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Zooey's Diary https://blog.goo.ne.jp/franny0330

映画は年に100本ほど鑑賞、話題の新作を自分の好みで勝手に批評しています。二十代でNYで一ヶ月過ごしたのを皮切りに、海外は30か国以上を廻りました。おバカなダックス犬を溺愛、読書やグルメやお出かけも大好きです。

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2020/10/16

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  • 苺とイチゴ

    たまにトールペイントの小物を頼まれて描くのですが、似たような絵柄の表札や眼鏡ケースが多いので、特にアップすることもないのです。が、今回久しぶりに苺の絵柄を頼まれました。友人の愛犬ポメラニアンが、イチゴという名前なのですって。ドッグフェスティバルの際のカートにつけるネームプレートを、ということでした。イチゴちゃん、本当に可愛い。小さな顔に目と鼻と口がちょこんと集まって、この愛くるしさときたら。苺の絵は種や反射光などとってもこまかいので老眼には少々辛いのですが、何年ぶりかの絵柄、なんとか完成。銀座「香港1997」でランチして、プレートを手渡ししました。こちらの小さな「冬瓜とブタのスープ」、こんなにいっぱい薬膳が入っているのですって。控え目な味付けのスープでしたが、なんだかいかにも身体に良さそうではありませんか...苺とイチゴ

  • 毎日を楽しく生きる人

    天王州アイルからの納涼クルージングに参加してきました。大型パーティー船「ジーフリート」に乗って天王州アイルを夕方出発、東京湾、隅田川を運航してスカイツリーの近くでUターンしてくるというもの。結婚祝いパーティが名目のクルージングで、私は友人から誘われたのでした。今回集まる連中は、いつもの仲間たちとはちょっと違う。しかもその結婚する二人、私知らないよ?というと私もよく知らないけど、友人の友人は友人だからいいのよ!是非お越しくださいってと。彼女はとにかく、クルージングに行ってみたかったらしい。私は何度か経験しているのでそれほど乗り気ではなかったのですが、確かに共通の友人が何人か参加しているようだし、まあいいかと。主催者は車とテニスを愛するFBの友人で、参加条件は「車かテニスを愛し、毎日を楽しく生きている人」。私...毎日を楽しく生きる人

  • 「シスター 夏のわかれ道」

    アン・ラン(チャン・ツィフォン)は北京の医大を目指しながら、看護師として働いて自活している。ある日、疎遠にしていた両親が事故死し、会ったこともなかった6歳の弟ズーハンが遺される。親戚中が寄ってたかって、弟を養育するのは姉としての当然の務めだと押し付ける。アン・ランはズーハンを養子に出そうと思いながら、里親が見つかるまで嫌々引き取ることにする。アン・ランは、両親に望まれた子供ではなかった。両親は男児を望み、アン・ランは障害児だと役所に届け、二人目を作ってよい許可を得ている。そう、この頃の中国は一人っ子政策を取っていたのですね。そして彼女は医学部を目指していたのに、両親に願書を地元大学の看護学部に書き換えられていた。それ以来、彼女は家を出て、一人で自活しながら必死に医大を目指していたのです。そこに転がり込んで...「シスター夏のわかれ道」

  • 邪魔者は消せ!

    あれだけ唾を飛ばして怒鳴りまくっていた悪役面の傭兵のボスが、こんな簡単に殺されちゃうなんて。しかも搭乗員10人と一緒に。プーチンに逆らうとこうなるということ?一年ほど前に、「ナワリヌイ」というドキュメンタリー映画を観ました。反汚職キャンペーンを繰り広げていたロシアの弁護士ナワリヌイは、2020年に国内便の中で突然倒れ、昏睡状態になる。ベルリンの病院で、猛毒神経剤「ノビチョク」が検出される。彼は用心して機内で出された飲食物など一切手を付けなかったのに、猛毒は何処から入ったのか?粘り強い捜査の結果、なんと彼のパンツ(下着)の内側に猛毒が塗り付けてあったというのです。国家権力をもってすれば、そんなことまで簡単にできてしまうのか。その後ナワリヌイは投獄されるのですが、刑期はどんどん伸び、最近の情報だと30年を超え...邪魔者は消せ!

