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  • 難関種マットの作り方

    はじめに現在、ヤエヤママルバネやオキナワマルバネ等の国産大型マルバネの飼育方法はほぼ確立されており、愛好家に広く知れ渡っています。一方で小型種であるチャイロマルバネの飼育方法については知れ渡りが狭くSNS等で得られる漠然とした情報を基に適合するマットを作り出すことは難しく高額な生体と努力の結果、自分が攻略されるのは悲しいものです。↓飼育方法が確立されている国産大型マルバネ(オキナワマルバネ)↓国産小型マルバネ(チャイロマルバネ)今回の記事は、チャイロマルバネ・ブルークツヤ・コツヤ・インビタビリス等の所謂「難関種」と呼ばれるクワガタに私が使っているマット「妄想マット(便宜上の名前)」の作り方を説明させていただきます。↓妄想のマット関連記事ブルークツヤクワガタ・4-体内バクテリアは本当に必要か?-クワガタ~ス...難関種マットの作り方

  • クロサワネブト

    はじめに台湾のクワガタムシに関しては書籍に加え、現地友人から頂いた資料と訪台時の経験を交えて記します。台湾には以下の4種(*5種)のネブトクワガタが分布しています。タイワンネブトAegusformosaeBates,1866ナカネネブト(ヒメネブト)AegusnakaneorumIchikawaetFujita,1986クロサワネブトAeguskurosawaiOkajimaetIchikawa,1986ジェンネブトAegusjengiHuangetChen,2016*台湾の書物では南部にフィリピンネブトAegusphilippinensisがいるとされており仮に、これを含めると*5種になります。今回は台湾のネブトクワガタで最も高標高に分布するクロサワネブトの飼育を始めました。↓台中県鞍馬山産野外個体1ペ...クロサワネブト

  • オレゴンルリクワガタ・2-知られざる生態

    はじめにここでいう「オレゴンルリ」とはオレゴンルリクワガタplatycerusoregonensiscoerulescensのことで「オオルリ」とは、日本のルリクワガタPlatycerusdelicatulusdelicatulusであり「コルリ」とは、ニシコルリクワガタPlatycerusviridicuprusviridicuprusを指します。(学名・和名は、井村有稀,2010.「東アジアのルリクワガタ属」を踏襲)前記事ではオレゴンルリについて概要〜産卵セットまでを書きました。今回は、飼育に見るオレゴンルリの生態について少しわかったことを要約してみました。↓前記事:オレゴンルリクワガタクワガタ~スズメバチ等の覚書きPhoto&Textbyこよみ【クワガタ~スズメバチ等の覚書き】gooblog産卵形態...オレゴンルリクワガタ・2-知られざる生態

  • オレゴンルリクワガタ

    オレゴンルリクワガタplatycerusoregonensisWestwood,1844分布:カナダ南部〜アメリカ合衆国カリフォルニア州(メキシコ湾に沿った低地〜低山地)体長:オス11.0〜16.0㎜メス11.8〜14.3㎜発生期:5〜11月頃までの約5ヶ月分布地の気候:地中海性気候5〜10月=11〜24度前後(雨少ない)・11〜4月=8〜18度前後(前期より雨多い)オレゴンルリクワガタplatycerusoregonensisは、ルリクワガタ属最大の種で学名を地名で表しているので語尾はensisになります。大図鑑(2010)では、差異は連続的になる可能性を示唆したうえで以下の2亜種に整理されています。platycerusoregonensisoregonensisWestwood,1844(カナダ南部〜...オレゴンルリクワガタ

