木工は手段か目的か
飛騨高山で木工を始めて5か月が経とうとしている。ここに来てから、様々な出会いがあった。それは人との出会いであり、新たな価値観との出会いだったり。そんな様々な出会いの中で、少しずつ、自分自身を見つめなおしている。 最近よく考えるのは、自分が2年後、3年後にどんなポジションを目指すのかということ。一般的に木工を修めた人が選ぶ進路の多くは、メーカーや家具工房への就職か、独立して木工作家になるかの2択だろう。しかし、その前に、木工を目的とするか手段とするかという2択からスタートする必要があるだろう。 メーカー等への就職と独立して木工作家、家具職人になるという選択肢は、とにかく手を動かしてモノを作りたい…
2020/08/27 18:00