「絵手紙出しました-㉑阿麽提観音-」について考える
今回は、「㉑阿麽提観音(あまだいかんのん)」を描きました。三面六臂で宝冠を頂き、白獅子に乗っており、左手に鳳頭の竪琴と摩竭魚を、右手に白い吉祥鳥を持つとされる。そのお顔は慈悲相で、左膝の方を諦視する。まかつ‐ぎょ【摩竭魚】〘名詞〙(「摩竭」は[梵語]makaraの音訳で、「摩竭羅」の略。鯨魚・巨鼇(こごう)と訳す)体が極めて大きく、海底に穴居してよく船をのみこむという大魚。大鯨または大亀をいう。摩竭大魚。精選版日本国語大辞典㉑阿麽提観音(あまだいかんのん)中国創出の観音菩薩です。阿摩提とはサンスクリット語で「無畏」「寛広」を意味する“Abhetri”“Abhetti”の音写です。そのため、他に阿麼提観音、無畏観音、寛広観音の異名を持ちます。阿摩提は南インドで栄えた仏教国・那羯磔迦国の首都の名です。三十三観...「絵手紙出しました-㉑阿麽提観音-」について考える
2024/11/30 07:07