  • オオクワガタ・5-誰でも特大を出せるか?の結果

    前記事「オオクワガタ・4-誰でも特大を出せるか?」の後編、結果になります。今やブランドと化した巨大オオクワガタの二つの血統を掛け合わせ「オオクワガタ・4-誰でも特大を出せるか?」と題して始めた飼育は順調に採卵でき、菌床飼育で羽化を終えました。*ここでいう特大とは体長85㎜前後です↓左:野生の大型60㎜後半右:種オス86㎜台親虫:オス能勢YG血統86㎜台×メス久留米産55㎜台管理温度:冬季〜夏季温度=約15〜26度使用した幼虫の餌:ヒラタケ菌床800cc及び1500cc↓2021年4・5月割り出し使用した菌床は、A・B・Cの3種ですが、そのうちAとBの中味が同じらしく事実上「A(B)菌床」と「C菌床」の2種を使用したことになります。最初の餌交換時に大きかった個体はすべて「C菌床」からでした。「C菌床」とは、...オオクワガタ・5-誰でも特大を出せるか?の結果

  • 2022年インセクトトピックス

    2022年インセクトトピックス今年も沢山の方にご訪問いただき、ありがとうございました。今年最後の記事はこの1年の振り返りです。コルリクワガタ・ゲニ調査気になっていたコルリクワガタのゲニタリアの形状がわかりました。といっても調べたのは私ではなく、瓢箪坊主さんが調べてくださいました。このコルリは異なる二つの山塊で採集した個体で調査の結果は、どちらもニシコルリの特徴を有するということでした。以前から少し違うように感じていたのですがどちらも同じということがわかってすっきりしました。↓PlatycerusviridicuprusviridicuprusKubota,2008に相当モンスターHID今年は、ライトトラップで初めてヒメオオクワガタが飛来しました。Tさんも初めてヒメオオクワガタをHIDで採集しました。↓7・...2022年インセクトトピックス

  • カツラオオクワガタ

    カツラオオクワガタはベトナムのカオバンの標高約1500㎜地点の灯火で採集された個体をもとに2000年に池田晴夫氏によって記載されました。カツラオオクワガタDorcuskatsuraiIkeda,2000分布:ベトナム北部,中国体長:オス23.3〜45.0㎜メス24.0〜29.0㎜池田晴夫,2000.「北ベトナム産オオクワガタ属の1新種」(月間むし(350):28-29.)によると「♂.頭部は凸状であり、同属の別種と比較して厚みがある。複眼はやや小さく、眼縁突起に完全に覆われる。大アゴは細く、著しく扁平である。上翅の基部両角が顕著に突起する。前脚節が幅広く、やや内側に曲がり、外縁に3個の大きな突起を具える。符節は、いずれも著しく短い。」(2000.池田晴夫)とあります。また、HuangHao&ChenCha...カツラオオクワガタ

  • コツヤクワガタ・2-羽化と形態について

    昨年12月に初・2齢幼虫で入手したコツヤクワガタが羽化しました(以下コツヤ)*カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります。コツヤは、緑色の発色がきれいな小型のクワガタです。色の見え方は、光の加減や角度により変化する所謂構造色ですが羽化直後は他のクワガタと同じ色合いで、時間の経過とともにきれいな緑色が見えてきます。今回は、蛹室から取り出したオスが羽化して緑色に発色するまでを追いました。羽化と色↓2022年7月7日蛹室らしき場所↓撮影のため人工蛹室へ↓2022年12月4日16:40羽化のはじまり↓2022年12月4日23:10羽化↓羽化から約8時間経過複眼縁取りと前脚が僅かに発色始める↓羽化から約18時間経過↓羽化から約44時間経過(2日目)頭部・小循板も発色↓羽化から約73時間経過(3日目)↓羽化から約96...コツヤクワガタ・2-羽化と形態について

  • スラウェシパリー・5-成熟期間

    スラウェシパリーの割り出しを終えました(2回)。前記事の野外個体は産卵することなく死亡したので新たに飼育個体(1代目)を入手して成熟を待ちました。オスは2022年6月羽化、メスは同年4月羽化です。↓オス2022年6月羽化64㎜程度↓メス2022年4月羽化30㎜程度↓産卵セット:管理温度は24度前後割り出しは、2本入れた材を1本ずつを2回に分けて行い1回目(11月5日)の割り出しでは、卵〜ある程度成長した2齢幼虫まで発見できました。2回目(12月10日)の割り出しでは、より成長した2齢幼虫も出てきました。↓2回に分けて割り出し:2022年11月5日・12月10日↓卵を確認:11月5日↓初齢幼虫:11月5日↓2齢幼虫も混ざる:11月5日↓2回目の割り出しある程度成長した2齢幼虫も出現:12月10日↓2022年...スラウェシパリー・5-成熟期間

