第九十二話②
[果たして・・]一足先に隠れたモジンソプに続いて、ミエたちも身を隠す。「早く早く!何!?両サイドから来てんの?!」土手側からは高校生(ヨンミン先輩含む)、そして橋側からは高句麗中生(ベ・ホンギュ含む)。[さて・・][さてさて・・]・・という気になるところで、場面はキム・チョルの方へと転換する。 チョルは”6月15日ファン・ミエ誕生日何欲しい?”のメモを見て、目を丸くしているところだ。数秒の後、チョルは勢いよく立ち上がった。ガタッバッ!チョルはそのまま後ろの二人の方を振り返った。なんとも微妙な表情で。[彼らの運命は・・?!] あっちでもこっちでも運命の歯車が勢いよく回転する。そしてここで、もう一度時を戻すことにしよう。[ストップ!] チョルがあのメモを目にしたところでストップ。なぜチョルは、あのメモをジョ...第九十二話②
2023/07/30 23:00