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Nayunayu先生 ~愛のある教室~ https://www.nayunayu.com

現場教師として21年。子ども達、保護者、同僚、書籍などからたくさんのことを学ばさせて頂き「本当の教育とは何か」「真の教育とは何なのか」ということを深く追求してきました。その実践を通じて理解に至ったことをお裾分けするブログです。

教育に関する幅広い学びのお裾分けをしていますが、日常に存在する現象についても記事にしています。教育特化+ちょっとした話の混合型ブログです。教師という仕事を21年続けた結果、教師に必要なのは子ども達への深い愛情であることを確信し、愛情豊かな教師になるためには信念が必要だという結論に至りました。

Nayunayu
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2020/04/30

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  • まるごとひとつ

    トマトはリコピンという栄養素がありますが、リコピンそのものは、どうやらなんてことはないそうです。しかし、トマトは健康にとって素晴らしい食材です。 「まるごとひとつ」 最近、その捉え方がとても重要だということを実感しています。 まるごとひとつ 栄養学というものが確立したのは、私の知識では戦争中です。戦争に勝つためには強い身体が必要ということで、当時同盟を結んでいたドイツ式栄養学です。 ドイツ式栄養学がどんなものだったかは割愛しますが、その後、第二次世界大戦に敗れ、こんどはアメリカ式栄養学というものが導入され、それが現在まで続いています。 これで「まるごとひとつ」という素晴らしい教えが消滅している…

  • 悪意と多面性

    久しぶりに、本当に久しぶりに記事を書きます。 久しぶり過ぎて、何をどう書くと良いのか、やや彷徨っていますが、とりあえず久しぶりに発信してみようかな?とパソコンに向かってキーボードを叩いています。 悪意と多面性について もうしばらくね、テレビを観るのをやめたんです。 理由は色々とあるのですが、端的に言えばくだらなくなったからです。 それでも、たまにはつけることもあります。 最近のトップニュースは何かな?とか、世の中の動向を一応知っておこうかな?とか、世の中の傾向を何となく押さえておこうかな?とか。 それでまあ、大抵はやっぱりくだらなく感じてしまって、すぐに消します。 今日、テレビをつけたら、バッ…

  • 部屋をおしゃれにする10選についての一考察

    部屋を綺麗にすることは色々な意味で大切です。 そして、キレイなついでにオシャレにすることも大切です。 それで、どうしたらおしゃれになるのかな?とググってみると、様々な専門家らしき人がオシャレにするための方法を具体的に教えてくれています。 ・・・しかしね、おしゃれな部屋というのはただ物をそろえたら良いということではないのではないかと、少し突っ込みたくなりました。 そこで、ググってみた「おしゃれな部屋にするための10選」に加え、それぞれに私なりの考察を加えてみました。もちろん、私なりの解釈ですから、記事を読んでくれた方が、それぞれの考えをもつことが最重要です。 おしゃれな部屋の究極の形は「自分が好…

  • 続・健康の秘訣 第6回~病気の生まれ方(後編)~

    病気は突然生まれません。大きく7つの段階を経て死に至ります。 今回は、前回の続きです。第5レベルからの説明になりますので、まだ読んでいない方は、この記事を読む前に前編を読んでいただけると、よりいっそう理解が深まります。そして、私が超お勧めする「本要約チャンネル・タケミ」に影響を受けた記事ですから、本で知り得た内容を私なりに解釈し、私なりの言葉で書いている記事になります。ですから、元になっている本書を読めば、より詳しく分かることを繰り返しになりますがお伝えしておきます。 50代からの超健康革命―「第二の人生」を幸福に過ごすために 作者:松田 麻美子 グスコー出版 Amazon レベル5「潰瘍(か…

  • 続・健康の秘訣 第5回~病気の生まれ方(前編)~

    健康シリーズの続編も第5回となりました。今回の記事は、病気はどのように生まれるのかという原理を説明します。多くの人が健康体であることを願っているでしょうから、役に立つと思います。 さて、様々な知識を得ている最中の私が、自分の身体を実験台として経験し続けている成果の中からお裾分けしてきているわけですが、今回は実感としてはまだないけれども「なるほど!」と深く納得した内容をお届けします。 つまり本で得た知識です。本を簡単に要約するとという内容になります。 実は、本要約チャンネルというユーチューブがありまして、超お勧めなんです。「本要約チャンネル タケミ」で検索すると、健康になるための大切な内容がたく…

  • 続・健康の秘訣 第4回~ポツンと一軒家から言えること~

    「ポツンと一軒家」という番組は人気があるようですね。でも、正直言って、私は好きになれません。好きになれないので、見ないのですがテレビチャンネルを切り替えるときに目にすることがあり、どうして人気があるのだろう?という気持ちで、一応先入観を落としてじっくりと観たことがあります。 なぜ好きになれないのかと言いますと・・・ 1 ポツンと住んでいる 番組の構成は、だいたい次のような感じです。 番組スタッフが、へんぴな場所にポツンと住んでいる情報を近隣住民から聞き取り、樹海のような山道をずんずん進みます。そして「こんなところに人がいるの?」みたいな感想をいいながら、時々は「車も通れない」なんて言いながらた…

  • 一言添える。「それ、いいね!」と。

    「いいね!」とか「良かったね!」とか、相手がやっていることを肯定的に見ることは、簡単そうで難しいのが現状です。理由はいいと思えないからでしょう。 でも、あえて、いいとは思えなくても「いいね!」という箇所を見つけたり、思っていなくても「いいね!」と添えることが大切なのです。 イラストはカワイ子ちゃんなので、恋の話かと期待するかもしれませんが、子育ての話です。でも、子育ても恋も基本原理は同じですから、応用はできます。 メロンジュース、いいね! 下のチビ姫が卒園しました。 卒園式会場に自動販売機があり、母親にジュースを買ってもらったのですが、それが「メロンジュース」です。はっきり言って身体にはよくあ…

  • 続・健康の秘訣 第3回~道具を見直しましょう~

    もし罪というものがあるとすれば、それは「無知」に他なりません。知らないから、知らないうちに身体にとって悪いことをしてしまう。今回はそんなお話です。 1 アリとタッパー 数年前のことですが、理科専科の先生が、百均でアリ捕獲用に小さな透明な使い捨ての入れ物を買ってきたのです。そこにアリを捕まえて入れ、観察しようという実験です。私は子ども達がキャーキャー言いながら楽しそうにアリを捕まえる様子を眺めていました。 しばらくして、子どもが怪訝そうに 「先生、アリの様子が変です!」と報告にきました。 どれどれ?と小さな入れ物に捕獲されたアリを見ると、不思議な動き、不自然にはしゃぎ回るアリの側でひっくり返って…

  • 続・健康の秘訣 第2回~食事をなんとかしましょう~

    自分自身で食事に関する実践をしてみた結果、自分の身体の変化が起こり、同時に世の中の食事に関する異常事態に目が行くようになってしまいました。今回の健康シリーズの記事は、食事に関することのお勧めをします。自分の経験からも確実に言えることを紹介しますので、是非やってみてください。本日のおしながきは以下の3点です。 1 最近あった食事に関すること。 2 お勧めの食事改善。 3 幼少期の食事の大切さについて。 では始めます。 1 最近あった食事に関すること 昨年の7月下旬頃から、食事療養をしてきた結果、私の身体はより健康体に近づきました。もともと外食は少なかったし、コンビニのお弁当もあまり食べてこなかっ…

  • 新学期の「引き継ぎ」は「何を引き継ぐのか」

    新学期に向けた準備が始まっています。 教室を作ったり、児童名簿を作ったりする個人的なことと、分掌部会やとりあえず4月の動きの確認やらの学校全体の事をします。 その中の1つに「児童の引き継ぎ」というのがあります。 簡単に言うと、前年度の担任から「この子はこういう子ですよ。」ということを教えてもらいます。そして、注意することとか、この子は誰と仲が良いとか、勉強はどれぐらいできるかなど、分かりやすい特徴を知る作業をすることになります。 普通はこれでOKなんですが、私はこの引き継ぎでは足りていないという立場で、私が引き継ぐ場合は、違う情報を引き出します。 子どもの情報は話半分くらいで聞く まずは多くの…

  • 不平と不満の多い人の理解

    あなたの周りに、いつも不平・不満を放出している人はいませんか? あるいは、自分自身がそうだという人もいるでしょう。 不平や不満は百害あって一利ぐらいはあります。 でもその一利ですら、副作用として人間関係の悪化を招くことでしょう。 今回の記事は、不平・不満を理解することで、どのように対処すると良さそうかという1つの側面について書いてみます。 今回の記事の内容は以下の通りです。 1 不平・不満は存在しない。 2 自分自身の不平・不満にどう向き合うか。 3 他者の不平・不満とどう付き合うか。 1 不平・不満は存在しない いきなり絶望してもらいますが、不平や不満となる対象は存在しません。 多くの人は、…