  • 「がんが消えていく生き方」

    がん医療に長年携わってきた外科医ががんを発症し、13年経ってから書いたという本。船戸崇史医師は48歳の時に腎臓がんを罹患し、外科手術で切り取り、その後再発転移させないためにどうしたらよいかと、ありとあらゆる方法を試したのだそうです。そして彼が得た結論は、再発防止の為にもっとも重要なのは生活習慣の改善だということ。がんに克つ5つの生活習慣1良眠生活「睡眠中こそが細胞や組織を修復する時間帯」2良食生活「がん体質を変えるための食生活にスイッチ」(禁酒禁煙は勿論)3加温生活「リンパ球は体温1%上がると活性力40%増」4運動生活「がんが嫌う酸素を体内に効率的に取り込む」5微笑生活「実証された笑いの作用でNK細胞の活性化」こそが、免疫力を強化し、再発しない身体をつくると説くのです。舟戸医師は岐阜の方なのですね。関市の...「がんが消えていく生き方」

  • いつまで暑い?

    昔、私が子供の頃は、お盆が過ぎたら暑さの峠は越したという感じでした。急に涼しくなるわけではないけれど、朝夕はいくらか涼しくなり、海にはクラゲが出始めて、海や大きなプールに出かけるにはお盆過ぎはもうちょっと、という感じでした。今年の夏は、お盆過ぎてもまったくひるむことがない。昨日21日の時点で、この夏の猛暑日(最高気温が35℃以上の日)は26日。去年の猛暑日は全部で16日しかなかったのですって。いつまで暑いのだ、今年の夏!?我家のリビングは南面が全面250㎝高の窓で、冬は温室のように暖かいのですが夏は地獄のようです。終日エアコン24℃設定にして扇風機もつけっ放しですが、それでも暑い。タロウも一日中、討ち死にしたように寝ています。以前はソファやマッサージチェアの上で寝ていたものですが、今は登ることが難しくなっ...いつまで暑い?

  • 「凍」澤木耕太郎

    連日こちらの最高気温は35℃前後。あまりにも暑いので、涼しくなりそうな本を読んでみました。世界的クライマー、山野井泰史・妙子夫妻の、2002年のヒマラヤの難峰ギャチュンカン(7952m)への挑戦を描いたノンフィクション。過酷な状況下のビバーク、垂直の氷壁の懸垂下降、重度の凍傷、何度も襲いかかる雪崩、いやはや壮絶極まるものです。天候の突然の悪化で雪崩に遭い、低酸素で二人とも目が見えず、妙子は水も食べ物も受け付けず、肉体も精神も限界の境目を越えていく。そして妙子は、何度目かの雪崩で、泰史よりも50mも下に吹き飛ばされ、宙吊り状態になる。「指がカチカチに凍っていく。感覚を取り戻そうと、口に含んで歯で噛む。それでも感覚が戻らないので、岩に手を打ちつける。(中略)一本のハーケンやアイススクリューを打つのに一時間はか...「凍」澤木耕太郎

  • 「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

    冒頭、1974年のフランス国会で、カトリックが多数を占め、男性議員ばかりの中で、中年の女性が合法的な中絶法を勝ち取るために声を張り上げている。無垢な子どもたちを殺すのか、ふしだらな女の自堕落を助長するのかなどと男性議員たちの怒号が飛び交う中、レイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性を提示し、圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取ったのです。シモーヌ・ヴェイユはニースの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、恵まれた子供時代を過ごす。しかし16歳の時に戦争が始まり、両親や兄姉と共にアウシュビッツに送られる。富裕層として暮らしていた彼らも、全裸にされ、頭を丸坊主にされ、家畜小屋のような施設に入れられる。こうした光景は今までどれだけアウシュビッツもので観てきたか分かりませんが、何...「シモーヌフランスに最も愛された政治家」

  • グッチ提灯

    ブルーノート東京に行く前に表参道ヒルズに寄ってみたら、グッチの提灯が一面に並んでいました。グッチと提灯って、なんとも不釣り合いなのですけれど。そして青々とした竹林が階段に沿って続いています。黒服のお兄ちゃんたちが何人も立っていたので、何事?と聞いてみたら、「GUCCIBAMBOOSUMMER」というバンブーバッグのニューラインを記念した企画であるらしい。奥に素晴らしい展示があります、要予約ですがということで、その場でLineで予約して入れて頂きました。真っ暗な部屋に透明な球の中のバンブーバッグが浮かび上がり、月の世界に降り立ったような空間が。そうかと思うと、カラフルなバンブーバッグの映像がクルクルと廻る。他にもドライアイスの霧に包まれた幻想的なバンブーバッグなど、何とも綺麗。若い頃、オールドグッチシリーズ...グッチ提灯

