「運動」とがん予防効果
久留米大学の研究チームは肺炎や肝臓がんの治療・予防のため、週に1回患者を集めて簡単な体操・運動を続けているそうです。その理由の一つに、最近発表された台湾での研究があります。毎日15分の運動でも、がんや心筋梗塞などの予防になり、死亡数が14%低下し、平均余命が3年延びることがわかったことです。 また食事をいくら気をつけてもがんのリスク低減に限界があるのに対し、運動は適度に続ければ続けるほどリスク低減を可能にしてくれます。具体的にはスウェーデンの研究結果が参考になります。手術で肥満を改善した糖尿病患者と重度の肥満と糖尿病がある患者に分けて、21年間(中央値)追跡。すると、肥満を改善すると、がんの発…
2022/01/29 07:00