  • テヌイヒルストゥスサビクワガタ

    テヌイヒルストゥスサビクワガタは、2010年に韓国で記載されたサビクワガタで韓国ではチョウセンサビクワガタDorcuskoreanusに次ぐ2種目のサビクワガタになります。テヌイヒルストゥスサビクワガタDorcustenuihirsutusKimetKim,2010.体長:オスメスともに17㎜前後分布:韓国(朝鮮半島)〜隣接する中国大陸の一部周辺韓国で公表されているテヌイヒルストゥスサビクワガタ(以下、テヌイサビ)の分布地としては全羅南道白羊寺、江原道嚢陽群などありますが実際の採集は困難で、そう簡単に発見できる種ではないそうです。また、灯火での発見も難しく、採集地の詳細は明かさない傾向にあると聞きます。仮にそこそこの数がいたとしてもサビクワガタは隠蔽(周囲に溶け込む)が得意な上に、小さい、動かないなど防衛...テヌイヒルストゥスサビクワガタ

  • アスタコイデスノコギリ・済州島個体群

    ここでいうアスタコイデスとは台湾・中国等に分布するProsopocoilusastacoidesblanchardiとして整理されている個体群を指します。所謂「フタテンアカ」というやつです。↓済州島産飼育個体50㎜済州島のアスタコイデスについては、日本国内において飼育個体が僅かに流通しているものの現地の情報等はほとんどありません。また、BE・KUWANo.10には済州島産の図示はありますが特に解説されているわけでもなく、今一つつかみどころのない個体群というイメージがありました。今回は、アスタコイデス済州島個体群について韓国の友人(熱心な愛好家)に問い合わせ、教えて頂いたことを大筋でまとめてみました。分布:韓国済州島(火山島)分布の理由は不明体長:韓国国内においてもよくわかっていないが、友人が確認した最大個...アスタコイデスノコギリ・済州島個体群

  • 2名様に差し上げます。

    いつもたくさんのご訪問ありがとうございます。興味本位でブログ記事の一部を書籍化しました。需要があるかわかりませんが、この本を2名様に差し上げます(送料元払い)本のタイトルは「兵庫県のクワガタムシーガチ概説」です。ガチ概説は9ページです。それ以降は、過去の記事から香ばしそうなものをpickupして60記事以上掲載しましたのでもしかしたら飼育や採集の参考になる部分があるかもしれません。スズメバチやコガネムシ系の記事も含みます。本の仕様はB5(雑誌Size)カラーで、300p以上ありますので厚みはあります。嗜好・誌風の伝わる画像を添付しましたのでご参考ください。だいたいこんな感じです。暇なときにでも「読んでやろう!」という方がありましたらスマホPC版・PC画面のプロフィール下にある「メッセージを送る」からご応募...2名様に差し上げます。

  • クルビデンス・13-赤いクルビデンス羽化と産卵

    前記事「赤いクルビデンス」の続きです。昨年の春から計画繁殖したクルビデンスが羽化し、産卵するまでになりました。計画とは、昔懐かしい「赤いクルビデンス」を作ること。計画繁殖1代目のオス群は、期待していたほど赤に偏るわけでもなくこれまでと似たような割合で黒〜赤味のある個体となりました。↓日差しを受け撮影すると無加工でもこうなる上画像は日差しを受けて撮影したため、誇張したかのように赤く映りました。実物も確かに赤味はあるのですが、室内で見るとそこまで赤くはありません。誰が見ても「お~〜!」というレベルではないのです。↓前記事「赤いクルビデンス」クルビデンス・12-赤いクルビデンス-クワガタ~スズメバチ等の覚書きブータンのチュカ産クルビデンスが10代目になりました。8代までは累代を続けその後、種オスの関係でインライ...クルビデンス・13-赤いクルビデンス羽化と産卵

