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マンガアシの教科書 https://hikaru-n.hatenadiary.com/

22歳でアシスタントとして漫画業界入りし、プロ漫画家になったはいいけどヒット作無しで30年経過した男・流星光(ながれぼしひかる)の告白ブログ

流星光
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2020/03/09

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  • アナログアシ時代の思い出 その21「キツかった現場2/3」

    今まででキツかったアシ現場 2/3 2時間たつと次の原稿が回ってくる現場 それは、確かマック先生の連載が終わって 事務所が解散になって雑多なアシの仕事やってた頃のお話。 1日だけの臨時アシのお仕事。 成人向け漫画の人物の肌に スクリーントーン(※)61番を貼って、 光が当たってる部分をカッターで削るというお仕事。 61番っていうのは薄いトーンで、 人物の影によく使われるトーンですね。 電車に乗って仕事場の最寄り駅まで行くと、先生が駅まで迎えに来てくれてました。 仕事場到着。 先生が借りている住居兼仕事場の一戸建て。 「やってほしいのは、人物の肌に影をつける作業です」 「このトーンを使ってくださ…

  • アナログアシ時代の思い出 その20「キツかった現場1/3」

    今まででキツかったアシ現場 1/3 原稿そのものを作品として扱う先生 漫画の原稿っていうのは、基本、印刷されて初めて作品になるんです。 なので、印刷に出ない部分、たとえば紙の端っこのほうは、どうでもいいので、 裁ち切りで、紙の端っこまでベタが塗ってある場合とか、テキトーでいいワケです。 でもその先生は、原稿用紙の端から、たしか5mmくらいにきれいな直線を引いて、 きれいにベタを塗るように言われました。 そして、ベタも見た目真っ黒にしてほしいので、この筆ペンで塗ってください、と指定の筆ペンを渡されました。 渡された筆ペン、乾きがめっちゃ遅かった! そのせいで他の原稿用紙重ねたら 裏を汚しちゃって…

  • アナログアシ時代の思い出 その19「ストレス」

    賞金100万円の新人漫画賞をいただいたことで、僕は地に足がつかない状態になっていました。 当時、まだ数回、ロイホ先生(仮名)のアシスタントが残っていたので、静岡県まで新幹線で行き、3泊4日ほどの日程で背景を描いていました。 受賞したことで、僕は、自分の明るい未来しか思い描けませんでした。 週刊連載をして人気が出て、 アニメ化!ドラマ化!映画化! とかそんな感じです。 実際は、それが、どのような道のりなのかまったく想像できてませんでしたけど。 これからどうやって頑張ればいいのかもよくわかっていませんでした。 新幹線に乗る前に、これからは文化人になるのだからと、『AERA』とか、なんかそういう情報…

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