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  • 代替肉の普及による動物の命の救済

    代替肉ブーム最近、大豆などの植物性たんぱく質を使ったハンバーグやソーセージ、ミートボールが店頭に並び話題を呼んでいる。植物由来の蛋白質を原料に、肉の味や食感の再現を目指した、これらの食品は、「代替肉」とよばれる。これら「代替肉」の登場は、その背景に健康志向・地球環境への配慮・動物愛護・人口増への配慮があるという。アメリカ国内に例をとると、この「代替肉」の市場は、今日では1500億円といわれている。また、同じくアメリカのある企業の推計によると、2040年の世界市場は、従来の肉のシェアは40%まで下がり、「代替肉」が25%、残りは、「培養肉」注①になるという。(朝日新聞2019年11月2日夕刊、2020年1月15日朝刊参照)「培養肉(人工肉)」は、動物の幹細胞を培養・増殖してつくられる肉のことである。動物から...代替肉の普及による動物の命の救済

  • 日本料理の特色と生きとし生けるもの

    日本料理の特色としては、そこに季節感が感じられること、食材それぞれの持ち味が生かされていること、盛りつけが見た目に美しいことなどをあげることが出来るだろう。だが、これに加えて、生きとし生けるものへの優しさということも、その特色といえるだろう。日本列島は、湿潤な温帯に属し植物の生育にきわめて適している。日光は強すぎず弱すぎず、しかも、一年を通じて適当な降雨があり、世界でもっとも植物の豊富な地域の一つである。また、暖流と寒流とがぶつかり合う豊かな海に囲まれていて、魚介類にも恵まれている。こうした恵まれた環境から、日本人の食生活は、古くから、穀物や野菜、それに魚介類への依存度が高いことを特色とした。日本人の食生活において、肉類が長い間広く普及しないできた背景には、さまざまな要因があるものの、日本列島の地理的環境...日本料理の特色と生きとし生けるもの

  • 私たち人間の背負う「原罪」とはなにか。

    ガンジーの言葉「私たちは、暴力という大火災のまっただ中にいる哀れな存在であり、『生きものの食べ物は生きもの』という言葉には、深慮するべき意味がある。」『ガンジー語録』より私たち人間は、元来雑食性の動物であり、日々の食生活のなかで、植物性の食品とともに動物性食品の摂取が不可欠である。自らの命・健康を維持するためには、他の生きものを自らの栄養源として摂取する必要がある。私たち人間の生命そのものが、他の生きものの命をなんらかの形で犠牲にすることの上に成り立っているのである。他の生きものの命を奪わないでは生き続けられないという、この現実こそ、まさに人間が背負っている原罪なのではないだろうか。人類の始祖アダムとイブが「禁断の木の実」を「食べること」によって罪を犯したのと同様に、私たち人間も、また、日常何気なく行って...私たち人間の背負う「原罪」とはなにか。

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