  • ブルークツヤクワガタ・8-飼育終了

    *カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります。ブルークツヤクワガタの羽化が終わりました。もっとも大きく見えた最後の幼虫は他個体より2か月遅れて蛹室入場したため長歯型を期待したのですが43㎜あたりの短歯型になりました。↓これが最大この個体は一番大きかった幼虫で、容器底部の広い範囲を縄張りとしていました。当初はこういうやつが長歯型になるのではないかとも思ったのですがそうではありませんでした。クワガタムシの大アゴ出現型については前蛹期の温度説がありますがその限りでもないと思える種もいるため、本当のことはよくわかりません。↓2022年10月11〜12日にかけて最後の1頭が羽化ブルークツヤクワガタの飼育を通して感じたことは他のツヤクワガタやマルバネクワガタの幼虫でも見られるようにある範囲のスペースの壁に糞を塗り、特...ブルークツヤクワガタ・8-飼育終了

  • オニクワガタ

    オニクワガタPrismognathusangularisangularisWaterhouse,1874オニクワガタは発生期になるとブナ帯の立ち枯れや切り株、倒木などに付いていることがあります。マルバネクワガタのようにメスを待ち受けているのでしょうか?人気の立ち枯れでは毎回同じ場所付近にオスがいたりします。また、オニクワガタの幼虫は比較的湿度の高い朽ち木で見つかるイメージがありますが人気の立ち枯れは、多湿ではありません。↓灯火では、あたりがいっそう暗くなってから飛来した(2022.8.15)↓メスの飛来(2022.8.15)割り出し8月15日にライトトラップで飛来したオニクワガタから幼虫が採れました。飼育下でオニクワガタの幼虫を見るのは久しぶりで新鮮です。↓種オスには大きく茶色いほうを選んだ↓種オス22㎜...オニクワガタ

  • コルリクワガタ・23-いい加減な体内時計

    日本のクワガタムシで後食する種が晩夏〜秋に羽化した場合通常は、そのまま蛹室にとどまり、翌年の春〜夏に野外活動をはじめます。また、成虫で複数年生存する種は、少しずつ変わりゆく日長と気温の変化を感じ取り低温期を休眠というかたちでやり過ごし、春〜夏には休眠覚醒して活動をはじめるという所謂体内時計を持ち備えておりこの体内時計を人為的に操作(摂食・繁殖)するのは困難です。↓飼育で得られたコルリクワガタの新成虫オス↓飼育で得られたコルリクワガタの新成虫メス通常、野外でのコルリクワガタ(ニシコルリ)は晩夏〜秋に羽化後蛹室にとどまり、翌春の雪解けにより野外に出て活動開始します。↓2022年5月野外では雪が解けなければ発生できない↓天気の良い日2022年5月5月に野外採集したコルリクワガタを持ち帰り23度前後の環境で朽ち木...コルリクワガタ・23-いい加減な体内時計

  • クワガタ関連の書物・4

    クワガタ関連の書物・4です。↓クワガタ関連の書物・1クワガタ関連の書物-クワガタ~スズメバチ等の覚書きいよいよGWも終盤にかかりました。今日はクワガタ関連の本を取り上げてみます。順位は綴りごとに本の大きい順にしてありますので後尾ほど小さな本ということになります。...gooblog↓クワガタ関連の書物・2クワガタ関連の書物・2-クワガタ~スズメバチ等の覚書き以前にも「クワガタ関連の書物」の記事を書きましたが今回はその2になります。↓「クワガタ関連の書物」過去記事クワガタ関連の書物-クワガタ~スズメバチ等の覚書きい...gooblog↓クワガタ関連の書物・3クワガタ関連の書物・3-クワガタ~スズメバチ等の覚書きクワガタ関連の書物・3です。今回はスズメバチ等の本も併せて紹介していますので興味のある方はご参考く...クワガタ関連の書物・4

