これ以上の円安ドル高は日経225にネガティブ? 堅調継続の米景気を受けて米利下げ見込みは回数減と開始後ずれを織り込みながら後退する中、米10年金利は昨年末に3.9%割れ水準だったものが足下で4.7%まで上昇して昨年のピーク水準である5.0%まで30bpsとなった。ドル円もこうした金利の動きに連れ高しているが、昨年の金利水準との比較からは152円超の動きはオーバーシュート気味に見える(下図参照)。 昨年は秋口にかけて米金利がピークをつけ、その後はディスインフレ進行からの利上げ打ち止め感台頭及びイスラエルとハマスの戦闘を受けた安全資産逃避の流れも加わり金利は反転下落となったが、今回は足下の原油高も…