  • 送別会の作法

    昨日は送別会でした。コロナが一段落したようで、ようやくそのような会を気兼ねなく開けるようになりました。 送別会とは、お別れする職員に感謝の気持ちを伝えるべく開かれる会です。 ですから、その作法について、少し思うことがあって書くことにします。 いいな~と思ったことが2つ。 これはどうなのかな?と批判的なことが2つです。 1「これはいいなぁ~」と思ったこと 1つ目は、何を差し置いても、送別会なるものが開催されたことです。 ここ数年は、職員室でお弁当を食べて終わりにするみたいな感じでしたが、きちんと場所を取って、みんなそれなりに服装を整え、食事やお酒を交えながら、これまでの感謝の気持ちを伝える。旅立…

  • 感謝の向こうがわ

    感謝するという行為は、強調しすぎても良いくらい重要なことです。 本当の感謝ができる人になれれば、人生は悟っていると言っても過言ではないくらいです。今日は嬉しいことがあったので、なぜそれが起きたのかという理由をお裾分けすることで、みんなが嬉しい気持ちになれればいいな~と思って書きます。 本題に入る前に、まずは感謝の実践を1つ紹介します。 私は、再配達してもらうとき、必ずコーヒーかビールを一缶、差し上げるようにしています。一度配達してもらったのに自分が居なかった。それで、また配達するという行為に対して申し訳ないのと、「わざわざありがとうございます。」という感謝の行動です。 「何度も来てもらってすみ…

  • 春休みの過ごし方

    明日は修業式です。 ということで、子ども達にとっては明後日からは春休み。 それで、春休みの過ごし方というのを教えました。 一般的には、学年の復習とか、規則正しい生活とか、お手伝いをしようとか、家庭学習は続けましょうとか言うのでしょうけれども、私は違うことを子ども達に提案しました。誰にでもできて、しかも簡単ですからお勧めです。 春休みの過ごし方 まず1つ目は、朝起きたらコップの水を一杯飲むことです。 理由は、身体のスイッチが入るからです。 内臓が活動を始めてくれます。 すると、体脂肪を燃焼し始めます。 たった一杯の水を飲むだけです。 また、健康にも良いです。寝ている間、汗をかいていないようでも汗…

  • 卒業式 ~終わりがあるから美しい~

    今日は卒業式なんです。 6年生が6年間の修業を終える日。 美しい日です。 終わりがあるから美しい すべての出来事は流れています。物質的な物もそうでないものも、不動なものはなく、ありとあやゆることは動いています。そして、終わりがあるから美しいのです。 終わりがないのなら、美しさは消えてしまいます。 小学校生活は6年で終わり、中学校は3年で終わり、高校も3年で終わります。 それぞれに卒業があり、卒業があるために凝縮された日々を過ごせるのです。 例えば高校の部活動。 これが30年あります・・・と言われたら、うんざりしませんか? 終わりがあっても30年の部活動は長すぎます。 例えばマラソン。 「ゴール…

  • 続・健康の秘訣 第1回~部屋の空気交換をしましょう~

    以前、健康シリーズを書いて、一応終了したわけですが、健康の秘訣はまだまだたくさんありますので、続編を書くことにしました。「健康第一」という言葉があるように、健康であることによって、人は様々な活動ができるわけですから、ひとつでもふたつでも、できそうなことがあったらやってみてください。 1 部屋の重要性について 家や部屋というのは、少なく見積もっても、人生の1/3ぐらいの時間を過ごします(寝る時間もあるので・・・)。その部屋が素敵で、居心地が良いということは、様々な良い効果に繋がりますので、軽く紹介します。 ①リラックスできる。 交感神経と副交感神経のお話になりますが、安眠にも繋がっています。つま…

  • おしゃれな発言

    ストーブが動かなくなりまして、業者に来てもらいました。 あっという間に直ったのですが、ストーブがだいぶ古く、とりあえずは大丈夫なんですが、また壊れるだろうということでした。 「どれぐらい大丈夫なんですか?」と聞くと 「1年は大丈夫だけど、3年で壊れるように直す。そうしないと、我々の仕事がなくなるから・・・。」ですって。 しゃれてませんか? おしゃれな人は、いくつか共通点があります。 そのひとつが、しゃれた発言なんですが、他にも見つけました。 その業者さんは、二人組で来てくれたんですが、一人は弟子のような感じで、専門的なことを話したりしています。その中で、師匠が使っている道具の話題がありました。…

  • 話の聞き方で人が分かる

    誰に話すのかによって、話す内容というものは変える必要があります。 人は社会的な生き物で、人間関係がつきものですから、役に立つと思います。 話の聞き方で人が分かる 教師という職業は、子ども達に話を聞かせることが日常的にあります。 何かを教えるとき、何かを指示するとき、考えさせるときですら、言葉という道具を媒介として授業が成り立つからです。 職業柄、様々な子ども達と接してきました。 最近は、話を聞かせることが難しくなってきたように感じています。 まあ、それはさておき、話の聞き方です。 まず、三流の状態。完全に眠っています。起きているけど寝ている。 それが「話を聞かない」です。 正確には「話を聞けな…

  • 自殺を止める唯一の方法

    少し重いテーマですが、ニュースで今年の小中高生の自殺者が500人を越えて深刻だという内容を見ましたので、書くことにしました。身近に自殺した人がいる場合、「止めることができなかった・・・。」と自分を責めているかもしれませんので、少しでも救いになれば・・・と。そして、今後の自殺を止められる唯一の方法を知ることで、回避することができるかもしれませんから。 今回の記事の内容は以下の3つです。 1 なぜ自殺に至るのか。その理由について。 2 自殺を止めるための唯一の方法について。 3 最大の予防策について。 1 なぜ自殺に至るのか。その理由について。 自殺に至る理由は、人それぞれです。何が原因かは様々で…

  • 異性を本質的に理解することは不可能

    男性が女性を理解することは不可能です。逆も不可能です。 その理由を理解することで、訳の分からない言い争いが回避できるかもしれませんので、軽い気持ちで説明します。 理解できないけど、理解できないということを理解すると、知識としては活用することが可能になる。そんな記事になります。 1 異性の理解が不可能な理由 私は男性ですから、男性のことなら理解しています。同種ですからね。 しかし、女性は人であることは共通していますが、本質的に別の生命体です。全く別物と理解してかまわないと、今のところの私なりの結論に至っています。 「男性は理屈で動き、女性は感情で動く。」みたいな言葉を聞いたことがある人もいるでし…

  • 名作「大造じいさんとがん」の授業

    5年生の国語教科書にある物語文「大造じいさんとがん」は、名作です。教科書の掲載される物語文は、色々変わりますが、この「大造じいさんとがん」は、一度も教科書から姿を消したことがありません。なぜなら、名作だからです。これほど手厚く保護されている物語文は、他に「ごんぎつね」ぐらいでしょう。 たまには授業の進め方も記事にします。教育ブログですから・・・。 1 かりゅうどたちは、残雪をどのように思っていますか? 発問です。質問ではありません。 発問とは、先生が答えを知っているのです。 「かりゅうどたちは、残雪をどのように思っていますか?」 すると、教科書に書かれていますから、答えが出てきます。 「いまい…

  • 馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。

    誰が言ったのかは知りませんが、心理学界では有名な諺のようです。 「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。」 これが、様々な場面で共通して起こります。 では、どうしたら飲むのかというお話をします。 今回の記事は以下の通りです。 1 どうして飲まないのか。 2 無理矢理に飲ますことはできる。 3 自分から飲むための唯一の方法。 今回の記事を読めば、教育に関することも育児に関することも、ある程度応用ができますので、お役に立てると思います。また、自分がなぜ飲まないのかという理解にも繋がると思います。では・・・。 1 どうして飲まないのか めちゃめちゃ簡単な理由です。 飲みたく…

  • 太陽と月と惑星

    現在は太陽暦です。でも昔は太陰暦。 これは一体何なのかということを解説することで、日常生活に活かすことができますので、お裾分けです。今回の記事の内容は以下の通りです。 1 太陽と月が人に及ぼす影響 2 太陰暦から太陽暦に変わった影響 3 惑星としての地球 4 生活へ活かす 普段はほとんど意識することはないでしょうから、ほんの少しでも意識できると、全然変わりますよー。 1 太陽と月が人に及ぼす影響 最初に大切な大前提を1つ。 人は自然物だということを念頭に置いてください。 あらゆる動植物と同様に、人もまた自然物で、自然の仲間であるということ。 太陽と月は、あらゆる自然に影響を与えています。 その…

