株の売買判断方法について(ツール編)

本日は私が投資に使っている情報収集用のツールやウェブサイトを紹介致します。皆さんの投資ライフを強力に支えてくれるものもあるかと思いますので、ぜひご覧ください。 テクニカル分析方法については過去にまとめましたのでこちらを御覧ください。 株の売買判断方法について(テクニカル分析、MACD編) - ときわの米国株資産運用 株の売買判断方法について(テクニカル分析、RSI、ボリンジャーバンド編) - ときわの米国株資産運用 楽天証券 www.rakuten-sec.co.jp 私はメインで楽天証券を使っている、というだけなので、SBI証券でもマネックス証券でもなんでも良いですが、証券会社の企業概要情報…

本日の相場短評、遂に仮想通貨が下落！

遂にビットコインが下落！ ここのところ連日高騰していたビットコインですが、遂に-10％と大きく下落しました。 ■ビットコイン日足チャート テクニカル状はMACDがデッドクロス形成、RSIが50を切るか切らないかぐらいの水準まで一気に下がりましたので、短期的には利益確定してもいい場面かと思います。長期的にはデジタル・ゴールド、インフレヘッジとしての役割として、まだまだ持ち続けても問題ないと思うので、売らなくてもいいとは思います。 売るのか売らないのかどっちなんだと思われるかもしれませんが、短期的なポートフォリオ、長期的なポートフォリオを用意するのは自分の投資成績を上げるためにも大事なことです。長…

本日の相場短評、ダウ3万超えて追い風！

ダウ終値ベースで初の3万ドル超え 24日のニューヨーク株式相場は前日比+1.53%で30046.24ドルで終了し、史上初めて3万ドルの大台に乗りました。これまで先物やザラ場中に3万を超える事はありましたが、終値ベースで3万を超えるのは初めてということです。 jp.reuters.com 3万を超えて、各種メディアは「大統領線が落ち着いて政治的不透明感が薄れたのを好感」とか「コロナウイルスワクチン開発が進んだ」とか色々理由をつけますが理由はどうでも良くて、3万を超えた、というのがメディアで一斉に報道されること自体に着目すべきです。 メディアでたくさん報道されることによって個人投資家の新規参入が促…

本日の相場短評、リップルが引き続き暴騰、どこまで続く？

リップルが引き続き暴騰！ ■リップル(XRP)日足チャート リップルが引き続き高騰を続けており、11月初頭は25円ぐらいでしたがそこから3倍ほどまで上昇しています。先日と同じ話ですが、少しでも買っておいたら後悔の念も薄れたんでしょうね・・・短期的には今から買うのはギャンブルなので冷静になってやめておきます。もちろんここから更に暴騰する可能性もあるので、ギャンブル好きの人は運試しするのも良いかもしれませんが、個人的にはおすすめしません。 ■リップル(XRP)週足チャート 日足のRSIは90間近、週足のRSIも90間近となってきています。かなり割高と言えますが、2017年末のバブル時には週足のRS…

時価総額が低い小型成長株を紹介！米国ヘルスケア企業編

本日は時価総額が低い、売上成長率高い成長株の中で、結構マイナーなんじゃないかと思う銘柄を紹介していきたいと思います。上場企業一覧を目視で一通り眺めていまして、今日はヘルスケア企業に絞って紹介してきたいと思います。 時価総額が低いということは、その企業の事業領域においてシェア拡大がうまくいって事業が軌道に乗り、株価が上がった場合の伸びしろが大きいということでもあります。例えばアマゾンの株も20年前から1000倍以上に膨れ上がっていますし、長い目線で夢を見るには良い投資対象だと思います。 長期分散投資の一つとして、少額だけ投資してみるのも良いんじゃないでしょうか。もしかしたら将来のアマゾンみたいな…

本日の相場短評、リップル暴騰！

リップルが暴騰！ 11/5ぐらいから強気トレンド入りしていたリップル(XRP)が、一昨日遂に＋22%ほどと暴騰しました。 ■リップル(XRP)日足チャート 今は一旦上昇がストップしている状況にあります。 私自身リップルは前々から注目していてブログ記事内でもそう言っていましたが、実際のところ買っていなかったため、今になって後悔しています・・・ american-stock.hatenablog.com 投資に後悔はつきものなので気にしないように心がけつつ、様々な金融商品に目を通して次のチャンスを伺って行きたいと思います。 このような暴騰局面で「なんで買ってなかったんだろう」「もっと買っておけばよ…

