米連邦準備理事会(FRB)は、午後から「7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨」を公開しました。その中身がセンセーショナルであったことから、米株が売られて沈んだのです。 グルーっと回って元の位置へ「...
8月15日に発表された「7月の米小売売上高」は、市場予想(0.4%増)を楽々上回る前月比0.7%増の好結果でした。依然として、米国消費動向は力強さを保っていることが証明されたのです。 しかし、このような良いニュースは、今や(米追加利上げ観測を強める)悪いニュースと受け止...
中国経済に関しては、かなり以前から「不況突入」や「バブル崩壊」が囁かれています。中国政府の高官からも「中国経済はバブルか否かの問題ではなく、いつまで持ち堪えられるかだ。」的な発言が欧米マスコミで常態化しています。 バイデン政権が「中国には米国半導体を使わせない」主義主張...
「1ドル=145円台の円安、1バレル=83ドルの原油高、岸田政権のかっぱらい体質と国民<組織ベッタリ思考、中朝>日本の生い立ち」から、旅先の関西圏において1ℓ=179円でレギュラーガソリンを給油しました。世間では200円突破が論じられているところですが、思った程「値上げされ...
11日朝、7月の「米卸売物価指数(PPI)」が発表されました。上昇率(前月比0.3%上昇)が市場予想(前月比0.2%上昇)を上回ったことで、再び米国のインフレ猛威が意識され、米長期金利が上昇(一時、前日比0.06%高い4.17%)・・・。 結果はお決まりの「ハイテク株売...
原油価格の先行き見通しは、その筋のプロであっても難しい。簡単に予測できるなら、金儲けに誰も苦労しません。著名紙に投稿する原油価格に精通しているアナリスト達は、いずれも誰かが「その者のケツを持っている」のが通例で、そのお返しに「ケツを持ってもらっているグループ、団体へ気兼ね...
米国債の格下げ騒動以降、米国債への売りが留まることを知らず下落し続け、遂には「米30年物固定金利が7.09% 22年ぶり高水準に迫る」状況まで逼塞して来ています。 この金利水準では住宅ローン借り入れを一時延期する「住宅一次・二次取得者」がワンサカ溢れてしまって、経済波及...
昨日、米物流大手「イエロー・コーポレーション」が自力再建を断念したとの報道を紹介しました。トラック運転手3万人を抱える大手企業です。 本日は、更に規模の大きい「米物流大手UPS」が四半期決算を発表、意に反して『米消費の減速』が響いた模様です。採算面では大幅な賃上げが足を...
破綻への道を歩み始めたのかも知れない...。何故か、空しさだけが募ります。 編集後記 個人投資家や従業員たちは、企業トップを選べない。 <script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async><...
24日、米地銀ファースト・リパブリック・バンク(FRC)は、2023年1〜3月期決算を発表しました。マイケル・ロフラー最高経営責任者(CEO)が詳細なデータを公開したことは評価できますが、公の、しかも注目を帯びている最中の記者会見では、とにかく『他に言い方がある筈』です。...
今週は、時価総額の巨大な次のようなテック(ハイテク)企業の決算発表が相次ぎます。まず25日には、ソフトウエアの「マイクロソフト」と検索サイトの「アルファベット(グーグル株)」、翌26日は交流サイトの「メタプラットフォームズ(旧フェイスブック株)」、続く27日はネット通販の...
ダウ工業株30種平均は4日ぶりに小幅に反発、前日比22ドル34セント(0.1%)高の3万3808ドル96セントで終えています。ナスダック総合株価指数も小幅に反発。前日比12.898ポイント(0.1%)高の1万2072.456で終えています。 「2023年1~3月期決算を...
時価総額が大きく、GAFAMに続く企業の呼び名も高い電気自動車(EV)最大手の「Tesla(テスラ)」ですが、この銘柄ほど、株価の上げ下げが激しいものは中々見かけません。 ウォッチャーにとっては見慣れた光景ですが、『一時11%超の値下がりと2億株を超える出来高』は超弩級...