  • 価値があるかどうかは受取手次第

    それは価値が「ある」のか「ない」のかが分かるため記事です。物や情報が溢れる現代社会において、取捨選択がつきまとうからこそ、価値あるものを大切にしたいでしょう。時間は有限で、できることは無限ですから、価値をどう捉えるかということは、人生そのもの、生き方の問題に直結する1つの側面です。 具体的な物は無数にありますから、基本的な考え方を5つお伝えします。自分自身にアレンジして使うようにしてくださいね。内容は以下の通りです。 1 価値が「ある」か「ない」かの大前提は受取手が決める。 2 価値が「ある」か「ない」かはTPO次第。 3 価値は流動的であることについて 4 価値は年齢や性別で違うことについて…

  • 身長が伸びるためのある仮説

    つい最近、ああ、そうか!とひらめいたことがありますので、お裾分けです。身長がもっと高くなりたい!と願っている人に、ある仮説をプレゼントします。仮説ですから確証はありませんが、様々な角度から考えると、おそらくあっているはずですから。 1 身長が伸びるための一般的な理論 よく遊び、よく食べ、よく眠ること。 これが一般論です。そして、間違いはないでしょう。 ただし、これを否定します。間違いはないけれども間違っているという矛盾するような内容ですが、理解すれば矛盾していないことが分かります。 私の受け持っている子の1人は、今クラスで一番背が大きいです。 もちろん、親からの遺伝もあるでしょうけれども、それ…

  • 備蓄食品 ローリングストックの一考察

    東日本大震災から12年経つそうです。毎年、3月になると地震にどう備えるのかという特集番組が報道されます。とても大切な事だと思います。南海トラフ地震の危険性は、今後30年間で70%の確率ということでしたが、歴史を見る限りもっと高い確率だと思われますから、どのように備えるのかは、とても大切な事です。 さて、今回はその中の「備蓄食品」について、ローリングストックという考え方を推していましたので、そのことについて、若干の考察を述べます。今回の記事が「役に立った!」という人もいるでしょうし「役にたたん!」と思われる人もいるかもしれません。賛否両論でいいと思っています。少なくとも、備蓄食品について考える機…

  • 教育界の働き改革を正しく理解する

    かなりの長文になってしまいましたので、教育に関係のない人は読まない方がいいです。時間がかかりますので・・・。真面目に教育に関する記事です。 「働き方改革」という言葉が随分普及しました。 大変ありがいことです。これまでの労働者は働きすぎていたということが赤裸々になったおかげです。だいたい、ある改革が起こるためには大問題が必要なのです。 働きすぎによる問題点に焦点があたり、社会全体が「そーだ、そーだ!」となってはじめて世論となり、行政が動き、社会に浸透していくわけです。 「人は仕事の為にあるのではなく、人の為に仕事がある。」という1つの側面にスポットが当たったと言えるでしょう。 さて、今回の記事は…

  • 警察から電話が来たら・・・

    詐欺事件を防止するための記事です。 ニュースで特集が組まれていました。 最近、警察を名乗る人から電話があり、様々な個人情報を聞き出そうとする事件が増えているということで、地元の警察が地元のお年寄りなどに啓蒙活動をしているという内容でした。 「怪しいなと思ったら、警察に相談してください。」と呼びかけていましたが、1つ、大きな点を見逃しています。 「怪しいな」と思えるのなら詐欺には遭わないということです。 思えないから騙されるのです。騙されないような話し方をしますし、騙されないような格好もしています。そもそも「怪しい」のなら、誰も騙せません。 ですから、次のように伝えると良いでしょうね。 「警察を…

  • 謎の一般論 ~誰が授業しても大丈夫な学級~

    「本当に良いクラスとは、誰が授業をしても子ども達が理路整然として授業がやりやすいクラスである」とか「担任がいなくてもきちんとできるクラスが良いクラスである」とか「学年が変わったときに前担任の真価が問われる」と、教師であるなら一度は聞いたことのある台詞でしょう。 これを破壊します。破壊されたくない人はここで読むのをやめてください。 1 この一般論らしきものが熱心な人を苦しめる 最近のことです。現在一緒に学年を運営している通常級の担任教師とある会話になりました。それは、担任が授業しているときは全く問題がないのに、専科や補欠の先生が授業をすると、担任がやったときのようには落ち着いていないということに…

  • 教科書を使って教える ~大切にするってどういうこと?~

    今、私は5年生の特別支援学級を担任しており、先日の社会で「森林と共に生きる」という単元を学習しました。私は常日頃、子ども達に何度も何度も言い続けてきたことがあります。「今回は○○の勉強だけれども、○○の勉強は手段に過ぎない。分かりやすいように○○を使うのだけれども、本当に先生が教えたいことは違うんだよ。」と。 例えば国語の「大造じいさんとがん」という教材があったとします。その時、大造じいさんの物語を勉強しているのではないのです。「大造じいさんとがん」という物語を通して、国語の読解力であったり、語彙であったり、表現方法であったりと、様々な国語学力を養っているのです。それが「アンパンマン」でもかま…

  • コロナ禍がもたらしたこと

    新型コロナウイルス、これは一体、何をもたらしたのだろうか。 「コロナ禍の影響で・・・」に続く言葉はたくさんある。 概ね負の側面に焦点を当てて「コロナのせいで・・・」と非難の的である。 コロナ禍が本当にもたらしたものは何なのか・・・。 もう気づいている人もいるかもしれないが、あえて書いて発信することで、世の中の正しい見方の一端を担いたいと願う。 コロナ禍がもたらしたこと マスクの普及ではない。 マスクは普及はしたが、それは小さなこと。マスクの普及によって化粧品が売れなくなったことを考えれば大きな事かもしれないが、それでも小さい。 ステイホームも問題ではない。 旅行や移動など、密を避けるためにかな…

  • 人は頭で理解するが感情で動く

    行動する仕組みの一端を、あるひとつの側面を解説します。 意識と無意識の関係、理性と感情の関係が分かるように・・・。 自分が行動するためでもいいですし、他人に動いてもらうためでもいいです。 「地球は行動の星」ですから、行動することが大切なので・・・。 お役に立てれば嬉しいです。 1 人は頭で理解する。これが意識化される。 「なるほどね。」と、頭で理解する。理屈で理解する。理論として理解する。 これは知識です。知識は使いものになりません。 理由はまだ使っていないからです。 知ったばかりのことは、経験や行動と結びつけてはじめて「智慧」となり、使いものになります。自分の能力の一部として吸収される代物で…

  • 人は外見じゃない!中身だ!という信念を壊します

    美しい言葉はあやしいです。かぎりなくあやしい。 人は中身が大切であるということは、その通りだと思いますよ。 でもね、外見じゃないからといって、外見を軽視してはいけません。 外見も中身から出ているのですから。中身の一部が外見に出ているのです。 どっちが好きですか? 「僕たちの中身は、清く正しく、そして美しいのです!」 「世のため、人の為になることを考えています!」 「外見で判断しないでください!」 「私たちは、実は頭もいいんです!」 「俺はまあ、よくわかんないな~。他人の事をとやかく言えるような自分じゃないしね。でもまあ、自分のできることぐらいはやっているよ。」 ねっ、外見は大切でしょう。 人は…

  • 「不登校が急増」をどう考えるのか

    不登校がコロナ禍で急増。現在、小・中学校で24.4万人だそうです。 不登校については、これまでも何度か書いてきましたので、また書くということに、若干躊躇しないでもないのですが、ニュースで気になることを言っていたので、あえてもう一度書くことにしました。コロナと不登校の関係が分かる記事ではありますが、実はあまり関係ありません。関係あるけど関係ないという矛盾について書きますね。 1 不登校の実態 「コロナ禍の2~3年間で不登校が急増」 コロナ禍の前と後では違うということを「推し」ています。 では、コロナの前はどれぐらいだったのかというと、私の知識では、おおよそ16万人です。小学校と中学校と高校の総数…

  • 邪魔をしない子育てのすすめ

    先日、ブックオフという古本屋さんで本を見ていたら、ある家族の会話が聞こえてきました。たぶん4歳か5歳くらいの女の子がお母さんに言います。 「この本、ほしいから買っていい?」 するとお母さんは 「えー、この本? いくらするの? ・・・うーん、買ってもいいけど、それ買ったらお金なくなることも考えてね。」 すると女の子は本を戻してしまいました。 幸せそうな家族の場面とも見えますが、私は「なんでだ!」となりました。 じゃあ、なんで連れてきたのかな? では、どんな本ならいいのかな? そもそもお金を何に使うならOKなのかな? ・・・等々。 私には悲しい場面にしか見えませんでした。 だいたいね、反対し過ぎな…

