「抜群」とは、何もの達から【抜きん出る】という事です。
比べられるという事は、他者と比較出来る程の【違い】を自らが持っているという事なのだと思います。周りから見分けられる程の【独立】が自分に有るという事。同率の背丈と一律した足並みならば、誰もが持ち得るものならば、群像の中から【唯一】を「見分ける」事も「比べる」事も儘なりません。詰まるところ「比較」とは、その方を【抜き出す】作業の事を指すのではないかと思うんです。人垣から「たった一人」を掬い上げる行為の事。それが例え憂き目でも引け目でも、「自分には無いもの」を「持っている」とするのなら、それは決して誰もに持ち得る事は叶わない自分だけの【異彩】です。多くの中から抜きん出る事を「抜群」と呼ぶとするのなら…
2022/02/27 15:35