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約束の温度 5
乾いた唇が触れ、すぐに離れる。だが、チャンミンが目を開ける前に、再び唇が触れた。舌先が試すかのようにチャンミンの唇をつついてから、中へ入ってくる。たかぶるまま…
2021/02/28 19:09
続・はつ恋
「休憩!」ボールの音が反響するコートに、ユノの声が響いた。午前の練習で酷使した身体を休め、午後からの練習に備えるのだ。持ってきた弁当を手に適当なところに移動し…
2021/02/28 14:40
Cafe de Loco 11
そんな矢先のある日のこと。ここ連日、しつこく現れるカン・デマンのおかげで麗らかな午後がすっかり台無しになっている。何度目かの粘着質な言葉にユノはついに諦めた。…
2021/02/28 08:18
VAMPIRE 15
「チャンミン・・・?」風呂から出ると、チャンミンが待ち構えていた。「なに?なんか忘れもの?」パジャマを着て、濡れた髪をガシガシ拭きながら、そう訊ねる。先に入っ…
2021/02/27 21:22
約束の温度 4
翌日、ユノは帰ってきた。とはいえ、帰りの遅いチャンミンとはすれ違いの毎日が続いている。明日の土曜日は二人とも仕事が休みだ。だからこそ、残業をして頑張ってきたの…
2021/02/27 14:21
Cafe de Loco 10
そして金曜日。午後から少し忙しかったけれど、彼が来てくれる・・・・その思いがユノを楽しくさせた。カラン、いつものカウベルの音さえ柔らかく聞こえるから、人という…
2021/02/27 09:34
約束の温度 3
帰宅した部屋には誰もいなかった。真っ黒なリビングに入り灯りを点けると、テーブルの上にはメモ。“冷蔵庫に夕飯入ってる。急遽、大会会場の下見に行くことになった。明…
2021/02/26 19:25
それはいわゆる
Y「・・・・・・・・・・・・・・・・」C「・・・・・・・・・・・・・・・・」Y「・・・・・・・・・・チャンミンのバカ」C「その言葉、そっくりそのままお返ししま…
2021/02/26 14:30
Cafe de Loco 9
それから数日後。カウベルの音に顔を上げれば、そこには一目でユノが心を奪われてしまった彼の姿があった。「いらっしゃいませ」次に会えるのは、まだもう少し先であろう…
2021/02/26 08:22
Cafe de Loco 8
眠れば毎日あの夢を見る。それが恐くて眠れないわけではないが、悪夢に魘されると分かりきった状態で眠るのは、やはりなかなかキツイものがある。『ユノ、ちゃんと寝てる…
2021/02/25 14:26
約束の温度 2
「あの、訊いてもいいですか?どうして結婚する気になられたんですか?」「え?」「いえ、その・・・事実婚でいいのなら何も無理に結婚しなくても・・・」普段は素直な後…
2021/02/25 08:45
約束の温度 1
約束というものは契約とは違う。それはとても曖昧な誓いであり、何のガードもない危うい場所に立っているような脆さを持っている。だから先は分からない。明日駄目になる…
2021/02/24 12:10
Cafe de Loco 7
それから二日後の夕方。珈琲店に封筒が届く。裏を返せば差出人は、カン・デマン。湿度の高い笑みが見えた気がした。店を閉めてユノは自室に戻る。仕事の間は着けているコ…
2021/02/24 08:52
dejavu
Y「なぁ、チャンミン。この映画、前も観なかった?」C「いえ、観てませんよ」Y「えぇ?だってこのシーン、見覚えがあるけど」C「・・・・・そうですか?」Y「うん。…
2021/02/23 15:20
Cafe de Loco 6
昼を過ぎて、午後に入っても雨は静かに降り続いた。こんな日は気分が重い。せめてくだらない話をしに、友人でも立ち寄れば気晴らしになるものを。睡眠不足も手伝って痛む…
2021/02/23 09:31
パジャマの海
朝の光の差し込むキッチンで、僕は朝食作りに忙しい。空気は少し冷たいけれど、天気は上々。目玉焼きも上手く焼けた。「そろそろ、起こそうかな」かちゃ、と小さな音とと…
2021/02/22 14:36
続・ユノにゃんの冒険
Y→ユノにゃんC→チャミにゃんK→キュヒョにゃん***********ユノにゃん邸付近を三匹で散歩中のある日のことY「チャンミン!ねえねえチャンミンってば」C…
2021/02/22 10:53
Cafe de Loco 5
その夜。チャンミンの眼差しを思い出しながら、ユノは暖かな気分で眠りについた。だが。「・・・・・っ!」声のない自分の悲鳴で目が覚めた。半身を起こしたベッドの上、…
2021/02/22 08:20
Cafe de Loco 4
「珈琲、いかがですか?」「お願いします」柔らかな声に心臓が飛び上がりそうになるのを、何とか隠して目を伏せた。慣れた作業をこなしながら鼓動を落ち着ける。心ここに…
2021/02/21 21:03
愛情レシピ 2完
「待ってな。あと少し火を通せば食べられるから」「なに作ったんですか?」「フランス料理」「ええっ!?本当に?」「うーん・・・・いや、ちょっと嘘」「なんですか、そ…