  • 目に見えている問題は全て波生物である

    生きていれば、誰でも問題を抱えているものです。人ですから。 しかし、見えている問題だと思っている事柄は、全てと言っても過言ではないくらい根本原因からの波生物です。根本原因である問題点もまたその根本からの波生物ではありますが、要はどこまで深く潜れるのかというお話をします。 ただ、少し書くことを躊躇しています。怒られそうだからです。 ですから、怒りっぽい人はここで引き返してくださいね。気分を害して終わりになることは保証します。まだ読む時期では無いということです。本当のことって、だいたい評判悪いですから・・・。 目に見えている問題1~生理用品難民問題~ たいして気にしていませんでしたが、少し前に「生…

  • 教材研究論

    教材研究というのは、授業の前にあらかじめ準備をしておく研究です。研究という言葉が重々しいですが、「どうやって授業を展開しようかしら?」という準備であり、主な働きは「課題の設定」「主発問と指示」「流れや活動内容」「どんな力をつけるか」といった具合に、実に多岐にわたります。 教師以外の人は全く興味のない分野ですが、教育特化ブログですから、少し真面目に書いてみます。・・・実は私も書きたいほどの興味はないのですが、教師にとっては役に立つ記事になります。 まあ、やる気無い感じで真面目に書きますね。 1 教材研究の時間はほとんどない まず、最初に教育現場の実態を言うのなら、教材研究にさける時間はほとんどな…

  • 困った状況をあえて作り出す

    現在、特別支援学級で子ども達と携わっています。特別支援というのは、特別な支援を有する児童へのアプローチ。よく「困り感」という言葉が使われていて、通常の児童では困らないようなことが困るので、それを無くして、通常授業と同じような状況を生み出しましょうという、ざっくばらんに言うとそんな感じです。「合理的配慮」という言葉も流行していますが、まあ、同じような内容です。 「困り感を無くしましょう」というのが一般的ですが、私はあえて「困り感」を作り出します。その理由をお話します。特別支援でなくても、通常学級でも応用できるアプローチ方法なので、役立つと思いますのでお裾分けです。 1 困らないと分からない 過保…

  • 食卓は多くを物語る

    食事が大切だという事はあえて言うようなことでもありませんが、食事をするときの食卓の重要性についてはどうでしょうか。食事も大切ですが、それをどのように食べるのかも同じように大切です。 食事は物理的側面、食卓は精神的側面。その両面を補完することで、食事は素晴らしい力を発揮します。食べるという行為は同じでも、影響力が違いますから、今回の記事を読んで、1つでも2つでも改善できると、イイコトしか起こりません。また、もうすでにできているという人は、自分たちがやっていることの価値の確認作業ができるので、是非読み進めてください。 1 実態は極めて深刻としか言いようがない 以前にも書きましたが、子ども達に朝食の…

  • 教師の給料

    「先生って、どれぐらいお給料もらっているの?」と聞かれることがあります。子ども達にとって身近な職業の上位に先生がいるのですから、それが気になるということは、つまり働くということに興味を持っていると言ってもいいでしょう。 私は正直に伝えるようにしています。「先生って、私たちと遊んでいるだけなのにそんなにもらえるの?」と思ってもらえれば、将来教師を目指す子が増えるでしょうから。 今回の記事は、そんなお給料の額の話ではなく、制度としてそうあってほしいという願望を書いた記事です。制度上、たぶん無理ですが、そうだったらいいな~という記事です。本当に読んでも読まなくてもいいような軽~い気持ちで読んでいただ…

  • 学習規律とはただのマニュアルに過ぎない

    このブログは教育特化ブログです。そのことを忘れていました。 教育的なことを書きます。 学習規律、これが数年前から流行ったのですが、私はこれに反対の立場です。しかし、学習規律ブームですから、多くの現場では「学習規律が整っている教室は素晴らしい!」としています。あげく「チーム○○小学校」みたいなものを立ち上げ「○○小スタンダード」という標語を掲げ、学校一丸となる姿に酔いしれています。 とても批判的な記事ですので、どうぞ批判的に読んでくださいね。 批判もまた批判される立場であるというのが私の考えですから、鵜呑みにするのではなく、私の考えもまた批判的に読んでいただけると嬉しいです。 学習規律はただのマ…

  • 褒め上手になるためのいくつかの理解

    褒めるのって・・・実は難しいです。 褒められたら嬉しい人はたくさんいますが、褒めるのが得意な人は意外と少ないです。少ないのは、難しいからです。 需要はたくさんあるのに・・・・・供給が少ない。 だから、褒め上手になりましょうというお誘い記事です。 1 なぜ褒める人が少ないのかの理解をしましょう。 ※写真は褒められていない人の心の中のイメージです。 褒める人が少ない理由はいくつかありますが、その最大の理由は簡単です。「褒められていない」からです。褒める人が少ないということは、すなわち褒められる人が少ないということです。自分がされていないのに、他者にできるということは起こりにくい。 次に「見ていない…

  • 地下メンズアイドルの推し

    数年前、地下アイドルというメジャーを目指す女性アイドルの報道番組を観たことがありましたが、最近になって地下メンズアイドルという報道番組を観ました。しかも、事件としてです。事件の概要は、地下メンズアイドルを推す女性が何らかの被害に遭って、逮捕されちゃいました。「もー、なんだかなぁ~」というぼやきみたいな記事です。 「推し」って何? 「推し」と「応援」、あるいは「ファン」はどうちがうのかな?と思って、聞き取り調査をしたところ、簡単に言うと「猛烈な応援」という結論に至りました。 では、猛烈な応援とは何かというと、どうやらSNSで投稿したり、イベントに参加したり、関連グッズを購入する活動だそうです。 …

  • 善なるものはどの側面から見ても善でしかありえない

    良いとか悪いとか、そういった類のことは人が決めているだけです。ある人にとって良いことがある人にとっては悪いということは山ほどあります。だから、良いも悪いも存在しておらず、もっと言うのなら良いことと悪いことはセットで存在しているのであって、その両面が全体性ということになります。 ちょっとややこしそうな話ですが、今回の記事でお伝えしたいのは、何が良くて何が悪いのかを判断するときに役立つ内容になっていますので「なかなか自分では判断できないんだよなー。」という人は読み進めてください。 1 善なるもの 良いも悪いも存在しないので「善」ということでお話します。 この「善」という状態は、あらゆることに関して…

  • ダイエットの極

    久しぶりに面白いテレビ番組を観ました。 2つの異なる方法でダイエットに取り組み、どちらが美しい身体を手に入れるのかという番組です。 結論から言いますと、両方とも成功しているのですが、そこからダイエットを極めるために必要な要素を確信しましたので、お裾分けしますね。 タイプA 楽しみながらダイエット トレーナーさんは褒めまくります。 食事は、一応制限はしていますが、お米、肉、3食もOKです。 冷たい飲み物もコーヒーもOK。 やっていることは、ウオーキングや自宅でのダンス運動。そして食事。 食事に関しては、基本は自炊で、外食をしません。 最後の方は体幹トレーニングも入れていましたが、基本は楽しみなが…

  • 一生懸命な人へのアドバイス

    一生懸命な人、それは多くの人からの好評価を得ることができ、社会的貢献度が高く、自身の能力も高まります。それと引き替えに疲労困憊が起こります。 軽いアドバイスですので、かるーい気持ちで読んでくださいね。 最近、疲労困憊気味だなという一生懸命な人のための記事です。 アドバイス1 何もしないということに挑戦してみよう! 数年前、新卒3年目の先生と同じ学年を担当したことがあります。 熱心な先生でしたので、毎日の放課後に次の日の授業の流れを考え、ノートに書き綴っていました。そのノートは3年間続けているということで、ものすごい量になって、その先生の財産になっていました。 ところが私は、放課後に何もしていま…

  • 教師の連携 ~本当のサポートとは~

    「学校力」とか「チーム○○小学校」とか、数年前から随分と騒がしい現場ですが、要は教師間で意思統一・共通理解をして協力していきましょうというスローガンです。言葉が美しいです。しかし、美しすぎる状態になると、本質的に怪しいと思って間違いないでしょう。今回は、教師間の連携ということについて批判的な記事になります。でも、本当の連携(サポート)とは何かということも述べますので、「そうそう、私もそう思ってた!」となる人も多いと思います。ですから、「これが本当に連携(サポート体制)なの?」と懐疑的な人への応援する記事になります。教育現場の人間関係で悩んでいる人だけが読み進めてください。 教育現場の配置(校内…

