嫌われる勇気?
近年大ベストセラーになってドラマにもなっている大人気の本”嫌われる勇気”が有名です。 しかし、私が思うにそれは中々実践力や現実味に欠ける考えであるように思います。 著者が言いたいのは嫌われる勇気を持って(嫌われる事を恐れず)自分らしくあれということだとは思うのですが、それが出来れば苦労しませんが、中々そう簡単には出来ません。 何が実践力や現実味に欠けると思うのか? 嫌われる勇気というのは至って受動的な姿勢であり、相手の出方や反応を伺った姿勢である。 つまり相手が自分の事をどう思うのかを常に気にしている中で、それを気にしないように努めるという前提が垣間見えるように思う。 受動的な姿勢の弱さの例 1:お化けが怖い人がいたとする、暗闇でお化けが”出てくるな、出てくるな”と思えば思うほど怖くなる。怖いと思えば思うほどより怖くなる。 2:ジェットコースターが苦手な人がいたとする、友人に誘われて嫌々乗る事になった。 怖い怖い、やめてやめてと思えば思うほど恐怖がより増してくる。 ではどうすればよいのか? それは能動的な姿勢になれば良いのである。 能動的な姿勢に替えた場合の強さの例 1:お化けが怖い人
2021/04/28 23:03