  • ボサノバの夜

    台風が和歌山から大阪方面に上陸した昨日の夕方、会社帰りの夫と表参道で待ち合わせ。都心は晴れてはいたものの、物凄い湿度でミストサウナの中にいるよう、時々ザーッと降ったりという天気。時間があまりないので軽く食べようということで、カフェ・クリスクロスへ。こちらのクラブハウス・サンドは、スモークチキン、ハム、ベーコン、卵、アボカド、トマト、レタスが入った豪華なものですが、二つに分けることができなくて食べにくい!これにこのままかぶりつけと言うのか?(右下がそのアップ写真)顎が外れそうになりながら、頑張りました。これに、グリルソーセージやワッフルフライドポテトなど。そして向かった先は、久しぶりのブルーノート東京。ボサノバの女王、小野リサのライブ"FlymetoBrasil~viaItaly!"。こちらの食事も美味しい...ボサノバの夜

  • 有料無料

    母の初盆も無事に終わり、昨夜帰って来ました。名古屋駅のホームに降り立った瞬間、暑い!と感じましたが、やっぱり。この3日間、岐阜、名古屋は平均38℃台、都心は35℃台だったようです。新幹線は行きの11日午前も、帰りの13日夜も満員御礼、連結部分には立っている人も。新幹線の車内販売が終了になるというので最後のコーヒーを楽しみにしていたのですが、人が多すぎて中止になったようで残念。母の介護に通った8年間、特に帰りの車内での、一杯の熱いコーヒーに慰められていたのでした。コロナで中止になっていた花火大会が、今年は全国で再開。ところが材料費や警備費の高騰やスポンサーの弱体化などで四苦八苦、あちこちが有料化になったというニュースを聞きました。青森ねぷたの特等席は100万円だが8割完売、大津の花火では有料席を優先して一般...有料無料

  • 「ソール・ライターの原点」展

    文化村がこの春なくなってしまいましたが、文化村Museumはヒカリエの上に移り、そこでソール・ライター展が開催されるというので行って来ました。ヒカリエの9階にこんな大きな空間があるとは知りませんでした。(ユージン・スミス)1950~60年代の黄金期のニューヨークを写し撮った未公開スナップ写真というものが延々と並んでいましたが、小さい!しかも白黒写真が多く、これは老眼には辛い、眼鏡しないと見られない。そう思って観て行くと、ユージン・スミス、セロニアス・モンクといった著名人のポートレイトが登場しますが、やはり小さい。次はファッション雑誌の表紙。これは鮮やかなカラーとはいえ、やはり小さいし、数十年前の雑誌、中には黄ばんでいるものも。ソール・ライターがこんな綺麗な絵を描いていたというのは、嬉しい発見でしたが。ソー...「ソール・ライターの原点」展

  • 「朽ちゆく庭」「夜が明ける」

    「朽ち逝く庭」伊岡瞬著「絶対に言えない秘密を抱える家族の行く末とは」こんな帯のコピーを見たら、読まずにはいられない。中堅ゼネコン勤務の父・陽一は仕事でトラブルを抱え、母・裕実子は勤め先の上司とホテルに、中学生の息子・真佐也は不登校が続く。そんな家庭に、ある日、とんでもない事件が起きる…学校にも行かず、怠惰な生活を送る息子に最初は苛立ちを覚えますが、終章、息子が一番まともであったことが分かって愕然とします。下手なホラーよりも怖い、仮面家族の崩壊を綴った物語です。「夜が明ける」西加奈子著「書きながら辛かった」と著者が言うこの小説のテーマは、現代日本に存在する若者の貧困、虐待、過重労働です。15歳の時、普通の家庭で育った「俺」と、母親にネグレクトされていた吃音のアキは高校で出会い、共有できることなんて何一つない...「朽ちゆく庭」「夜が明ける」