  • 自信はないことを理解してもらうのは難しい

    どうも私は他人から見たら自信があるように見えるみたいです。でも私には自信という概念そのものがないのです。「自信はない」というのは、その言葉通り「自信は存在しない」という意味です。これを理解してもらうのがとても難しかったのですが、自分なりにうまく説明できたので、記録として残しておきます。 そもそも自信の話をしているのではない 私は職業上、同僚との対話や保護者との面談があります。 私としては、疑問に答えたり、どうすれば良いのかという道筋を提供するわけですが、それが理解できないとき「先生は自信があるんですね。」と言われます。 しかし私は「自信の話ではないんですよ。」と伝えます。これが良いことだとか、…

  • 読書をする子になる方法

    「お子さんは家で読書をしていますか?」という学校評価のアンケート項目の評価値は常に低いです。私はこれを見る度に馬鹿げていると感じます。「読書をしていますか?」というアンケート項目には「読書をしている子は良い状態ですよ。」という裏メッセージが存在しており、それは同時に「読書をしなければ駄目でしょ!」みたいなメッセージにもなっています。それは馬鹿げています。読書は「しなければいけない」という代物ではなく、「することができる」という代物です。同じような内容を「勉強」についても書きましたので、関連づけておきますね。 www.nayunayu.com 1 読書の理解 読書にはいくつもの勘違いがあります。…

  • 家庭学習をやる気になる子になる方法

    我が子に「家庭学習を自ら進んで意欲的に取り組んでほしいな~。」と考えたことのある親はたくさんいることでしょう。今回の記事は、そんな夢のような状態になるための方法について解説します。・・・が、夢のような状態ですので、本質的に極めて困難です。もし、今回の記事の内容を理解して実践することができれば、数年後に実現するというレベルのものです。ですから、とりあえず絶望してもらいます。「それでもいーよー!」という人は読み進めてください。 1 家庭学習の理解 何事も、まずは理解が必要です。方法だけをお伝えしても意味が分からなければ臨機応変に対応できませんから。まずは、家庭学習というものを理解しましょう。 さて…

  • どうして勉強しなくちゃいけないの?

    子どもって、大人が困るような質問をすることがあります。 その中のひとつ「勉強」についての記事です。 同じような質問をされたことがある人は多いと思いますので、私なりの解が何かのお役に立てればいいなあと思って書きますね。 1 どうして勉強しなくちゃいけないの?と質問する子 私が小学生だった頃、我が家では一度たりとも「勉強しなさい。」とは言われませんでしたし、学校でも宿題はでませんでした。家庭学習をやっている友人はいましたが、私はやらなかったし、周りの大多数も家庭学習よりも外で遊んだり、少年団活動をしていました。そう言う時代です(40年前)。 中学生になり、中間や期末テストというシステムになると、さ…

  • 瞳が美しいとはどんな状態か

    「目は口ほどに物を言う」という諺?があるように、目は雄弁に物事を語ってくれます。本当は目だけではないのですが、目は分かりやすいのです。目は感情や状態が出やすいのです。涙が出るのも、何かをにらみつけるのも感情が放出しているわけですし、興味津々な様子も何かに悟っている状態も目に現れます。 今回は、その目の中でも瞳に焦点を当てて解説します。 瞳が美しいとはどういうことかということ。今回の記事を読めば、本当に素敵な人を見つけたり、本当は何が言いたいのかを理解したりすることに役立ちます。 1 清んでいる瞳 瞳の奥深くをのぞき込んでください。 心の状態、精神状態が良ければ透き通っています。 不健康な人の特…

  • 健康の秘訣 第10回(最終回) ~心と身体は一体である~

    健康シリーズもとりあえず最終回にします。もしかしたらまた書くかもしれませんが、教育ブログなので、教育中心に戻すつもりです。 さて、最終回は「心と身体」です。どちらも奥深いという内容の記事になります。そして「身体」から入る健康の方が「心」から入る健康に比べると簡単であるという説明になります。 1 奥が深いという理解 私はこれまで、教育からスタートし、児童発達、心理学、哲学、科学、宗教、神学、スピリチュアルなど、様々な分野をかじってきました(かじってきたので、それぞれの分野のスペシャル域には達していませんが・・・)。 そして、主に見えない世界、精神面における真理について勉強をしてきたわけですが、そ…

  • 健康の秘訣 第9回 ~アレルギーをどう解釈するか~

    アレルギー体質があると「食べられるものが制限されてかわいそう。」と大抵は思うようですが、それは解釈のひとつに過ぎません。「食べられない」ということは「食べなくてすんでいる。」という解釈があるからです。そして、我が子にアレルギーがあり、そこに真剣に向き合った親なら、食に関する大いなる気づきが芽生えることになります。今回はそんな記事です。健康シリーズの記事は長くなりがちですが、今回は短めに終わるので、最後までお付き合いください。 1 食べ物アレルギーとは何か お茶アレルギーってあるのかな? 野菜アレルギーは? おおよそ身体に良い物とされるものでアレルギーってあるのでしょうか。 詳しくは調べていませ…

  • 健康の秘訣 第8回 ~病は気からの本当の意味~

    健康シリーズも8回目に突入です。もうすでに教育ブログから健康ブログ化しちゃっている感はありますが、教育と健康はつながっているので大丈夫と思い込んでいます。 さて、今回は「病」と「気」の関係です。実は健康と病は関係ありませんが、多くの人は「病」=「不健康」と考えているはずですから、一応これも取り上げておきます。今回の記事を読んでいただければ、「病は気から」の「気」をうまく活用する方法が分かり、生活に活かすことができると思います。どうぞ、最後までお付き合いください。 1 病は気からの「気」とは何か よく「病は気からだよ」とか言って「気持ち次第」と解釈する人がいますが、私の理解によれば間違っています…

  • 健康の秘訣 第7回 ~運動と子どもの理解~

    「運動」が身体にとって不可欠であり、健康の秘訣であることに異論を唱える人はいないでしょう。しかし、運動に関して多くの人が勘違いをしていることがあります。それは「運動したら疲れる」という常識めいたこと。これを疑う記事です。今回の記事を読んでいただけると、子どもにとっての運動が理解できます。 1 運動しても疲れないという事実 体育の授業をし終わったとき、子ども達から「楽しかった~」とか「またやりたい!」あるいは「もっとやりたかった!」という言葉が発せられた後、必ずと言っても過言ではないほど、その後の授業での集中力が高く、元気に学習するという姿を何度も見てきました。 大人は「運動したら疲れる」と思い…

  • 健康の秘訣 第6回 ~髪が増える絶望的な真実~

    薄毛や抜け毛、白髪などに悩んでいる人に朗報です。髪はかなりの確率で復活します。しかも、お金がほとんどかかりません。まさか、そんなことが本当に起こるんだろうか?と疑問に思って実践してみましたら、本当に髪の健康状態がよくなりましたので、お裾分けです。ただし、とりあえず絶望してもらいます。 今回の記事は以下の3つで構成します。 1 髪が健康でいられない理由(絶望します) 2 髪を健康に復活させる方法(希望がもてます) 3 全ては繋がっているという理解(絶望します) 1 髪が健康でいられない理由 まずは結論から。 髪が健康でいられないのは、シャンプーをするからです。シャンプーをやめれば、髪は復活します…

  • 健康の秘訣 第5回 ~食事と子ども達~

    最近の低学年の子ども達の特徴をいくつかあげるとすれば、「話を聞けない」「落ち着きがない・多動・座っていられない」「自己中心的過ぎる」「情緒不安定」「集中力がない」等々、明らかに数年前とは違います。小学校の低学年でもこうなのですから、幼保に関してはさらに壊滅的状況と言わざるを得ないでしょう。要は精神的に未熟すぎるということで「心の成長」が問題となりますが、今回は「健康シリーズ」ですので、これを「食事」からアプローチします。この記事を読んで実践していただけたら、落ち着きのなかった我が子が落ち着くことが起こります。 1 朝食に何を食べていますか? まずは衝撃的な事実を紹介します。 「朝ご飯、何を食べ…

  • 健康の秘訣 第4回 ~運動の本質とお勧めの運動3選~

    健康は「運動」「睡眠」「食事」の総和であり、これに「心」が加わり、かなり複雑です。最初の3つは外側のことで、「心」に関しては内側です。両方ともかなり奥深く複雑でそれが絡み合っているので、その複雑さは私もまだ理解しきっていません。でも、現時点で分かる範囲でお裾分けします。さて、第4回は「運動」です。今回もごくごく簡単に?解説します。 1 運動が健康に良い最大の理由 運動が身体に良いということは誰でも知っていることだと思います。当たり前すぎるので、説明するのもおこがましいのですが、少し整理する意味を込めて、運動と健康についての関係を解説します。 運動が健康に良い最大の理由は「身体は使えば使うほど良…