本日の相場短観、ビリビリ動画(BILI)の決算発表

Bilibili(BILI)決算 2020Q3 BILIの決算が発表され、株価が20%程高騰しているようです。 決算概要は以下です。 Total net revenues reached RMB3,225.7 million (US$475.1 million), a 74% increase from the same period in 2019. 総純売上高は3,225.7百万人民元（475.1百万米ドル）に達し、2019年の同時期から74％増加した。 Average monthly active users (MAUs) reached 197.2 million, and mobil…

時価総額が低い小型成長株を紹介！米国ソフトウェア企業編

本日は時価総額が低い、売上成長率高い成長株の中で、結構マイナーなんじゃないかと思う銘柄を紹介していきたいと思います。上場企業一覧を目視で一通り眺めていまして、今日はソフトウェア企業に絞って紹介してきたいと思います。 時価総額が低いということは、その企業の事業領域においてシェア拡大がうまくいって事業が軌道に乗り、株価が上がった場合の伸びしろが大きいということでもあります。例えばアマゾンの株も20年前から1000倍以上に膨れ上がっていますし、長い目線で夢を見るには良い投資対象だと思います。 長期分散投資の一つとして、少額だけ投資してみるのも良いんじゃないでしょうか。もしかしたら将来のアマゾンみたい…

ニオ(NIO)の決算発表！好決算だが株価は下がるのはなぜ？

中国EV業界動向 上海蔚来汽車(NIO)の3Qの決算が発表されました。かなり好調です。 https://marketchameleon.com/PressReleases/i/1096605/NIO/nio-inc-reports-unaudited-third-quarter-2020 以下は抜粋です。 (in RMB million, except for per ordinary share data and percentage) 2020 Q3 2020 Q2 2019 Q3 % Changeiv QoQ YoY Vehicle Sales 4,266.8 3,486.1 1,733…

テスラ(TSLA)がS&P500入りで急騰！仮想通貨も高騰中！

本日もマーケットニュースに対しての私なりの解釈を列記していきます。 テスラ(TSLA) テスラがS&P500の構成銘柄として採用され、12/21に実施されるという報道されました。これを受けて時間外で15%値上がりしたということですが、現在は+8.51％まで落ち着いています。 www.bloomberg.co.jp ■テスラ(TSLA)日足チャート S&P500に組み入れられる話は9月ごろにもあり、その時は組み入れが実現しなかったのと株式分割も重なり30%ぐらい暴落していましたが、そこから徐々に回復を見せています。 S＆P500に組み入れられる条件は以下のようになっています。 時価総額：時価総額…

本日の相場短観、ダウ3万突破、遂にリップル(XRP)が復活か！？

本日は21時頃にダウ先物が400pt程急上昇する場面がありました。どうやらモデルナ社のコロナワクチンが94.5%で効果があると報道されたそうで、その影響みたいです。 zai.diamond.jp 先週の11/9にも似たようなことが起こりましたが、今後の相場はどう動いていくのでしょうか。 アメリカ市場動向 ■ダウ平均1分足チャート ■NASDAQ1分足チャート チャートを見比べるとほぼ反転しているかのような動きをしているのである程度グロース銘柄からバリュー銘柄への資金の移動はあるものと思われます。 しかし、現時点でダウは前日比+1.3%、NASDAQは+0.64％とダウのほうがパフォーマンスが良…

【銘柄分析】ピンデュオデュオ(PDD)の企業分析【中国EC企業】

目次 ピンデュオデュオ(拼多多、PINDUODUO)とは？ ファンダメンタル分析 テクニカル分析 まとめ ピンデュオデュオ(拼多多、PINDUODUO)とは？ 2015年に設立され、2018年7月にNASDAQに上場した中国のEC企業です。中国のEコマース市場においてはまだ比較的小規模な企業ですが、WechatやQQ等の中国SNSを組み合わせた共同購入システム等、第2世代のECビジネスを運営しており、収益化はまだですが売上成長率はかなりのもので急成長しています。 最新の決算の結果を受けて株価が急騰しているようですのでファンダメンタル、テクニカルを見ていきたいと思います。 ファンダメンタル分析 …

レベル3の自動運転で産業構造に革命？株高に個人投資家は熱狂しすぎて危険信号？

本日も目についたニュースや明日の株価に影響しそうなトピックを紹介していきたいと思います。 ホンダがレベル3の自動運転を実現！ ホンダが世界で史上初、レベル3の自動運転の型式指定を行ったというニュースが出ています。 www.nikkei.com news.yahoo.co.jp もちろんこのニュースでホンダの株価は上がり、先週から20%ぐらい上がっています。 レベル3の自動運転とは？ 自動運転にはレベルが5段階設定されており、レベル1，2はドライバーによる監視、レベル3，4，5はシステムによる監視によって運転を制御します。今までもレベル2の自動運転は実現できていましたが、2から3へのハードルを超…

