年収は業種と職種でほとんど決まる1

年収は業種と職種でほとんど決まる1

40歳年収「64業界別」ランキング(東洋経済オンライン2018年) まずはこちら↑の表を見てください。 業種トップと最下位では約3倍の年収の違いがあります。 40歳のモデル賃金での比較なので、 業界の平均年齢や正社員比率の違いなど が補正されていると考えてよいと思います。 (モデルなので実際の詳細とは乖離している部分も あるとは思いますが、大まかな部分は合っているのでは) 例えば、私が新卒だった30年ほど前も旅行業は低かったです。 就活にあたって、課長の給料を調べたことがあるのですが、 〇〇ツーリスト、○○旅行など、有名な旅行代理店の給料が びっくりするほど低かったことを覚えています。 これは企業の実力とは関係なく決まっています。 60位の家電量販店は売上が1兆を超えるような企業もありますが、 10位の総合重機の売上3,000億円クラスの企業に 平均年収では負けるということです。 会社の知名度や業績などとは別に どの業界に属しているかで給料が決まるということは 知っておいた方が良いです。 業種ごとに儲けの仕組み≒ビジネスモデルが違うので 払える人件費が決まってしまうのです。 業界ごとにしのぎを削って競争していますので、 人件費は業界ごとのある決まった水準に落ち着いてしまうのです。