依存性パーソナリティ障害
1.依存性パーソナリティ障害とは 世話をされたいという過剰な欲求のため、従属的な振る舞いでしがみつき、分離に対する強い不安を抱いているパーソナリティ障害である。過剰な助言や補償がなければなかなか自分で決められない。終始、他人の指示に従おうとする。自分の考えがあったとしても、依存する相手の欲求に自分を合わせようとする。一人は不安で、無力で落ち着かない。 依存性パーソナリティ障害の家族は、往々にして自立性が低く、支配性が高い。自立は危険に満ち溢れていると伝えられ、根底にある不安によって世話すること、世話されることを求めざるを得なくなる。依存は怒りを周到に隠すことにつながり、敵意や攻撃性を防衛すると…
2022/08/30 22:05