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「禅の旅zenno-tabi」では「禅」を元に、人が生きるとはどういう事なのか、どのように生きれば人はより良く生きられるのかを考え、旅のように探求していく事を目的としております。

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2021/04/30

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  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ①「普勧坐禅儀」の「普勧」とは?

    「普勧坐禅儀」に入る前のご挨拶 「普勧坐禅儀」とは道元禅師によってしるされた嘉禄三年(1227年)に成立した書物で、当時の身分や生まれに関係なく、あまねく人々に「坐禅」の意義、行法を示した書物です。 中国の如浄禅師の元で、「身心脱落」をし、真実の仏法に巡り合えた道元禅師は、日本にお戻りになって最初に深草の安養寺、深草の興聖寺においてこの「普勧坐禅儀」を著しました。 その「普勧坐禅儀」には、道元禅師が中国からお戻りになって一番最初に書かれた「嘉禄本」、現在永平寺で所蔵されていて国宝にもなっている「天福本」、そして現代に我々が読むことのできる「流布本」、この3種類があります。 詳しくは 「坐禅」を

  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ①「普勧坐禅儀」の「普勧」とは?

    「普勧坐禅儀」に入る前のご挨拶 「普勧坐禅儀」とは道元禅師によってしるされた嘉禄三年(1227年)に成立した書物で、当時の身分や生まれに関係なく、あまねく人々に「坐禅」の意義、行法を示した書物です。 中国の如浄禅師の元で、「身心脱落」をし、真実の仏法に巡り合えた道元禅師は、日本にお戻りになって最初に深草の安養寺、深草の興聖寺においてこの「普勧坐禅儀」を著しました。 その「普勧坐禅儀」には、道元禅師が中国からお戻りになって一番最初に書かれた「嘉禄本」、現在永平寺で所蔵されていて国宝にもなっている「天福本」、そして現代に我々が読むことのできる「流布本」、この3種類があります。 詳しくは 「坐禅」を

  • 生きるとは何か①人の「五感」から証明する、「概念」の危うさの話。良寛さんのエピソードも紹介。

    今回は、少し人間の「五感」についてお話できればと思います。 五感全てを駆使して、鐘の音を聞いている 我々人間というのは頭の中で線引きをする生き物です。 物事を対象化し、自分の概念で物事の価値を決め、判断をする生き物です。 スパッと線引きをし、「私と他人」、あるいは「出家と在家」など、そういう線引きをしてしまう生き物です。 我々には生まれ持ったこの「脳みそ」という思考を司る媒体があり、色々の事を考えるから、常に線引きをして分別をしてしまいます。 ここで少し、私の生家であり、実家のお寺のお話をさせていただきます。 9月のお彼岸の頃「金木犀の花」のかおりが漂う時期であり、そのお彼岸中は実家のお寺では

  • 人の「五感」から証明する、「概念」の危うさの話。良寛さんのエピソードも紹介。

    今回は、少し人間の「五感」についてお話できればと思います。 五感全てを駆使して、鐘の音を聞いている 我々人間というのは頭の中で線引きをする生き物です。 物事を対象化し、自分の概念で物事の価値を決め、判断をする生き物です。 スパッと線引きをし、「私と他人」、あるいは「出家と在家」など、そういう線引きをしてしまう生き物です。 我々には生まれ持ったこの「脳みそ」という思考を司る媒体があり、色々の事を考えるから、常に線引きをして分別をしてしまいます。 ここで少し、私の生家であり、実家のお寺のお話をさせていただきます。 9月のお彼岸の頃「金木犀の花」のかおりが漂う時期であり、そのお彼岸中は実家のお寺では

  • 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?②(まとめ編)

    「香厳撃竹大悟」という有名な禅の公案(昔のお話)があります。 この公案はその有名さから、今まで沢山の禅者もしくは研究者によって、参究され、この公案によって「道を開かれた」方も沢山今までいたかと思います。 そのくらい、有名で重要性が高い「香厳撃竹大悟」という公案を恐れながら私も私ながらに参究し、このblogを通して皆さんにお伝えできればと思います。 前回はその概要と、考察をお伝えしました。 宜しければ、こちらの 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?①(考察編) をお読みください。 今回はその考察編に引き続き、まとめ編をお送りしたいと思います。 ①山口県曹洞宗青年会ホー

  • 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?②(まとめ編)

    「香厳撃竹大悟」という有名な禅の公案(昔のお話)があります。 この公案はその有名さから、今まで沢山の禅者もしくは研究者によって、参究され、この公案によって「道を開かれた」方も沢山今までいたかと思います。 そのくらい、有名で重要性が高い「香厳撃竹大悟」という公案を恐れながら私も私ながらに参究し、このblogを通して皆さんにお伝えできればと思います。 前回はその概要と、考察をお伝えしました。 宜しければ、こちらの 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?①(考察編) をお読みください。 今回はその考察編に引き続き、まとめ編をお送りしたいと思います。 ①山口県曹洞宗青年会ホー

