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気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(7)
<<はじめから読む!<(6) それから二ヶ月が経過しても、ふたりの関係は変わらなかった。変えられなかったのは、雪人自身の性格の問題である。 職場では雪人をフォローし、週末は食事に行く。発情期で店に予約を入れれば、必ず士狼が来てくれた。 数度...
2025/06/19 14:25
兄のココア
「なんで美術部は、男が入らんのかね」 本人も美大出身の男である顧問の先生は、美術室の鍵を手渡しつつ、ぼやいた。「さあ、なんででしょう」 とぼけるけれど、理由は明白。見学に来た男子たちを放っておいて、女子だけで固まって、ひそひそと話をし続けて...
2025/06/18 13:15
保護中: 気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(6)
葉咲透織のオリジナル小説&レビューサイト
2025/06/17 21:03
気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(5)
<<はじめから読む!<(4) 金曜日の会社終わりに、約束どおり一緒に食事に行った。 半個室になっている店は落ち着いた雰囲気で、居酒屋といえば学生時代に行ったチェーン店しか知らない雪人は、物珍しくきょろきょろと見渡した。 そわそわするのは、オ...
2025/06/15 13:27
気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(4)
<<はじめから読む!<(3) ヒート明けの出勤日。 毎月恒例の課長や同僚たちからのからかいも気にならないほど、雪人はぼんやりしていた。 あの日、家にやってきた士狼とセックスした。前後不覚になるほど貫かれ、揺さぶられ、とにかく満たされた。 そ...
2025/06/08 16:40
気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(3)
<<はじめから読む!<(2) 休暇初日、雪人はひとり暮らしのアパートで、緊張しながら来客を待っていた。 ヒート中の過ごし方は、人によってまちまちだ。軽度のオメガは、ひたすら部屋にこもってやり過ごすが、たいていは誰か相手を見繕って、性交に耽る...
2025/06/07 16:37
気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(2)
<はじめから読む! ペーパーレスがどうのこうの、ビジネスニュースでは有識者が議論しているが、雪人ゆきとの務める会社には無縁の言葉であった。 毎月の申請をオンライン上でできるようにして、人事が直接決済してくれたらいいのに。普通の有休だって、そ...
2025/06/03 23:29
保護中: 気弱なオメガの最初で最後、最高の選択(1)
2025/06/03 23:24
ねじれの憧れ
「……新入生代表――」 高校一年、入学式の主役といっても、それは入試の成績が一番で、挨拶を任された子だけだ。 自分で考えたのではないだろう(ついこの間まで同じ中学生だったのだから、「ごべんたつ」なんて言葉、人生で初めて使ったに違いない)、誰...
2025/04/17 13:37
ハートは戻せない
職業柄、背中にも目がある。「こら、そこ。今持っているものを出しなさい」 できる限り穏やかな声で注意する。まだ振り向かない。こういうのはタイミングが重要だ。 正確な位置はわからないが、ぴりりと教室全体の空気が緊張したのが伝わってくる。 二年生...
2025/02/02 07:37
「監禁された朝、僕は親友を失った」(鳴海しずく)
1月のBL小説は、現代モノ2冊でした。1冊目のレビューはこちら現代モノとひとくくりにしても、昨今はオメガバースやDom/Subユニバースなどが流行っているので、純粋な現代モノってなかなか探せないのですが(特に新人作家さん)、キャラ文庫はやっ...
2025/01/29 16:57
甘えたDomの背中には(14)
<<はじめから読む!<(13) 千秋楽を終えたばかりの楽屋は、冷めやらぬ熱気に包まれている。そこかしこで労いの抱擁が交わされていた。「桃治さん」 桃治も、年下の先輩劇団員に求められ、まずはぎゅっと手を握り合ったのち、互いの背中にひしと腕を回...
2025/01/22 07:03
保護中: 甘えたDomの背中には(13)
2025/01/21 06:59
甘えたDomの背中には(12)
<<はじめから読む!<(11) 控えめなノックの音がしたのは、至がある程度泣き止んでからだった。秘密の話をするわけだから、防音はしっかりしているだろうに、高月の空気を読む能力が高すぎる。 抱き合っていた身体を名残惜しく離してから、部屋の主を...
2025/01/19 07:32
甘えたDomの背中には(11)
<<はじめから読む!<(10) 扉がしまれば、この空間にはふたりしかいない。桃治と至だけ。真央の存在はないと、高月が保証した。 話し合いをしなければ。 場所を提供してくれた高月の言葉を思い出して、桃治はのろのろと動いた。 でも、何から? 思...
2025/01/18 07:53
「捨てる神あれば、拾うスパダリ」(福澤ゆき)
2024年は小説、特に商業BL小説を読むことをサボり倒してしまったことを大反省したBL小説家志望、心を入れ替えました。「月に2冊はBL小説を買って読む」を目標としましたが、読むだけじゃもったいないので、レビューもぼちぼち再開していきますので...
2025/01/17 20:11
甘えたDomの背中には(10)
<<はじめから読む!<(9) 心霊相談を兼ねた心理相談所は、周辺地図を見たところ、電車よりも車で行った方が便利そうだった。幸い駐車場もあるようで、姉の家に車を借りに行く。 鈴女そっくりな姉は、「ちょっとやだ。あんたひどい顔よ?」と、眉間に皺...
2025/01/17 07:00
甘えたDomの背中には(9)
<<はじめから読む!<(8)「桃治くん、どうしたの?」 店にやってきた時点ですでに飲んでいた鈴女だが、叔父の顔を見て開口一番、はっきりと言った。酔いは一気に覚めた様子で、名前の発音も舌足らずでない。「んあ?」 なんでもねぇけど、と言いかけた...
2025/01/15 07:00
保護中: 甘えたDomの背中には(8)
2025/01/14 07:25
甘えたDomの背中には(7)
<<はじめから読む!<(6) 翌早朝、すっきりとした表情で至は目を覚ました。「おはよう」 きっと彼に比べて、自分はどんよりとした目をしているだろうと思う。あまり顔を合わせず、さっさと支度をしようとベッドを下りかけたところで、手首を掴まれて振...
2025/01/12 07:24
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