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点の記録 https://achelou.hatenablog.com/

点と点をいつか線で結びたいと思っているが、一向に線を引くことができないでいる男の書評と日常。映画、音楽についてもこっそり。

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2021/05/07

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  • 「焦らない」ための、牛

    うつ病になってから、一番実践が難しいと感じるのは、「焦らない」ということだと思う。 回復、寛解を焦るあまりに、不必要な努力をしてしまい、精神を消耗し、さらにうつの度合いをひどくしてしまうというのは、うつ病アルアルだ。 うつ病になってから、仕事を逆に休まないようにしようとして、度々体調を崩していることを医師に相談した。すると「キミに足りないのは開き直りだ」とアドバイスをされた。 「仕事を休んでしまうと思うのではなく、うつ病なのに行けるときに行ってあげているとか、それくらいに思ったほうが丁度いいかもしれない。ゆっくり行こう」ということである。ようは「焦るな」ということだ。 アホな僕は言葉どおり実践…

  • それでも「気合い」は必要だ

    心理学インフルエンサーたちにより、「意志力」を消耗せず日々の暮らしを充実させる術が流通している。このようにすれば、やる気が起きるとか、そういうアレだ。 しかし、最終的には「やる・やらない」という判断を個々人がすることになる、という視点があまり語られないことに、疑問がある。 そこで、昨今の意志力省エネの潮流の中で軽視されてきた、「気合い」の重要性について再検討する。 目標を物凄く細かくすることによって、一歩でも前進するという方法がある。読書猿さんの『独学大全』や、スティーヴン・ガイズの『小さな習慣』で取り上げられているテクニックであり、自分の好きな分野には、僕にも一定の効果があった。 だが、毎回…

  • 『完全教祖マニュアル』

    完全教祖マニュアル (ちくま新書) 作者:架神恭介,辰巳一世 発売日: 2016/07/29 メディア: Kindle版 2009年に発売された教祖になるための実践本である。 嘘だ。その体裁を取った宗教理解と文明批判の書だ。ただ、「最後の最後まで教祖になりたい人向けのビジネス本」の体裁を崩さないのが良い。 宗教に全く興味がない人が読んでも面白い。ライトな宗教理解には留まるが、筆致がユニークで知識を吸収しやすく、これ一冊では足りないが、雑談の中の宗教知識の引用元としては使える。 個人的に、この本の宗教観がシンプルで好きだ。 「宗教は信者をハッピーにするためのもの」で、宗教団体はその目的を遂行する…

  • 自立再考

    幼少期に「自立しろ」と言われすぎると、きっとうつ病になる。僕がうつになったひとつの原因は、自立という言葉にとらわれ、人に頼ることが下手だったからだと考えている。 自立とは、「自力で誰の支援も受けずに物事を遂行していること、状態」を指す。脳がバグるまで僕の頭が回らなかったのが悪いのだけれど、現実世界でこれをそのまま実行することはほぼ不可能だ。 それに気が付かず、誰かに頼るということは恥であるという先入観が出来上がったので、物事が深刻化するまで、誰にも相談ができないという性格になった。 これは親からの影響もあるだろう。「18歳になったら家を出ていけ。その後の金銭援助は一切しない(本当はそんなことな…

  • 痩せるのが難しい理由を知っても、痩せることは無い

    衝動的な過食により、とうとう体重が100Kgを超えた。しかし過食をやめられそうになく、医者に相談するつもりだ。もともと太っていたので、さらに食欲に拍車がかかってしまった状態だ。間食と高カロリーな食事を我慢しようとしても、結局無意識に食べてしまう。で、気がつけば次の日は極端に食べない。食欲が沸かない。また次の日は腹が空く。ということで、1日過食、次の日食べない、次の日また過食という負の連鎖が始まった。 薬の影響なのかどうなのか、よくわからない。どうしてこうなってしまったのだろう、と思うと惨めになるから、あまり考えず、次の一手をめげずに探る。 ちょっとそれに関係しそうな本を読んでみることにした。 …

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