本日の相場短観、要チェックの銘柄を紹介します！

昨日はダウが+0.9%、NASDAQが-1.37％となり、一昨日に引き続きハイテク株などのグロース銘柄から伝統株などのバリュー株へのローテーションが続きました。この動きはこれからも続いていくのでしょうか？本日のアメリカ市場動向について見ていきます。 アメリカ市場動向 ■ダウ平均日足チャート ■NASDAQ日足チャート 本日はダウ＋0.21％、NASDAQ+1.21%、S&P500はその間ぐらいで+0.64%で開始しているようです。 昨日一昨日はかなりグロースからバリュー株への資金の移動がありましたが、本日は一服といったところでしょうか。今日は株式市場全体が少し盛り上がっているような状態です。日…

ハイテク銘柄に危険信号？何を買えばいい？

昨日は相場が大きく動きました。アメリカ時間開始時点ではダウは+6%ほどまで行きましたが、引けでは+2.95%で終わりました。 それに対してNASDAQは-1.53%と大きなマイナスで終わり、このような指数の相関率が低く値動きが大きく異なるのはかなり珍しい動きだと思います。この市場の動きについて私なりの意見を述べたいと思います。 アメリカ市場動向 ■ダウ日足チャート ■NASDAQ日足チャート ダウが大きく上がったのに対してNASDAQは大きく下がっています。S&P500はその間ぐらいです。 ダウ30平均を構成する銘柄には金融、エネルギー、航空といった伝統的な銘柄が割合的に多く含まれています。 …

ダウ先物が30000ポイント突破！お祭り騒ぎ？

今日は日経平均株価がバブル依頼最高値を29年ぶりに更新したというニュースで昼間湧いていました。そしてつい先程、世界の主要銘柄が一気に上昇してバブル相場みたいになってきていますので速報レベルで一旦まとめたいと思います。 日経平均 ■日経225CFD 25873 +5.28% www.nikkei.com 日本時間は2万4839円で終えましたが、そこから1000円上げて25000をすっ飛ばす勢いで上昇しています。 大統領選挙が一段落ついて、目先の不安要素がなくなったのが大きな要因というのが大方のメディアの見方ですが、これについては私も同じ意見です。 アメリカ主要指数 ■ダウ平均のCFD(US30)…

【銘柄分析】ストーン(STNE)の企業分析【ブラジルのフィンテック】

目次 ストーン(STNE)(Stone CO)とは？ ファンダメンタル分析 テクニカル分析 まとめ ストーン(STNE)(Stone CO)とは？ 2018年10月にNASDAQに上場したブラジルのフィンテック企業です。 競合他社としてはブラジルの同業種の企業としてパグセグロ・デジタル【PAGS】という企業も存在しており、こちらのほうが売上規模は大きいですが、成長率や時価総額でいうとSTNEのほうが高く、長期的にはSTNEのほうが有望視されているということが見て取れます。 ファンダメンタル分析 以下は楽天証券より抜粋です。 ウェブサイト https://www.stone.co/ 電話番号 +…

FRBはコロナショック二番底を危惧！更なる金融緩和で長期的に買いか？

FRB議長発言やアメリカ雇用統計を見るに、今は長期的には買いの場面と判断していいのでは、と思いましたので、いくつか情報を整理したいと思います。 FRB議長発言 11/5にFRB(アメリカの中央銀行)の定例会合(FOMC)が開催されました。FOMCは6週間に1度の周期で年8回、木曜日に開催され、そこで金利や経済成長率、物価、失業率などの見通しが発表されます。 その会合でのFRBの議長の発言は度々話題になります。今は選挙中なので政策金利については特に変わり無しでしたが、今回はコロナウイルスの感染が再び広がっていることについて「特に懸念している」という旨の発言があり、今後も量的緩和を継続するというこ…

大統領選挙の裏で動く相場、今買い時の銘柄を紹介します。

大統領選挙は泥沼化し、その裏で株式市場は盛り上がっています。 先週一週間は下げ一辺倒でしたが、今週は上げ一辺倒となり、その中でテクニカル的に買いと思える銘柄がいくつか出てきていますので紹介します。 NASDAQ指数 NASDAQがゴールデンクロス＆RSI50突破し、強気トレンド入りしています。ちなみにAAPLやAMZNなど、NASDAQの主要銘柄も同様に強気のシグナルが出ています。いずれの銘柄も相関係数が高い状態にあるので、上がる時は一緒に上がるとおもいますが、政治的ニュース等の要因により一斉に下がる可能性もありますので、フルポジションで挑むのはやめましょう。ちょっとずつ買うのがおすすめです。…

