卵子は年をとる
精子と卵子には、宿命的ともいえる大きな違いがあります。 ひと言でいえば、「精子は年をとらないが、卵子は年をとる」ということです。 しかし、このことを知らない女性がとても多いのです。 女性は生まれたときから、左右の卵巣あわせて200〜300万個の原始卵胞と呼ばれる、卵のもとのような細胞を持っています。 その数は出生時より、母親の体内にいる胎生期8カ月頃が一番多いともいわれています。 そして生まれたときから、その原始卵胞の数は、時間とともに確実に減少していくのです。 初潮を迎えて生理が始まる頃には、3分の1〜10分の1程度にまで減少しているといわれ、その減少は閉経
2020/12/25 13:54