  • 「ゆかたで銀ぶら」②

    銀座中央通りを浴衣で歩きまわってあまりの暑さにのぼせかけていた時、交差点近くで涼し気な色合いの展示場を見つけました。吸い込まれるように入っていくと、「カーボンニュートラルをテーマにした体験型インスタレーション」とのこと。意味を理解できないままに、涼しい展示場の案内に従って地下に下りて行くと…部屋中が色鮮やかなインスタレーション!お台場や豊洲のチームラボ・ミュージアムの小型版みたい。森のシーン、街のシーン、そして海のシーンへと次々変わる。カーボンニュートラルというのは、温暖化による気候変動から地球を守るため温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることなのだそうです。KDDIは2030年度までのCO2排出量実質ゼロに取り組んでいて、ここではその活動を易しく説明してくれるらしい。入口で双眼鏡型ARグラスというのを渡さ...「ゆかたで銀ぶら」②

  • 「ゆかたで銀ぶら」➀

    (エルメスフォーラム)浴衣で銀座を歩こうという催しがあるというので、久しぶりに浴衣を着て、着物好きな友人と行って来ました。まずはポルトガル料理店「ヴィラモウラ」銀座店でランチ。スパークリングワインとカンパリで乾杯して、前菜、イワシのオーブン焼き、大山鶏のエシュベターダ、鴨とオレンジの炊き込みご飯、チーズケーキ。イワシのオーブン焼きはつまり塩焼きだし、エシュベターダは鶏の串焼きだし、炊き込みご飯も和食に通じるものがあって、素朴な味で美味しい。この店には何度か行ったことがあるのですが、そういえば店名はどういう意味なの?とウエイターのお兄さんにお聞きしたら、スミマセン、知らないですと。調べてみたら、ポルトガル南部のリゾート地の名前ですって。勤務先の店名の意味が気にならないのかしらと、お節介なオバサンは思ってしま...「ゆかたで銀ぶら」➀

  • 諸刃の剣

    ネットで小物を買おうとして、いつものように登録してあるクレジットカードで決済しようとしたら、なんと「残額が足りないか、限度額を超えているので使用できません」と出る。ウソでしょう?千円にも満たない小物なのです。これはおかしいと思って、カード会社に電話してみました。音声ガイドに従ってあちこち回され、ようやく肉声のオペレーターに辿り着きました。事情を話すと、少々お待ちくださいと待たされ、驚くべき事実が。そのカードで昨日、海外サイトから購入しようとする不審な動きがあったので一旦停止させて頂いたというのです。どんな品物を?何処の国で?と聞くと、品物までは分からないが、国はアメリカだと。そして昨日が初めてでなく、7月中旬から始まって5回、同じことが起きている。すべてブロックしたので損害は発生していないが、情報が洩れて...諸刃の剣

  • 25kgの氷の塊

    (六本木イエロ)枕草子に「あてなるもの(上品なもの)」としてかき氷が登場すると知ったのは、いつのことだったか。平安時代にも寒冷な地方で氷は作れるでしょうが、それを夏までどうやって保存して運ぶのだろうと不思議に思っていました。昨夜のNHKの「歴史探偵」で、その謎を解き明かしてくれました。(神楽坂茶寮)江戸時代に、加賀藩から江戸まで氷が運ばれ、将軍に献上されたのだそうです。「氷室」と呼ばれる特殊な地下の保存庫で保存した氷の塊を、笹と筵で幾重にも包み、二重の桐の箱に入れて、昼夜を問わず4日間走って届けたのですって。(お抹茶サロン)で、番組ではそれを3人の若者が検証してくれました。25kgの氷の塊を、笹と筵で包み、二重の桐の箱に入れ、自転車で金沢から東京まで480キロを走る。強い日差しの下、急勾配あり、自転車の故...25kgの氷の塊

  • 「水に沈んだ都市」アーティゾン美術館

    ブリジストン美術館がアーティゾン美術館という名前に変わってから、初めて行って来ました。「ARTIZON」とは、「ART」と「HORIZON」を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取っていただきたい、という意志が込められているのだそうです(HPから)。さすが、石橋という名前からブリジストンという会社名を作っただけのことはある…今回「抽象絵画の覚醒と展開」という、タイトルからして難しそうな展覧会ではありますが、展示作品は一部を除いて写真可です。新収蔵作品というものも多くあり、なんて太っ腹!私にはサーッパリ分からない抽象画が多かったのですが、印象に残ったものを少しだけご紹介します。「クロード・モネ黄昏のベネツィア」「アンリ・マティス画室の裸婦」「ロベール・ドローネー街の窓」「ジョアン・...「水に沈んだ都市」アーティゾン美術館

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