技能実習の「介護」職種について
はじめに 2008(平成20)年より、経済連携協定(EPA)に基づき、特例的に外国人介護労働者を受け入れており、その更なる活用が求められていたことから、技能実習生の介護の受入れが、2017(平成29)年に追加されました。 【1】基本的な考え方 ①外国人介護人材の受入れは、単なる介護人材を確保するものではなく、技能移転を通じた「人づくり」の観点によること。 ②介護サービスの特性に基づく懸念に対応するための3つの要件に対応すること (ア)介護が「外国人が担う単純な仕事」というイメージにならないこと。 (イ)日本人と同様な処遇を確保し、日本人介護者の処遇・労働環境の改善の妨げにならないこと。 (ウ)…
2022/07/23 07:00