株価が下げ続けても、何もおかしくない状態であるのにも拘わらず、値下がりが定着せずにフラフラと平均株価が上昇してしまう。寄り付き後、ファンド勢が束に掛かって「下げを主導」しても、次の日には「自然反発して」戻ってしまう。 然るに、一本調子で上げ続けることは無くて、憎い程に「...
現段階での主要企業の第一四半期決算は、大手銀行決算が「想定外のビッグサプライズ」となるなど、業績の下振れが想定されていたものの、比較的堅調さを保っています。 傾向がハッキリないことから、決算発表を受けて個別で値動きが出る銘柄はあるものの、相場全体の方向感を引っ張る程の決...
週明けの東京外国為替市場では、前週の米国経済データから「利上げ継続の見通しが強まり」、更に日本銀行の新体制が「暫く、黒田旧体制路線を歩むだろう」との思惑が重なって、深夜帯のNY外国為替市場では、株式市場終了後に134円台半ばまで円売り・ドル買いが見られています。 安定し...
ブルムバーグ紙の報道によると、3月の銀行預金の引き出し騒動以降、米ブラックロック社ファンドへの資金純流入額が大きく拡大していることが判明しました。同社の運用資産は1-3月(第1四半期)に9兆900億ドル(約1210兆円)に拡大しています。米銀数行の破綻を受けて、同社のファ...
米大手銀行JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、投資家向け会合では「ハリケーンはすぐそこにある」と発言するなど、米連邦準備理事会(FRB)による量的引き締め、ウクライナ紛争といった「経済の波乱要因」に備えるよう訴え続けています。先行きの不...
ご心配をおかけし心苦しく思います。お客様には丁寧に説明して参ります NHK報道によると、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、金融グループのクレディ・スイスが発行した「AT1債」と呼ばれる社債、およそ950億円分を日本国内の富裕層などに販売していたところ、クレディ・スイス...
13日に発表された「3月の米卸売物価指数(PPI)」が、ここ数日間の相次ぐ直近データ(12日のCPI等)と共にインフレ鈍化傾向を示したので、「インフレ圧力が緩和している兆候」と捉える関係者が増加しています。 更に、同日発表の「週間の米新規失業保険申請件数」も市場予想を上...
米連邦準備理事会(FRB)は3月21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。 議事要旨の『脚注部分』に、12地区連銀のうち4連銀が0.25%ポイントの利上げを望んでいなかったことが記載されています。報道によると「4地区連銀が利上げ停止を望...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝...
前週末に発表された「3月の米雇用統計」を受け、事前見込み値と大差なかったことで、懸念されていたアメリカの景気悪化への過度な懸念が和らいだようです。 しかし、その副産物として『インフレという怪物も未だ健在』となっているので、本日の米株式市場は、5月初旬に開催されるFOMC...
続編として続けますと、購入に掛かる「取得為替レート」を証券会社(例題はSBI証券)のWEBページで公開しているデータを基にして、簡単に取得する方法をお知らせします。なお、あくまで推計なので「参考程度」に留めておいて下さい。 4/10【番外編】株価と為替レートで収益額・損失...
2022年10月20日、外為市場で終値の最高値150.16円/ドルを記録しました。以降、翌日に高値151.94円/ドルを記録したのが最後、再び150円/ドルを超えることはありませんでした。暫くは、訪れて来ないでしょう・・・。 これより、日銀の為替介入もあったこと、米金利...
先日の「3月の雇用統計」示されたデータは残念ながら期待外れでした。市場予測値より悪いデータ値となって、「利下げ」をサポートできるかもしれない、との淡い期待も打ち砕かれてしまいました。週明け以降、これといったデータ類の開示・公表がないので、例の「FRB高官の呟き節」を効きな...
米国の3月7日(金)は聖金曜日であり、「連邦の祝日」とはなっていませんが「州の祝日」に多くの州で定められているため、主な証券市場が休場となっています。この日は「3月の米雇用統計」発表日となっていたこともあって、日本時間の午後9時30分頃、次のように公表されました。 非農業...
今日の米国株の論評は次のようなものです。GAFAM銘柄の上昇、消費財系銘柄の下落が発生しているので、ほぼ定番文書で文中の「銘柄名」を入れ替えるだけで仕上がる出来栄えです。 「米長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のGAFAM株が上昇。ソフトウ...