  • 健康の秘訣 第3回 ~良質な睡眠の方法5選~

    健康シリーズ3回目は「睡眠」です。誰でも大抵は毎日している睡眠ですが、めちゃめちゃ奥深いのです。この謎の多い睡眠に関して、私の知っていることを全部説明するには、1冊の本にしても足りないくらいの量になってしまいます。ですから、今回は、ごくごく簡単に「健康」との関連だけ説明します。そして、どうすれば「良質な睡眠」ができるのかという具体的な方法も紹介します。 1 睡眠の重要性について 一日の1/3は睡眠の時間です。 人は食べなくても水さえ飲めば相当生きていけますが、睡眠は3日間もしなければ深刻な事態に陥ります。ある書籍で読んだのですが、一番残酷な拷問は「眠らせないこと」だそうです。人は3日間寝かせら…

  • 健康の秘訣 第2回 ~基本は食事~

    健康は「運動」「睡眠」「食事」に加えて「心」の総合的なものであるということを第1回で書きました。今回はその中の「食事」についてです。この食事は奥が深すぎますので、説明しだすときりがありませんので、今回はごくごく簡単に概要を説明します。もし、これから説明することのひとつでも実践することができれば、体の変化を感じる事ができ、さらに興味をもてると思います。 1 全ての基本は食事にある 当たり前すぎて、あえて指摘するまでもありませんが、人の身体は食べたものによって形成されています。自分が食べた物からしか身体は作られません。 ですから、良い物を食べれば身体は良くなるし、悪い物を食べれば身体は悪くなります…

  • 健康の秘訣 第1回 ~健康とは何か~

    随分と久しぶりの記事になります。 ここ半年ほど、健康についての勉強を続け、自分の体で実践した結果、色々な事が分かったので、教育ブログなのに健康について記事を書いていこうかな?と考えています。しかし、教育と健康は実は繋がっていますから、何かと広範囲にわたって役立つと思います。 1 健康とは何か 早速ですが、健康とは何かという問いは重要です。まずはここから理解をする必要があります。というのは、健康とはどういう状態なのかということを、多くの人は間違えて認識しているためです。 多くの人は(かつての自分も含めて)、健康は「病気ではない状態」と考えています。考えてもいないかもしれません。要は、病気ではない…

  • ティッシュをまき散らす幼児

    幼少期はとても大切です。最近、モンテッソーリの本を読んで、本当に理解しました。幼少期の親の関わりが、その子のその後の人生に大きく関与します。まさに「三つ子の魂、百まで」は全く正しいという内容です。

  • 姿勢をよくすること

    授業中、ふにゃふにゃして、姿勢の悪い子がいます。だらけていて、勉強をする気がないという状態です。このことについて、一般的にはあまり知られていないことをお伝えすることで、「姿勢をよくするとなぜ良いのか」ということと、「姿勢を良くさせるために必要なこと」という2本立てで解説します。 姿勢が良いとなぜ良いのか まず最初に理解しておくべきことは、姿勢が良いとか、姿勢が悪いという概念を取り払うことです。良いとか悪いという解釈を捨てるのです。ただ単に「姿勢がピンとしている」という事実と、「姿勢がふにゃけている」という事実にします。 次に、それぞれの姿勢の理解をします。 背筋を伸ばして姿勢がピンとなっている…

  • 本は10冊あればよい

    本は10冊あれば十分ということについて、本をたくさん読んできたからこそ分かったことを書きます。本が好きな人なら共感してくれるんじゃないかな~と思っています。

  • 寝ない子の本当の理解

    かなり前に「寝ない子」という記事を書きました。これを読み返してみると、私なりに「寝ない子=起きている時間が楽しいので、大丈夫である。」と結論づけています。そして、寝ない子に関する書籍が見つからないので、それは自分なりの結論であるということも書いていました。 最近、モンテッソーリの教育書を読んでいましたら、なんと、この寝ない子現象のことが書かれていたのを発見しました。前回の記事で書いたことでほぼ間違いはなかったのですが、より論理的にそのことが書かれていたので感銘を受けました。 そこで、同じように寝ない子現象に困惑している人がいるかもしれないので、お裾分けします。 モンテッソーリの教育 まずは、モ…

  • 感謝のコツ

    感謝は技術である。少なくとも、感謝が自分自身の習性、状態になるまでは技術を使って意識することが大切かな?という記事です。

  • 良書の条件

    本当に良い本はあまり売れていないようです。私の経験では、私が良いと思った本は大抵「初版」で、おそらく「初版」で終わっています。その理由は、良いことが書かれているにもかかわらず、ちょっと都合が悪いということなのだと理解しました。

  • 店員さんが笑顔になる

    店員さんも人の子です。調子がいいときもあれば、悪いときもあります。不機嫌な店員さんがいたとしても、笑顔にすることはできます。「この店は店員の態度が悪い!」と、一般的にはなりますが、違う道を選ぶこともできるので、軽い気持ちで読んでください。

  • 我が子を理解するのは不可能である3つの理由

    いきなり絶望的なタイトルをつけてみましたが、理解できないという理解をすると役立ちますという記事ですから安心してください。私と妹の会話から話を始めましょう。 何を考えているのか分からない! 実家に帰省すると、妹夫婦がいました。妹には3人の子どもがいて、その中の次男の行動が理解できないというのです。 「何を考えているのか分からない!」 「どうすればいいのかも分からない!」 「何度も言っているんだよ!」 とまあ、こんな具合です。勉強せずにゲーム依存みたいな感じだというのです。妹に言わせれば、長男は手がかからなかったし、末の娘は大丈夫そうということでしたが、私は「きょうだいは必ず連動しているよ。」と伝…

  • 食べ過ぎている

    食べ物に関する番組が多すぎませんか? 食に関する深い理由に迫ります。もしかしたら労せずしてダイエットができるかも?

  • 終わってから分かる

    本当は知っているけど、知らないと思い込んでいる。そんな不思議なお話です。

  • ストレスを貯めない生き方

    ストレスとは何なのか。その実態を解明することで、ストレスと上手につきあうか、ストレスを消滅させることができる。

  • キュウソネコカミ

    「窮鼠猫をかむ」という諺があります。簡単に言うと、猫に追い込まれた鼠(ネズミ)が死を覚悟して逆に猫に襲いかかるということで、「窮地に追いやられると何をしでかすか分からないから油断してはいけない。」とか、「追い詰めすぎてはいけない。」とか、いくつかの教訓めいたものを読み取ることになります。 どうして唐突にこの諺の記事を書こうかと思ったのかというと、今まさに世の中はこの諺に反することばかりしているから、それに対する警鐘です。 キュウソネコカミの威力 私がこの諺を知ったのは、大人になってからです。 ファイナルファンタジーという超メジャーなRPGゲームの中に、「キュウソネコカミ」というアイテムがあるの…

  • 左目から涙

    漫画キングダムの57巻の名シーンです。 龐煖(ほうけん)というめちゃくちゃ強い武神が主人公と闘っているとき、なぜ龐煖はそれほどまでに強いのかを李牧が「龐煖は、我々“人”の代表です。」と説明を始めます。その説明を聞いた側近達が左目からだけ涙がこぼれるのです。 左目は右脳 なぜ左目からだけ涙が出たのか、知らないと読み飛ばしてしまうような名シーンです。側近達全員が左目だけ涙が出たのです。 理由は、左目は右脳が司っているからです。 脳は右脳と左脳に分かれています。本当は分かれていないけど、どちらかに寄っている、あるいはどちらかが主流と言った方が正確でしょうか。 では、右脳と左脳の違いは何かと言いますと…

  • 瞳孔が開くとき

    目の瞳孔が開くとき、人は人を全面的に受け入れています。受け入れているという単純な理由で、話を聴けています。目は様々なことを表現しているのです。今回はそんな目のお話です。 話を聞いていない少年 忘れ物をした少年に注意しました。「君は忘れ物が多すぎるのだけれども、どうしてそんなにも忘れるんだろうね?」と。 少年は叱られているわけですから、身構えています。私は少年の目を見て話を続けます。「たまに忘れるのなら問題はないけれども、君の場合は毎日なにかしら忘れているということに気がついているかな?」と。 その時、少年の目の瞳孔はちっちゃーくなっていました。 「君は全く先生の話を聴いていないよ。聞こえている…