  • アマミマルバネ・4-採卵終了

    アマミマルバネの採卵を終えました。9月12日から10月15日までの間に掘出しは3回行い飼育するには十分の卵が採れました。↓左:アマミマルバネ(徳之島産)右:ヤエヤママルバネ(西表産)↓2022年9月12日採卵開始メスの羽化後35〜40日今回使用したマットは、マルバネ使いまわしマットに少し赤枯れを混ぜたものです。マルバネの産卵セットは、マットを詰める詰めないの二通りの方法があるようですが私は底部5cm程は少しだけ抑えて詰めます。足場の手助けのつもりですがほとんど好みの問題。↓卵はマット塊からよく出てくる↓セット12日後の掘出しでは卵8個(2022.9.24)↓掘り出し毎に追い掛け↓交尾後のメス攻撃↓2回目の掘り出し卵24ヶ(2022.10.8)↓掘り出し毎の追い掛け↓交尾後の精嚢排出(かき出し)↓3回目の掘...アマミマルバネ・4-採卵終了

  • 県下のクワガタムシ15種ーガチ概説

    はじめに私のクワガタ採集は県下に分布するクワガタムシ全16種の居場所を突き止めることを目標にしてきました。きっかけは1986年、南西部の雑木林でオオクワガタのメスを採集したことです。この採集によってオオクワガタなるものが身近にいることを知りました。オオクワガタの次に探したのは、ヒメオオクワガタやコルリクワガタマダラクワガタなどといった所謂高山系クワガタムシです。そして、河原でマグソクワガタ、離島でマメクワガタを探し残すは1種、ルリクワガタの居場所となったのですが最後の壁は厚く、突き止めるには至らぬままで不本意ではありますが今回は県下で分布を確認したクワガタムシ15種を私見で概説しました。兵庫県のクワガタムシーガチ概説県下で以下のクワガタムシ(15種)を確認した(〜2022.9)学名は、藤田宏著,2010....県下のクワガタムシ15種ーガチ概説

  • ヒメオオクワガタ・13-10月の様子

    日時:2022年10月1日14:00〜:17:30天候:晴れ気温:半袖で汗をかく標高:約940〜1200m昨日はTさんと初秋の高山帯に行ってきました。標高の高いところでは紅葉も始まっていましたが少し動くだけでも汗をかく10月最初の午後でした。↓天気の良い日は活動個体が見られる(アカアシ・キイロスズメバチ)↓大アゴで樹皮を傷つけるアカアシのオスと、過去の食み痕↓大アゴ先端のギザギザで樹皮に傷を付け、吸汁する(アカアシ)↓食み痕この派手さは居付いたヒメオオの仕業↓ヒメオオの小型ペア落下↓珍しくバッコウヤナギに付くアカアシ↓危うく見失うところ!ヒメオオのオス↓バッコウヤナギの高所に大きいオス発見(ペア)⇩⇩久しぶりの50㎜越え、メスは普通サイズ⇩⇩ピンぼけてしまったが、ガチ詰めで52㎜はある当日最大↓隣の枝にオ...ヒメオオクワガタ・13-10月の様子

  • チリハネナシクワガタの解体

    *この記事には昆虫を解体した画像が多く含まれます。閲覧にはご注意ください。チリハネナシクワガタApterodorcusbacchus(HopeetWestwood,1845)チリハネナシクワガタは、チリ・アルゼンチンに分布する1属1種のクワガタムシで後翅が退化して飛ぶことができないとされ日中は砂礫(されき)の下に潜む普通種です。和名では「ハネナシ(羽無し)」と言い切っています。果たして後翅はどんなものか?実際にメスを解体して確かめてみました。↓体表は艶消し状左:メス右:オス(撮影:2022.6.5野外個体ペア)↓7月上旬、野外メスの死亡を確認↓オス↓メスの解体乾燥結果上翅は、会合線で癒着して開くことができませんでした。後翅は、ないわけではなく、画像の通り存在しましたが非常に小さなものでした。「ハネナシ」と...チリハネナシクワガタの解体