  • 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?①(考察編)

    今回、禅の公案(昔の祖師方のお話)において非常に有名とされる「香厳撃竹大悟(きょうげんげきちくたいご)」というお話をしていきたいと思います。 このお話(公案)は道元禅師が記された書物、「正法眼蔵」三百則に出てくる公案です。 禅とは何か、真の仏法とは何かをしる上で多くのヒントが隠されており、この公案をとりあげ、参究した禅者や研究者は今まで数えきれないほどいます。 私も恐れながらこの「お話(公案)」をとりあげさせていただき、読者の皆様に少しでも分かりやすくお伝えできればと思っております。 そこで今回は、①考察編と②まとめ編 の2回に分けて解説させていただきます。 今回はその①考察編をお送りいたしま

  • 「香厳撃竹大悟」という有名な公案で見る、仏法の「悟り」とは何か?①(考察編)

    今回、禅の公案(昔の祖師方のお話)において非常に有名とされる「香厳撃竹大悟(きょうげんげきちくたいご)」というお話をしていきたいと思います。 このお話(公案)は道元禅師が記された書物、「正法眼蔵」三百則に出てくる公案です。 禅とは何か、真の仏法とは何かをしる上で多くのヒントが隠されており、この公案をとりあげ、参究した禅者や研究者は今まで数えきれないほどいます。 私も恐れながらこの「お話(公案)」をとりあげさせていただき、読者の皆様に少しでも分かりやすくお伝えできればと思っております。 そこで今回は、①考察編と②まとめ編 の2回に分けて解説させていただきます。 今回はその①考察編をお送りいたしま

  • 「木魚」の由来とは?僧侶のお勤めに使われるようになった経緯について

    「大悲心陀羅尼」とは まず本題に入る前に、「大悲心陀羅尼」というお経について簡単にご説明します。 大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)とは正式には「千手千眼観自在菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼(せんじゅせんげんじざいぼさつこうだいえんまんむげだいひしんだらに」と言います。 観自在菩薩(観音さま)の大慈悲をあらわした経典です。 このお経の中には「 あらゆるの恐怖や恐れの中にあっても衆生を救ってくださる観自在菩薩に帰依したてまつる」という内容の文言が言い換えられて繰り返されます。 どうしてこのようなお経があるかというと、曹洞宗では、毎朝のお勤め「朝課(ちょうか)」というものがあります。 毎日毎日、この朝

  • 我々の「命」を「海全体」として見た時、道元禅師がおすすめになる「坐禅」が分かる

    道元禅師がおすすめになる「坐禅」とはどういったものでしょうか。 本記事ではその道元禅師のおすすめになる「坐禅」とはどういったものか、我々の「命」と「海」を例にして解説していきたいと思います。 普勧坐禅儀の「普勧」の本当の意味とは? まず初めに本題へ入る前に、道元禅師が坐禅の仕方を記した書物で「普勧坐禅儀」というものがあります。 その普勧坐禅儀には3つ種類があります。一つ目が「嘉禄本」。二つ目が「天福本」そして、三つめが「流布本」です。 「普勧坐禅儀」というのは、「普勧」という字が入っています。「普く勧める坐禅」という意味です。誰にでも勧められる坐禅という事です。 何か「坐禅」というと特殊な人間

  • 生きる智慧「普勧坐禅儀撰述由来」とは?「正法眼蔵」と「普勧坐禅儀」を読む前に。

    この度の「禅ブーム」、「坐禅ブーム」に牽引されるように、「正法眼蔵」や、「普勧坐禅儀」を読みたいという方は現在多くいっらしゃると思います。 しかしあなたは、「普勧坐禅儀撰述由来」というものをご存知でしょうか。 この「普勧坐禅儀撰述由来」というのは、道元禅師が「普勧坐禅儀」をしるすにあたって、どのような心境でこの「普勧坐禅儀」をしるそうと思ったか、その経緯をあらわしたものです。 今後、「正法眼蔵」や「普勧坐禅儀」を学びたいと思われる方は、是非本記事で紹介している「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえておくことをおすすめします。 この「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえれば、至上最も難解とされる「正