  • 温泉の癒し ~それぢゃぁあ 癒されない~

    温泉大好きです。大きなお風呂でゆったりとする時間は、まさに癒しの時間でしょう。ちょっと苦言っぽい記事になってしまいますが、癒されなかったという体験をお話して、温泉の持つ癒し効果の真髄はどこにあるのかということを考えてみたので、お裾分けします。苦言っぽいので、あまり愉快な気持ちにはならないかもしれませんが、温泉で働く人が読んでくれて、この記事が、いち温泉ファンの意見として採用されることがあれば、役に立つかな~。 それぢゃあ、癒されないって! 久しぶりに地元の温泉に行きました。長いことお世話になっていて、とても好きな温泉施設です。ですから、久しぶりとはいっても、よく知っている温泉ですから、癒される…

  • 先入観を落としてありのままに見ること

    人は必ずと言っても過言ではないほどに先入観に囚われています。その先入観は様々な理由によって構築されているので仕方のないことですが、もし先入観を落として物事を俯瞰することができたのなら、物事の判断というものが正確にできる可能性が広がります。教育現場では「多様な物の見方」みたいなものを推奨していますが、多様な側面というのは、中心からの派生です。ですから、どうしても本質的なもの(中心)を理解する必要があるということで、その本質的なものを理解するために「先入観を落とす」というのが今回のテーマです。 3年生国語『三年とうげ』 光村の3年生教科書に『三年とうげ』という物語文があります。教材としての役割は、…

  • 癒しの力

    一緒にいると癒される人と疲れちゃう人がいます。癒される人とは一緒にいたいですね。でも、それは他力本願であり、癒し効果のある人が近くにいればよいでしょうけれども、都合よく現れてはくれませんし、ずっと一緒にいることは色々な意味で難しいでしょう。そこで、自分が癒し効果のある人、相手を癒せる人になってしまえばよいのだという発想をしてみました。相手を癒せる人になると、当然ですが自分自身も癒せることになります。人は持っているものしか相手に与える事ができないという不変の事実を逆の方向でみたらそうなります。つまり「相手を癒せる→自分に癒す力がある→自分自身が癒されている」という図式になります。 癒しの力はどこ…

  • お話から法則が見える1 最初の一匹

    物語には、たくさんの共通する法則のようなものがちりばめられています。法則とは、他のことにも共通すること、同じようなこと、応用して考える事ができること、世の中の仕組みみたいなものです。作者(物語文)や筆者(説明文)が知っているから書いたとは限りませんが、注意深く読んで関連づけらることができたら、法則のようなものが見えてきます。 ありの行列 光村の3年生国語の教科書下巻に『ありの行列』という説明文があります。学習課題は「感想を伝え合おう」になります。子ども達が感想を持って、感想文を書き、お友達と交流するという内容です。 感想を伝え合うのがテーマですが、まずは読解や説明文ならではの学習があります。で…

  • 健全な疑い

    もし何を信じたらよいか分からなくなったのなら、もしどうしたらよいか分からなくなったのなら、もし違和感が襲いかかってきているのなら、それは大変よい兆候です。そんな時は「健全な疑い」をすることをお勧めします。 健全な疑い 人は何かを信じています。あるいは何かを信じていません。 驚くかも知れませんが、「信じる」と「信じない」は同じです。 信じないというのは、「信じない」ということを「信じる」のです。「信じない」は「信じる」の別の側面に過ぎず、同質なのです。 ですから「疑う」と「信じる・信じない」は別物です。 別物である物を同質と捉えると不都合なことが起こります。それが「信じない」から生じる疑いであり…

  • くらしと道具の移り変わり

    3年生社会で『くらしと道具の移り変わり』という単元があります。昔の道具を調べたり、暮らしの様子を知ったりすることや、自分の住んでいる町のうつりかわりを学ぶということで、広い意味では地理にあたるのかな? これを授業したのですが、子ども達の反応が良かったのでお裾分けします。 「くらし」と「道具」はどちらが中心か 少し冷静に考えればすぐに分かるんですけど、そして子ども達もすぐに気づくと思ったのですが、なかなか議論が白熱したので、良い発問だったのかもしれないなと感じました。それがこの発問です。 発問:「くらし」と「道具」はどちらが中心でしょうか? 真っ二つぐらいに意見が割れました。 いくつか紹介します…

  • 会話のすすめ

    学級懇談会や面談などで、私は「親子でたくさん会話してください。」と勧めます。コミュニケーションのひとつである会話を勧める理由はたくさんありますが、実は会話していると思っていてもしていない場合が多いので、私は会話を強調しています。 今回のテーマは、会話とは何なのかということと、会話がもたらす抜群の効果についての説明です。毎回同じようなことを言っていますが、一円もお金がかからないので、自分にもできそうなこと、自分が納得したこと、やってみよっかな?と思えたことを実践してみることをお勧めします。少しでもこの記事がお役に立てたなら嬉しいです。 会話とは何なのか・・・ 「昨日の夜さ-、消費期限の切れた牛乳…

  • 行動が大切な3つの理由 ~実践する真の目的~

    「まずはやってみよう!」という言葉は行動を促しますが、多くの人は様々な口実を見つけてやりません。「やりたいんだけどね。」と、自分自身を騙し、その騙していることを隠すために口実を見つけます。でも、本当は「やりたくない」と言っているのです。口では何とでも言えます。しかし行動を伴わないのなら、それは言わないのと同じであり、むしろ言わない方がまだマシでしょう。 いきなり辛口模様な出だしですが、お伝えしたいことは、行動するというのはなかなか難しいことであるということです。難しいから「まあ、仕方ないんだけどね。」ということで、「難しいけどやってみよっか。」という励ましの記事です。 行動することがなぜ大切な…

  • 読書の習慣をつけよう?

    一般的に大人たちは、「子どもたちに読書習慣をつけてあげたい」という願いをもちます。願いをもつというのは、なかなか達成できないから願いをもつのであって、読書を習慣化するのは難しいということを示しています。今回は読書の習慣について掘り下げ、どうすれば読書習慣が身につくのかという難しい課題に、私なりに達したある程度の結論を説明し、読書を好きになってもらうための方策を紹介します。 読書の習慣をつけよう? 学校現場では「学校評価」という保護者向けのアンケートが1年に2度も配布され、保護者の率直な意見を聞き、教育現場の改善に努めるという活動があります。その中の質問事項の1つに「家庭での読書習慣」があります…

  • 未知なるものに恐れはない

    「未知なるもの」と言う時、なにか得体の知れないグロテスクなイメージをもつかもしれません。そのイメージが理由で「未知なるもの」=「恐れ」ということになりますが、今回の記事は「未知なるものには恐れはない」という正しい理解のお裾分けです。なにかを「こわいよー」と感じてしまう人に役立つと思います。「未知なるものは、恐れではなく好奇心をかき立てるもの」ですから。 未知なるものの代表 ずばり幽霊でしょう。お化けとか。 これは怖いですね~。一般的には怖いです。 でも、よく考えたら、なんで怖いのかな?と思うわけです。 呪われるから? だったら、呪われたらなんで怖いのか。 おかしくなっちゃうから? おかしくなっ…

  • 高嶺の花

    NHKで放映されている「アンという名の少女(赤毛のアン)」は、本当に名作すぎます。シーズン3もそろそろ終わりそうなので、寂しい限りです。できることなら、全てを忘れて、またはじめから観たいと思わせてくれる名作なんです。名作すぎるので、アンに関する記事としては4回目になります。今回の主人公は、アンの親友であるダイアナです。ダイアナは男子諸君にとっては「高嶺の花」の存在です。高嶺の花であるダイアナの物語から、高嶺の花であるが故に持つ現実や悩みについて考えさせられましたので、お裾分けします。 高嶺の花はチヤホヤされない ダイアナの一家は裕福な名士の家系で、アボンリー地区では名家として通っています。お父…

  • 理想の親は一見 理想とはほど遠い

    親の責務とか、親としてどうあるべきかとか、様々な場面で子育てを考えてみると難しく思えます。専門的な用語を使えば、父性とか母性とか愛着形成とか安全基地とか褒めるとか叱るとか、実に様々な視点が指摘されます。 今回の記事は、そんな専門的なことは横に置いておいて、どうすればすくすく育つのかという具体的な方法の1つを紹介します。もしすでに実践されている人なら納得できるでしょうし、そうでないのなら、お金は1円もかかりませんから、是非挑戦してみることをお勧めします。 理想の親は普通じゃない 理想の親というのは、一見すれば一般的な理想の親とはほど遠いということから説明します。一般的というのは、通常、普通はとい…