2021/02/21 14:27
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2021/02/20 19:40
Cafe de Loco 3
太陽の光を受けて輝くブラウンの髪。吸い込まれそうなほど大きな鷲色の瞳。ドアを通るすらりとした身のこなし。前髪を掻き上げる指の長さ。なによりもその人の纏う清廉な…
2021/02/20 14:05
VAMPIRE 14
バイトの帰り道。ふと芳香が鼻腔をくすぐった。なんだろう。微かな香。でもなんとなく清々しい、と感じるような。顔をあげると、壁に囲まれた向こう側に白い梅の花がちら…
2021/02/19 15:53
Cafe de Loco 2
元々この店はユノの祖父母が当時にしては、ハイカラな洋食店を営んでいた場所だ。両親の顔すら覚えてはいないユノを高校まで出してくれた祖父は、口数の少ない穏やかな人…
2021/02/19 08:15
愛しのマイロード ③
C「ろくなことを考えないと言われませんか?」Y「なんだ、気に入らないか?」C「強いて申し上げるなら、そういう次元の話ではないと思われます」Y「疲れているのかと…
2021/02/18 20:14
幸せをあなたにも 3完
「ユ、ユノ⁉」突然泣き出した俺に、チャンミンが驚きの声を上げる。一度溢れ出した涙は止まる術を持たず、ぽたぽたと足元に落ち続けた。「どうしました?どっか痛い?」…
2021/02/18 16:23
幸せをあなたにも 2
マンションのエレベーターの中。やっと一人で乗れるようになったその中で、出来上がったばかりの、リボンもついていない花束を見つめる。どうか、チャンミンが喜んでくれ…
2021/02/18 13:58
幸せをあなたにも 1
きぃ・・・と錆ついたブランコの鎖が軋んだ。投げ出した足が砂地に後を残す。ため息は赤く染まり始めた空気に漂う暇もなく、あっという間に消えていった。今日はチャンミ…
2021/02/18 06:40
はつ恋 62完
部室の中では感動の光景が。部室の外では・・・・・?部室の扉に、みっしりと密集したメンバーを、他の部員達が不思議そうに眺めている。だが、現在人の目を気にするどこ…
2021/02/17 13:36
Cafe de Loco 1
ここから赤色の電車に乗り、二駅も行けば大きなビルの建ち並ぶ街がある。この町も駅の向こう側ならば、そこそこの賑やかさなのだが。こちら側、山沿いには古くからの町並…
2021/02/17 09:15
Night emperor Ⅲ
鈍く光る大理石の床に映える、淡い色彩のライト。広いホールにぽつりと佇むのは、ピンストライプのスーツに包まれた細い影。明るいオフィス街に居れば目立つメリハリの利…
2021/02/16 22:35
偶然の街角 6完
その夜、チャンミンは予定の時間を大幅に早めて出張から戻って来た。玄関で"ただいま"と言う声が聞こえたかと思うと、騒々しくリビングのドアが開き、両手に荷物を抱え…
2021/02/16 19:34
はつ恋 61
考えてみた、ことがある。もしも、チャンミンが、俺のことを好きになってくれたら。あの、甘くて優しい声で、『好きだ』と。俺のことを、『好きだ』と言ってくれたら。あ…
2021/02/16 09:19
偶然の街角 5
「実はね、来月で転勤になるんです」「え?」「遠くへ行く訳じゃないんですけど、都心にある本社の方にね。家ももう少し近い所へ引っ越そうかと。だからこの辺りもそろそ…
2021/02/15 21:40
Judgment
ひどくわかりやすい喧嘩だった。楽屋の端と端で、互いに背を向けている二人。不機嫌な表情で、むっつりと黙りこくっているのはチャンミン。ソファの上で膝を抱え、哀しそ…
2021/02/15 11:18
はつ恋 60
あぁ・・・・かっこわる・・・・!こんなつもりではなかったというのに。まったく、余裕がないにもほどがある。自分で自分に呆れながら、何の反応も返ってこないユノを恐…
2021/02/15 08:40
VAMPIRE 13
眠りに落ちる直前に引き寄せられる。「・・・・・?」そっと目を開けると、暗いなかでチャンミンがこちらをじっと見ているのに気がついた。暗くてその表情はよくわからな…
2021/02/14 21:28
VAMPIRE 12
足音を響かせ、二人の元に近づいていく。限界だった。このままだとチャンミンは、あの人に触れてしまう。それは嫌だ。「来るな」鋭い制止がチャンミンの口から放たれ、思…
2021/02/14 14:28
はつ恋 59
「そんなにっ、俺をからかって楽しいかよ・・・⁉おれが、うろたえたり、泣いたりするの見て、そんなに・・・っ」「ユノ、それは違う」またユノの手が振り上げられる。し…
2021/02/14 09:11
VAMPIRE 11
今日はバレンタインデー。ちょうどバイトが休みということもあり、教会に隣接する付属の幼稚園にバレンタインデーのチョコ作りを手伝いにきていた。チョコ作り、といって…
2021/02/14 00:37
地鳴りが
結構な揺れでした……皆さま、大丈夫でしたか?
