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Nayunayu先生 ~愛のある教室~ https://www.nayunayu.com

現場教師として21年。子ども達、保護者、同僚、書籍などからたくさんのことを学ばさせて頂き「本当の教育とは何か」「真の教育とは何なのか」ということを深く追求してきました。その実践を通じて理解に至ったことをお裾分けするブログです。

教育に関する幅広い学びのお裾分けをしていますが、日常に存在する現象についても記事にしています。教育特化+ちょっとした話の混合型ブログです。教師という仕事を21年続けた結果、教師に必要なのは子ども達への深い愛情であることを確信し、愛情豊かな教師になるためには信念が必要だという結論に至りました。

Nayunayu
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2020/04/30

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  • 先入観を落としてありのままに見ること

    人は必ずと言っても過言ではないほどに先入観に囚われています。その先入観は様々な理由によって構築されているので仕方のないことですが、もし先入観を落として物事を俯瞰することができたのなら、物事の判断というものが正確にできる可能性が広がります。教育現場では「多様な物の見方」みたいなものを推奨していますが、多様な側面というのは、中心からの派生です。ですから、どうしても本質的なもの(中心)を理解する必要があるということで、その本質的なものを理解するために「先入観を落とす」というのが今回のテーマです。 3年生国語『三年とうげ』 光村の3年生教科書に『三年とうげ』という物語文があります。教材としての役割は、…

  • 癒しの力

    一緒にいると癒される人と疲れちゃう人がいます。癒される人とは一緒にいたいですね。でも、それは他力本願であり、癒し効果のある人が近くにいればよいでしょうけれども、都合よく現れてはくれませんし、ずっと一緒にいることは色々な意味で難しいでしょう。そこで、自分が癒し効果のある人、相手を癒せる人になってしまえばよいのだという発想をしてみました。相手を癒せる人になると、当然ですが自分自身も癒せることになります。人は持っているものしか相手に与える事ができないという不変の事実を逆の方向でみたらそうなります。つまり「相手を癒せる→自分に癒す力がある→自分自身が癒されている」という図式になります。 癒しの力はどこ…

  • お話から法則が見える1 最初の一匹

    物語には、たくさんの共通する法則のようなものがちりばめられています。法則とは、他のことにも共通すること、同じようなこと、応用して考える事ができること、世の中の仕組みみたいなものです。作者(物語文)や筆者(説明文)が知っているから書いたとは限りませんが、注意深く読んで関連づけらることができたら、法則のようなものが見えてきます。 ありの行列 光村の3年生国語の教科書下巻に『ありの行列』という説明文があります。学習課題は「感想を伝え合おう」になります。子ども達が感想を持って、感想文を書き、お友達と交流するという内容です。 感想を伝え合うのがテーマですが、まずは読解や説明文ならではの学習があります。で…

  • 健全な疑い

    もし何を信じたらよいか分からなくなったのなら、もしどうしたらよいか分からなくなったのなら、もし違和感が襲いかかってきているのなら、それは大変よい兆候です。そんな時は「健全な疑い」をすることをお勧めします。 健全な疑い 人は何かを信じています。あるいは何かを信じていません。 驚くかも知れませんが、「信じる」と「信じない」は同じです。 信じないというのは、「信じない」ということを「信じる」のです。「信じない」は「信じる」の別の側面に過ぎず、同質なのです。 ですから「疑う」と「信じる・信じない」は別物です。 別物である物を同質と捉えると不都合なことが起こります。それが「信じない」から生じる疑いであり…

  • くらしと道具の移り変わり

    3年生社会で『くらしと道具の移り変わり』という単元があります。昔の道具を調べたり、暮らしの様子を知ったりすることや、自分の住んでいる町のうつりかわりを学ぶということで、広い意味では地理にあたるのかな? これを授業したのですが、子ども達の反応が良かったのでお裾分けします。 「くらし」と「道具」はどちらが中心か 少し冷静に考えればすぐに分かるんですけど、そして子ども達もすぐに気づくと思ったのですが、なかなか議論が白熱したので、良い発問だったのかもしれないなと感じました。それがこの発問です。 発問:「くらし」と「道具」はどちらが中心でしょうか? 真っ二つぐらいに意見が割れました。 いくつか紹介します…

  • 会話のすすめ

    学級懇談会や面談などで、私は「親子でたくさん会話してください。」と勧めます。コミュニケーションのひとつである会話を勧める理由はたくさんありますが、実は会話していると思っていてもしていない場合が多いので、私は会話を強調しています。 今回のテーマは、会話とは何なのかということと、会話がもたらす抜群の効果についての説明です。毎回同じようなことを言っていますが、一円もお金がかからないので、自分にもできそうなこと、自分が納得したこと、やってみよっかな?と思えたことを実践してみることをお勧めします。少しでもこの記事がお役に立てたなら嬉しいです。 会話とは何なのか・・・ 「昨日の夜さ-、消費期限の切れた牛乳…

  • 行動が大切な3つの理由 ~実践する真の目的~

    「まずはやってみよう!」という言葉は行動を促しますが、多くの人は様々な口実を見つけてやりません。「やりたいんだけどね。」と、自分自身を騙し、その騙していることを隠すために口実を見つけます。でも、本当は「やりたくない」と言っているのです。口では何とでも言えます。しかし行動を伴わないのなら、それは言わないのと同じであり、むしろ言わない方がまだマシでしょう。 いきなり辛口模様な出だしですが、お伝えしたいことは、行動するというのはなかなか難しいことであるということです。難しいから「まあ、仕方ないんだけどね。」ということで、「難しいけどやってみよっか。」という励ましの記事です。 行動することがなぜ大切な…

  • 読書の習慣をつけよう?

    一般的に大人たちは、「子どもたちに読書習慣をつけてあげたい」という願いをもちます。願いをもつというのは、なかなか達成できないから願いをもつのであって、読書を習慣化するのは難しいということを示しています。今回は読書の習慣について掘り下げ、どうすれば読書習慣が身につくのかという難しい課題に、私なりに達したある程度の結論を説明し、読書を好きになってもらうための方策を紹介します。 読書の習慣をつけよう? 学校現場では「学校評価」という保護者向けのアンケートが1年に2度も配布され、保護者の率直な意見を聞き、教育現場の改善に努めるという活動があります。その中の質問事項の1つに「家庭での読書習慣」があります…

  • 未知なるものに恐れはない

    「未知なるもの」と言う時、なにか得体の知れないグロテスクなイメージをもつかもしれません。そのイメージが理由で「未知なるもの」=「恐れ」ということになりますが、今回の記事は「未知なるものには恐れはない」という正しい理解のお裾分けです。なにかを「こわいよー」と感じてしまう人に役立つと思います。「未知なるものは、恐れではなく好奇心をかき立てるもの」ですから。 未知なるものの代表 ずばり幽霊でしょう。お化けとか。 これは怖いですね~。一般的には怖いです。 でも、よく考えたら、なんで怖いのかな?と思うわけです。 呪われるから? だったら、呪われたらなんで怖いのか。 おかしくなっちゃうから? おかしくなっ…

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