  • 字が汚い!子どもへの文字の指導

    「文は人なり」という有名な言葉があります。フランスの博物学者のビュフォンという方が提唱されたそうですが、要は「文章にはそれを書いた人の人柄がでる。」ということで、その通りだと思う一方で、その通りだから自分がブログを書く時は心穏やかな時に書く、あるいは本心から書きたいと思ったときにしようと自戒します。 さて、「文は人なり」で、その文は連なってゆき「文章」となるわけですが、そもそもの粒は「文字」になります。「文字」が連なって「文」になる。今回は真面目に教育ブログとして、その「文字の指導」について私見を述べてみることにします。 私の記事は全てそうですが、ひとつの側面、ひとつの物の見方を提唱しています…

  • 本当の事が知りたければ・・・2

    本当の事とは、言葉を言い換えれば「真実」とか「真理」とか、ちょっと崇高な表現もできます。前回の記事では、本当の事を知るためには、まずは「違和感」を理解するという内容でした。「違和感」は「直感」とほぼ同意義だと捉えてください。今回は、その「違和感」を大活躍させながら、本当の事を知りたければどうすればよいのかという具体的な手順を解説します。ただし、本当の事を知ったから良いという問題ではなく、ただ「本当の事を知ることができた」というだけです。これを自分の人生に役立てることで、あらゆる現象が繋がってきますが、それは「気づき」が鋭くなるというだけで、別に良くも悪くもありません。もしかしたら、ややこしいこ…

  • ウエイトトレーニング「あるある」1

    高校生の頃、部活動で必要だったのでウエイトトレーニングをしていました。大学生のころも、社会人になってもやり続け、約30年間に渡ってウエイトトレーニングをしてきた経験から言える「あるある」をご紹介します。 ウエイトトレーニングをやったことのある人なら経験あることがいくつもあるはずです。また、したことが無い人も、ウエイトトレーニングの人たちがかかえる苦悩を知ることで、人間関係が良好になるはずですから、この記事は「雑談」のジャンルなのですが、あえて「人間関係」のジャンルにしておきます。 内容は雑談なので、教育も子育ても真理もなんら関係ありませんから、ほとほと興味がない人は読まない方が時間の節約になり…

  • 本当の事が知りたければ・・・

    本当の事はよく分かっていません。本当だと思っているというだけで、それが本当かどうかはかなり疑わしいことが多々あります。「本当=真実」という表現でも良いですし、「本当=根底」でもかまいませんが、要は本当のところはどうなのかを知るための記事です。身近にある「本当だろうか?」という疑問があったときに役立つと思いますのでお裾分けです。 本当の事は自分で分かる まず「違和感」というのは本当だというところから始めます。「違和感」は本当に役立ちます。「違和感」というのは、自分の奥深いところで感じることができ、「違和感」が示している感覚は、たいてい当たっています。 この「違和感」は、ある事実に対して、多くの人…

  • 歳を重ねるごとに1年間が短く感じる

    あけましておめでとうございます。2022年になりました。年の瀬に自分自身の1年間を振り返ってみると、実にたくさんんのことがあり、盛りだくさんで長かったなぁ~という感じですが、一般的には「歳を重ねる事に1年間があっという間に感じるようになる」ということが起こっています。以前に「時間圧縮」という記事を書きました。同じような内容になるかもしれませんが、2021年を振り返ったついでに、時間についてもう少し掘り下げて具体的に書くことにしました。 www.nayunayu.com だんだん短く感じるようになるのはどうしてかな? 大晦日、弟一家が実家に帰省したので顔を出しました。大晦日ですから、どこの家庭で…

  • 愛には危うさもある

    私の中ではもう名作入りしている「アンという名の少女(赤毛のアン)」の中の名シーンを紹介しながら、私見を述べてみるシリーズも3回目になりました。本当にお勧めです。huruに入っているのなら最初から観ることができるので是非観てみてください(他のでも観られるのかな?)。現在はシーズン3の中間ぐらいまでNHKで放送が終わっています。NHKは一挙再放送みたいなこともたまにしますので、もしかしたらまた放送するかもしれませんね。 アンという名の少女 シーズン1 DVDBOX [ エイミーベス・マクナルティ ]価格: 15095 円楽天で詳細を見る 愛しているからです シーズン3で16才になるアンは、マリラと…

  • 仏は誤用されている

    仏とは仏教であり、ブッタであり、書籍によれば実在人物です。 よく「神様仏様」と言いますが、別物です。 神は人ではなく、仏は人です。 厳密に理解すれば、それらは同じということにはなりますが、分かりやすいので仏陀は人であるという前提でお話を進めます。 仏は誤用されている 仏陀は悟りを開き、涅槃(ニルバーナ)に達したとされています。 あらゆる苦悩を乗り越え、人はどうすればその苦悩から逃れることができるのかということを探求し、苦行を持って苦行が必要ないと理解したり、最終的には自分という者はどこにも存在しないなんてことも発見したりしたと書かれています。 この辺りの専門的なお話は、そういう書籍が出されてい…

  • 大人買いの条件

    いきなりですが、「大人買い」って素敵ですよね。お金のことなど考えず、欲しいものをまとめて買っちゃうんです。私がよく「大人買い」するのは「うまい棒」ですが、今回の記事は「大人買い」を楽しめるようになるための必須条件を掘り下げて考えてみます。最初は些細な出来事ですが、読み進めると深くなりますよ。 クリスマスプレゼントは「大人買い」 下のチビ姫のプレゼントを買いに行きました。 何が欲しいか聞くと、「すみっこぐらしのおもちゃ」だそうで、箱に入っていて、ひとつ700円ぐらいします。箱の中身は全部で8種類ありますが、どれが入っているのかは開けてのお楽しみ!なんですが、欲しい物が手に入る保証はありません。こ…

  • 冬休みに賢くなる方法

    いよいよ冬休みになりました。学校では「冬休みのきまり」とか「冬休みの過ごし方」なんてプリントを配布します。そこには「規則正しい生活をしましょう。」というような事が書かれています。まあ、それはその通りなので、異論はありませんが、ちょっと違う視点から提案します。 冬休みに賢くなる方法 Chapter1「賢さ」とは・・・ まずは「賢い」とは何かということを考えてみます。 「頭が良い子」というのが分かりやすいかもしれませんが、「頭が良い」には大きく2つの側面があります。大抵の人は、おおむね片方の側面だけを見ています。 それは「暗記」です。 知識ということで、つまりは教わったことを正確に覚えているという…

  • 不登校の理由の3割は担任と合わないから?

    仕方がないのだけれども、そしてそれも通過しなくてはいけないのだけれども、少々困惑というか、あきれているというか、落胆しているというか、言葉はなんでもいいのですが、報道に怒りすら感じています。 先日、ニュースを見ていましたら、不登校の原因の3割は「先生と合わないから」が理由で、その具体的なエピソードをインタビューと再現映像で流していました。このニュースを見れば、それ以外の理由についてはインタビューもなにもなかったので、多くの人が「先生が理由である」と思ってしまうでしょう。最初に3割と言っているにもかかわらず、もう3割どころか5割以上は先生のせいだと見てしまうでしょう。 「人は自分が見たいように物…

  • 泣いていいんだよ

    NHKで放送されている「アンという少女」というドラマが秀逸です。もう、たくさんいいこと言っています。感銘を受けたシーンがたくさんあるので、何回かに分けて私見を書いてみます。以前、ステイシー先生の言葉「人は見たいものしか見ないのよ。」に関する記事を書きましたので、今回は2回目になります。 www.nayunayu.com 泣いていいんだよ 登場人物のバッシュは黒人です。 物語の時代では、まだまだ人種差別がはびこっていますので、白人と黒人の住んでいる場所が違います。バッシュはアンの友人(白人)のギルバートと知り合いになり、アボンリーの町に住むようになります。 バッシュは、色々あって黒人街の存在を知…

  • 集中力のある子に育つために・・・

    どうすれば集中できる子に育つか。そんなことをテーマに学級懇談会で話をしました。結論から言いますと「子どもが夢中になっていることを止めないこと」です。夢中になっていることを止めないと、どうして集中できる子に育つのかをできるだけ分かりやすく説明します。是非、我が子にやってみてください。きっと効果がでるはずですが、実践は少々難しいです。 家庭学習は時間ではない 私が学級懇談会でお話させていただいた概要を説明します。 まずは家庭学習をばっさり切ります。 お子さんがご自宅で学習していれば、親はとりあえず安心します。時間が長ければそれだけ勉強していると言うことにもなりますし、なぜか机に座っているだけで「学…

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