2021/02/13 23:22
VAMPIRE 10
バイト先の花屋にすごく綺麗な薔薇の花が入った。淡く緑がかった白い薔薇。チャンミンの姿が目に浮かんだ。・・・・・・って、なんでいきなりチャンミンが出てくるんだ!…
2021/02/13 18:00
偶然の街角 4
次の日は、大会前のレッスンこなし、いつもより少々ハードなものになった。ユノも生徒達同様に全力で踊り、帰路につく頃にはもうへとへとになっていた。学校から駅までの…
2021/02/13 14:13
はつ恋 58
「ユノ!!」すぐ耳元でチャンミンの声がしたかと思うと、ぐい、と引き寄せられる感覚。しばらくして、ようやく回復した視力に、ユノは自分が床に座り込んだ状態でチャン…
2021/02/13 09:01
偶然の街角 3
誰もいない家に帰るのは、あまり気の進むものではない。そんな気分のせいもあり、なんとなくその日は居残り組に付き合って、いつもよりレッスンに励んでしまった。急いで…
2021/02/12 20:23
Charge
「キスしていい?」唐突にかけられた言葉に、チャンミンは返事をする間もなく。馴染んだ感触が唇を掠めていった。「うん、チカラ出た」ユノが小さく笑う。「・・・・・何…
2021/02/12 14:01
はつ恋 57
「・・・・っ」ずきん、と胸が痛んで、ユノは部誌の上に突っ伏した。ぎゅ、とジャージの胸の部分を掴んで、唇を噛んで痛みに耐える。どうしようもない。どうしようもない…
2021/02/12 08:10
Malingering
ユノがシアワセそうなことに不満はない。だが、いまいち気分がすっきりしないのは何故だろう。―原因は明白だった。ユノの膝を独占している男のせいだ。頼られて嬉しいの…
2021/02/11 21:46
はつ恋 56
やや落ち着きのない様子でこちらに戻ってきたチャンミンの姿に、一番早く気付いたのはキュヒョンだった。そんなキュヒョンに、周りにいたメンバーも次々に気付き、一同の…
2021/02/11 13:37
偶然の街角 2
家から勤め先の学校までは、電車と徒歩を合わせて30分とかからない。今朝はチャンミンのお陰でいつもより慌ただしかったので、少し遅くなってしまった。急がないと。腕…
2021/02/11 08:01
イチゴのリップ
ユノ→12歳チャンミン・キュヒョン→29歳****************締め切りに追われているチャンミンに代わり、家事を手伝いにきたキュヒョンは首を傾げた。…
2021/02/10 22:23
はつ恋 55
「ユノと一緒にいると、自分のろくでもないところが丸見えになる気がしてさ」ユノってホントに綺麗だから、とチャンミンが苦笑する。その表情はテミンが今までに見た事が…
2021/02/10 08:17
偶然の街角 1
書類よし。財布よし。携帯よし、と。持ち物一式、再点検を終えると、チャンミンは旅行鞄を持ってユノを見た。「行ってきますね。夜には電話します」「うん」「戸締まり、…
2021/02/10 07:17
VAMPIRE 9
「チャンミン」布団を敷き終わり部屋の片隅で、ぼーっと座っているチャンミンに声をかける。だが、返事どころか、こっちを見もしない。「チャンミン?」もう一度声をかけ…
2021/02/09 19:43
はつ恋 54
「・・・・話したいことって、なに?」先に口火を切ったのはチャンミンの方で、テミンは隣に立つ自分よりも10センチほど背の高い同級生を見上げた。練習後の汗を、ここ…
2021/02/09 08:18
はつ恋 53
部員が30名ほどいる東神学園高等部男子バスケ部において、スタメンという地位にいる者たちは、そうでない者の目から見れば、追いつき追い越すべき相手であり、憧れの対…
2021/02/08 08:32
はつ恋 52