  • 生きる智慧「普勧坐禅儀撰述由来」とは?「正法眼蔵」と「普勧坐禅儀」を読む前に。

    この度の「禅ブーム」、「坐禅ブーム」に牽引されるように、「正法眼蔵」や、「普勧坐禅儀」を読みたいという方は現在多くいっらしゃると思います。 しかしあなたは、「普勧坐禅儀撰述由来」というものをご存知でしょうか。 この「普勧坐禅儀撰述由来」というのは、道元禅師が「普勧坐禅儀」をしるすにあたって、どのような心境でこの「普勧坐禅儀」をしるそうと思ったか、その経緯をあらわしたものです。 今後、「正法眼蔵」や「普勧坐禅儀」を学びたいと思われる方は、是非本記事で紹介している「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえておくことをおすすめします。 この「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえれば、至上最も難解とされる「正

  • 「普勧坐禅儀撰述由来」とは?「正法眼蔵」と「普勧坐禅儀」を読む前に。

    この度の「禅ブーム」、「坐禅ブーム」に牽引されるように、「正法眼蔵」や、「普勧坐禅儀」を読みたいという方は現在多くいっらしゃると思います。 しかしあなたは、「普勧坐禅儀撰述由来」というものをご存知でしょうか。 この「普勧坐禅儀撰述由来」というのは、道元禅師が「普勧坐禅儀」をしるすにあたって、どのような心境でこの「普勧坐禅儀」をしるそうと思ったか、その経緯をあらわしたものです。 今後、「正法眼蔵」や「普勧坐禅儀」を学びたいと思われる方は、是非本記事で紹介している「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえておくことをおすすめします。 この「普勧坐禅儀撰述由来」の内容を踏まえれば、至上最も難解とされる「正

  • お釈迦様からの贈り物「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~教外別伝、不立文字~

    前回の、 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~世界はいつもありのまま~ の続きとなる今回は、第三弾といたしまして引き続き「正法眼蔵涅槃妙心」とは何なのか、探っていきたいと思います。 前回の終わりでは、道元禅師は中国から日本に帰還された際何も持たず、手ぶらで帰って来たエピソードを取り上げ、「正法眼蔵涅槃妙心」とは言葉で説明すると「大自然のありのまま」の姿となることを説明させていただきました。 しかしまだ「正法眼蔵涅槃妙心」とは何か、の全容を説明するまでには至っておりません。 今回は中国から道元禅師が手ぶらで戻られたところから再度振り返ってみたいと思います。「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かしりたいとい

  • 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~教外別伝、不立文字~

    前回の、 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~世界はいつもありのまま~ の続きとなる今回は、第三弾といたしまして引き続き「正法眼蔵涅槃妙心」とは何なのか、探っていきたいと思います。 前回の終わりでは、道元禅師は中国から日本に帰還された際何も持たず、手ぶらで帰って来たエピソードを取り上げ、「正法眼蔵涅槃妙心」とは言葉で説明すると「大自然のありのまま」の姿となることを説明させていただきました。 しかしまだ「正法眼蔵涅槃妙心」とは何か、の全容を説明するまでには至っておりません。 今回は中国から道元禅師が手ぶらで戻られたところから再度振り返ってみたいと思います。「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かしりたいとい

  • https://zennooto.com/577-2/

    前回の、 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~世界はいつもありのまま~ 続きとなる、今回は第三弾といたしまして、引き続き「正法眼蔵涅槃妙心」とは何なのか、探っていきたいと思います。 前回の終わりでは、道元禅師は中国から日本に帰還された際何も持たず、手ぶらで帰って来たエピソードを取り上げ、「正法眼蔵涅槃妙心」とは言葉で説明すると「大自然のありのまま」の姿となることを説明させていただきました。 今回は中国から道元禅師が手ぶらで戻られたところから再度振り返ってみたいと思います。「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かしりたいという方は是非、この章を読んでみてください。 それでは早速参りましょう。 道元禅師が中国

  • 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~世界はいつもありのまま~

    前回に引き続き今回も「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かを読者の皆様と探っていきたいと思います。 道元禅師の教えを基本とし、このblogは運営しており、世界中で現在流行している「禅ブーム」におきましてもこの「道元禅師」の教えを理解できれば「禅」とは何かを理解できると思っております。 その道元禅師がしるされた代表的な書物の中に「永平広録」というものがあります。 その「永平広録」の中に、「打坐はこれ正法眼蔵涅槃妙心なり。」という一文が出てきます。 詳しくは前回の 「正法眼蔵涅槃妙心」とは、一体何だろう。~身心一如にならう~ を読んで頂きたいのですが、 「坐禅」とは何かを理解するためにはこの「正法眼蔵涅槃妙