大統領選挙はいつ決着？今後の相場短観

アメリカ大統領選挙がかなり盛り上がっていますね。 一時は269対269で引き分けの可能性もありましたが、体制的にはバイデンがギリギリ過半数の270を獲得して勝ちそうな感じになっています。 www.foxnews.com しかしウィスコンシン州やミシガン州で不正投票では？という疑惑があったりトランプが裁判に持ちかけるのはまず間違いないので、決着まではまだ時間がかかりそうな状況です。 また、株式市場もかなり盛り上がっています。 本日はここ2－3日の状況整理や私の意見をまとめたいと思います。 NASDAQ指数 ■日足チャート NASDAQが+3.85%と暴騰しています。今この記事を書いている11/0…

【銘柄分析】ペロトン(PTON)の企業分析

目次 ペロトン・インタラクティブ(PEROTON INTERACTIVE)とは？ ファンダメンタル分析 テクニカル分析 まとめ ペロトン・インタラクティブ(PEROTON INTERACTIVE)とは？ 2019年9月にNASDAQに上場した、アメリカの新興フィットネス×テクノロジー企業です。家庭内で使用するエクササイズバイクを販売しており、そのバイクと併せてオンラインでエクササイズを受講できるサブスクリプションサービスを提供しています。 健康という分野は長期的に需要が減ることは考えにくく、むしろ自動化等で体を動かす需要であったり、コロナ化で家でも運動できる需要は確実に大きくなっているため、今…

アメリカ市場の下落は一旦STOP、本日の相場短観

今日からサマータイムが終了して日本時間の23:30から米国時間がスタートしています。 また、先週一週間は下げ一辺倒で生きた心地のしない相場環境でしたが、今週は一服という感じでやや上昇基調でのスタートとなっているようです。 S&P500インデックス指数 ■日足チャート 市場が開いたときにはおおよそ1.5%程プラスでスタートしていましたが、今は+0.6%とちょっとずつ落ちてきています。 相変わらず下落トレンド継続中と行った感じです。ダウはS&P500と比べるとちょっとマシで、NASDAQはほぼトントンといったところなので、金融等の伝統的な業種が少しだけ買われている様子です。 日経平均 ■日足 金曜…

【銘柄分析】キングソフト・クラウド・ホールディングス (KC)の企業分析

目次 キングソフト・クラウド・ホールディングス（Kingsoft Cloud）とは？ ファンダメンタル分析 損益計算書 貸借対照表 キャッシュ・フロー テクニカル分析 まとめ キングソフト・クラウド・ホールディングス（Kingsoft Cloud）とは？ 2020年5月にNASDAQに上場した、中国のクラウドサービスプロバイダーで、廉価なオフィス系ソフトを提供するキングソフト社から独立した会社です。中国×クラウドということでとても立地が良く、今後の成長には注目です。 中国のクラウドサービスのシェアはCanalysのレポートによるとAlibaba Cloudが4割、Huawei Cloudが、T…

【銘柄分析】ニウ(NIU)の企業分析

ニウ・テクノロジーズ（Niu Technologies）とは？ ファンダメンタル分析 損益計算書 貸借対照表 キャッシュ・フロー テクニカル分析 ニウ・テクノロジーズ（Niu Technologies）とは？ ニウは電動バイクで都市交通の変革を目指す中国の企業です。名前がNIOと似ていて、中国のEV企業というところでも共通しておりちょっとややこしいですが、車で溢れかえる都市の交通を電動バイクが解決することを使命として電動バイクを製造、販売しています。日本でも販売しているようです。 www.xeam.jp 上記の電動バイク紹介サイトをご覧いただくとわかりますが、日本でよく見るスクーターと比べてか…

株価暴落時に見ておきたい情報、心理的にモチベーションを保つには

昨今、暴落の予兆が出てきており、不安な生活を送っている方も多いかと思います。こういうときこそ過去を振り返り、狼狽売りしないようなマインドセットにしておくことが重要です。 ということで今回は株価暴落時に見ておきたい、投資に望むモチベーションを作るような情報を紹介します。 各金融商品の歴史上のリターン このグラフは1802年を起点として株式、長期国債、短期国債、金、米ドルのそれぞれのリターンを対数グラフに表したものです。こちらに示されている通り、株式で表される企業価値は時代が進むと共に膨大に大きくなっています。これはやはり技術の進歩、テクノロジーが人間社会を牽引し、そこに利益を生み出していることが…