チャンミンの視線を感じる。だけど、そっちを向くことが出来ない。「みんなが、どっかにいなくなって・・・・チャンミンとふたりでいられて嬉しかったんだ・・・・だから…
2021/02/07 13:38
美しきマイロード Ⅳ
夜明け前の空の色が好きだと聞いた事がある。ユノ曰く、黒に黒を混ぜたかのような闇空に柔くも穢れない光が浸食する予感をさせる。そんな色をしているのだと静かに呟いて…
2021/02/06 23:06
小指の戯れ 3完
「どうしたんですか?積極的」「嫌か?」「大歓迎です」口元を綻ばせると、チャンミンはユノへと口づけた。「誰もいないけど映画館ですもんね。興奮する」チャンミンの手…
2021/02/06 17:06
幸せな誕生日 3完
「ユノ、これ・・・」「なに?」「えーっと、誕生日のプレゼント・・・なんだけど。一応」あれから暫くベッドの上で抱き合って。それからチャンミンは俺を抱きかかえてリ…
2021/02/06 13:33
幸せな誕生日 2
「・・・・・ん・・・」朝日の中で目を覚ますと、チャンミンがまだ寝ていた。いつもなら俺のほうが起こされるのに、珍しい。ふと時計を見ると・・・・。「!?」俺は驚い…
2021/02/06 08:03
小指の戯れ 2
いい歳した男二人でデートもないだろう、とはユノも今回は言わなかった。先月から互いに、特にチャンミンが忙しく、ゆっくりと二人で過ごした時間はわずかでしかない。そ…
2021/02/05 14:21
幸せな誕生日 1
「誕生日プレゼント?」僕の質問に、ソンミニヒョンは首を傾げた。「ユノに?」ソンミニヒョンの質問に、今度は僕が頷く。「2月6日なんです」「それはまた・・・・えら…
2021/02/05 08:21
はつ恋 51
チャンミンの掌が、そっと労わるように足に触れ、ユノは聞こえないように震える息を吐き出した。「・・・・赤くなってる。擦れたんだね」「・・・ん・・・・」ベンチに腰…
2021/02/04 11:42
小指の戯れ 1
目が覚めてまず最初にユノがすることは、枕元に置いた携帯を手に取ることだ。時間の確認と、目覚まし代わりのアラームが鳴るのを止めて、隣で眠るチャンミンを起こす。そ…
2021/02/04 08:36
Night emperor Ⅱ
仕事の後のシャワーは別々に浴びる。それはこの奇妙な同居生活が始まった・・・・いや、チャンミンと俺の関係が築かれた時からの暗黙の了解だった。俺は取引先が残した煙…
2021/02/03 20:05
はつ恋 50
「・・・・おかしいなー・・・繋がらない」「こっちもだ」機械的な女性の声を聴いて、チャンミンが携帯を耳から離した。その隣で、携帯の画面を見つめていたユノが小首を…
2021/02/03 08:27
小さな勇者〜鬼退治〜
突然、小さな影が飛び込んできた。なにごとかと思う間もなく、膝のうえによじ登り、ぎゅっと抱きついてくるユノをチャンミンは呆気にとられて見下ろす。普段、仕事をして…
2021/02/02 14:21
はつ恋 49
ソンミンに声をかけられて、チャンミンが下駄の音を響かせながらやってくる。さすがにユノも逃げ出すことは諦めた。だが、その視線はひどく落ち着かない様子でうろうろと…
2021/02/02 08:22
VAMPIRE 8
え?と思ったときには、もう抱きあげられていた。「チャンミン⁉」問答無用で、いきなりその場から連れ出される。「待てってっ、ちょ・・・っ、うわぁ!」あげた叫び声は…
2021/02/01 15:20
はつ恋 48
チャンミンが風邪を治し、練習に復帰してから三日ほど経ったある日のこと。部屋で本を読んでいたユノのもとに、一人の客がやってきた。「こんにちはー」「ん?」母親に案…
2021/02/01 08:32
2021年2月 (1件〜100件)
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