  • 「正法眼蔵涅槃妙心」とは何だろう。~世界はいつもありのまま~

    前回に引き続き今回も「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かを読者の皆様と探っていきたいと思います。 道元禅師の教えを基本とし、このblogは運営しており、世界中で現在流行している「禅ブーム」におきましてもこの「道元禅師」の教えを理解できれば「禅」とは何かを理解できると思っております。 その道元禅師がしるされた代表的な書物の中に「永平広録」というものがあります。 その「永平広録」の中に、「打坐はこれ正法眼蔵涅槃妙心なり。」という一文が出てきます。 詳しくは前回の 「正法眼蔵涅槃妙心」とは、一体何だろう。~身心一如にならう~ を読んで頂きたいのですが、 「坐禅」とは何かを理解するためにはこの「正法眼蔵涅槃妙

  • 「正法眼蔵涅槃妙心」とは、一体何だろう。パート①

    前回、坐禅とは何かを知るためには道元禅師の「普観坐禅儀」を参考にし、その「普観坐禅儀」を理解する事が「坐禅」をしる最もよい方法であるとお伝えしました。 しかし、道元禅師のお書きになった「永平広録」には「打坐はこれ即ち正法眼蔵涅槃妙心なり。」という一文が出てきて、「坐禅」の正体を知るためにこの「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かを理解する必要がある、という所までが前回のあらすじとなります。 よろしければ前回の 「坐禅」を知るために道元禅師の「普観坐禅儀」を共に学んでいきましょう をお読みください。 今回は前回に引き続き、「正法眼蔵涅槃妙心」とは何なのか、について述べてみたいと思います。 道元禅師の「身心

  • 「正法眼蔵涅槃妙心」とは、一体何だろう。パート①

    前回、坐禅とは何かを知るためには道元禅師の「普観坐禅儀」を参考にし、その「普観坐禅儀」を理解する事が「坐禅」をしる最もよい方法であるとお伝えしました。 しかし、道元禅師のお書きになった「永平広録」には「打坐はこれ即ち正法眼蔵涅槃妙心なり。」という一文が出てきて、「坐禅」の正体を知るためにこの「正法眼蔵涅槃妙心」とは何かを理解する必要がある、という所までが前回のあらすじとなります。 よろしければ前回の 「坐禅」を知るために道元禅師の「普観坐禅儀」を共に学んでいきましょう をお読みください。 今回は前回に引き続き、「正法眼蔵涅槃妙心」とは何なのか、について述べてみたいと思います。 道元禅師の「身心

  • 「坐禅」を知るために道元禅師の「普勧坐禅儀」を共に学んでいきましょう

    「坐禅」とは何か?それを一言で言い表すのはとても難しいです。 正直私自身その疑問にお答えできるような力量も持ち合わせていません。 マインドフルネスやこの度の禅ブームによって、またその「種類」も現在豊富にあります。 坐禅の仕方はお国や宗派によってさまざまだし、パッと見ただけでは背筋を伸ばして足を組んでいるだけのようにも見える。とてもご利益があるようには思えないけど、どんな意味があるのでしょうか。 私自身この「坐禅」というものの正体が分かっておりませんが、今回はわからないなりに、私の坐禅に関心を持っていただくために簡単な坐禅の入り口のようなものを紹介させて頂きたいと思います。 「坐禅」とは何か、そ

  • 「坐禅」を知るために道元禅師の「普観坐禅儀」を共に学んでいきましょう

    「坐禅」とは何か?それを一言で言い表すのはとても難しいです。 正直私自身その疑問にお答えできるような力量も持ち合わせていません。 マインドフルネスやこの度の禅ブームによって、またその「種類」も現在豊富にあります。 坐禅の仕方はお国や宗派によってさまざまだし、パッと見ただけでは背筋を伸ばして足を組んでいるだけのようにも見える。とてもご利益があるようには思えないけど、どんな意味があるのでしょうか。 私自身この「坐禅」というものの正体が分かっておりませんが、今回はわからないなりに、私の坐禅に関心を持っていただくために簡単な坐禅の入り口のようなものを紹介させて頂きたいと思います。 「坐禅」とは何か、そ

  • 坐禅の種類とは?道元禅師の書いた「普観坐禅儀」を参考に解説

    普観坐禅儀とは普く人々に「道元禅師」が「坐禅」をおすすめにならえた書物です。詳しくはこちらをご覧ください。 まず初めに、普観坐禅儀に入る前に「普観坐禅儀撰述由来」というのがあります。こちらの方を読んでから普観坐禅儀に入りたいと思います。 この「普観坐禅儀撰述由来」は誰が御書きになったかというと、「普観坐禅儀」と同様、永平寺をお開きになりました高祖「道元禅師」がお書きになったものであります。 普観坐禅儀撰述由来 「教化別伝の正法眼蔵、吾が朝いまだ嘗て聞くことを得ず。いわんや坐禅の儀則、今に伝わることなし。予、先の嘉禄中、宋土より本国に帰りしに、参学の坐禅儀を撰せよとの請あるによりて、やむことをえ

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