窯出しと窯立て
今日は朝から晴天に恵まれて良い最後の炭仕事になるはずだった。期待とは裏腹に曇天、雨降りと期待外れの一日になってしまった。幸いに雨の中での作業は限定的だったから影響は少なかった。いつもより1日長くかかった窯の炭出し、焚口を取り除くと入り口付近の雑木は燃え尽き、左右の壁付近も少しばかり焼失している。ぱっと見た感じは少な目だが枝炭はしっかりと残っているようだ。いざ取り出すと雑木はほんの数えるくらいで直ぐにカシ炭が出てくる。敷木は多少炭材過不足気味の傾向にあるが今回は軽い力で簡単に折れる。カシ炭の皮は剥がれるが本体はしっかりしており下端の割れもなく途中で折れることもない。それは最後の炭までしっかりとしていた。窯底の修正に入れた石板、一日長くかかった炭焼きの影響を心配していたが申し分のないカシ炭が仕上がった。シーズンの初...窯出しと窯立て
2021/12/22 17:19