34
6月17日、34回目の誕生日を迎えた。 今年もまたひとつ、歳を重ねていく。子どものころ描いていた将来の理想の自分像とはまったくかけ離れた大人になってしまったと思う。つらいことも傷つくこともたくさん経験してきた。 めまぐるしく複雑な世の中に対する生きづらさを常に抱え続けて、ありとあらゆる失敗も、諦めも、後悔もしてきた。何かに打ちのめされたり喜んだり、三歩進んで二歩下がるの繰り返し。 そんなけっして順風満帆とはいかないままならない日々のなかでも、時々きらりと小さく輝くような出来事が起きたりする。それは大切な人達の存在だったり、ささやかで愛おしい愉しみや体験があるからこそなんとか震えそうになる足でも…
2025/06/20 11:49