  • ライトトラップ・23-オニクワガタとヨコヤマヒゲナガ

    8月15日、カマキリ名人Kさんと高山帯に行ってきました。昼間の探索と、ライトトラップでオニクワガタをはじめとするちょっと良い系の虫に出会うことができました。昼間の探索日時:2022年8月15日14:20~16:30天候:晴れ時々曇り風気温:26度前後標高:約980〜1200m時折吹く強めの風が気持ち良く、半袖でも汗をかく天候でした。↓楓に上る途中のミヤマクワガタ↓ブナの立ち枯れ根元でオニクワガタのオス発見鈴を鳴らしながらブナの原生林を行くと、大きなブナの倒木がありその上部表面に(・)マーク、少し削ってみましたが食痕はあるものの、それ以外何も出てきませんでした。もし、これが探し続けているルリクワガタのものならやっとかすったことになります。↓(・)これはルリクワガタのものなのか?標高1000mを超えた場所で樹...ライトトラップ・23-オニクワガタとヨコヤマヒゲナガ

  • アマミミヤマ・2-掘出し

    今年の6月12日にアマミミヤマの産卵セットを組んで2ヶ月今日、掘り出しを行いました。親の羽化日は2021年8-9月で、約9ヶ月寝かせました。*カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります。↓6月の様子↓産卵セットの様子親は既に死亡↓母虫28㎜↓マット底部に2齢幼虫↓朽ち木の周りからも初・2齢幼虫がこぼれ落ちる↓2齢幼虫産卵セットは、産卵場所の好みを探ろうと切り株風に朽ち木を埋めましたが幼虫はマットからのみ発見でき、朽ち木には何も入っていませんでした。↓朽ち木内から幼虫は発見できず↓初・2齢幼虫掘出し結果は、初・2齢合わせて53頭いました(2潰し)。苦手なミヤマがたくさん産んでバンザイ!ですが羽化までちゃんと持って行ってなんぼ。これからが大事なんでしょうね。↓500ccpカップで5頭ずつ管理↓管理温度はアバウ...アマミミヤマ・2-掘出し

  • 高山系クワガタムシ7種

    8月11日、Tさんと高山帯を探索し昼夜合わせて7種のクワガタムシを見ることができました。また、チャイロスズメバチの昼夜観察も行いました。チャイロスズメバチについては前記事「標高1076mでチャイロスズメバチ飛来」に追記しました。昼間の探索日時:2022年8月11日15:00〜18:50天候:晴れ時々曇り気温:25度前後標高:約950〜1200m↕巨大なブナの立ち枯れ根元でオニクワガタのオス発見↓楓に着くミヤマクワガタのペア↓樹液場に飛来したミヤマクワガタのオス(中央右下)↓戦い敗れて落下↓ヤナギにてアカアシクワガタ↓高山特有の小型スジクワガタ(オス・メス)↓高山ではコクワガタの活動個体を見つけることは意外と難しい↓標高約1076mにもノコギリクワガタ↓チャイロスズメバチ標高約1076m↓昼間探索結果リリー...高山系クワガタムシ7種

  • 標高1076mでチャイロスズメバチ飛来

    県下で確認したチャイロスズメバチの垂直分布高度を更新しました。日時:2022年8月5日19:50〜:21:20天候:曇り時々晴れ気温:20度前後標高:約1076m採集方法:今峰ライトによる灯火採集↓今峰ライトHID96w前後紫外線透過ガラス仕様大・中2機使用最初に飛来を確認したのは21時前ですが、光源周辺を激しく飛び回るため撮影も捕獲もままならず、5分ほどでどこかに消えてしまいました。これまでの経験では一度去っても再び戻ってくることが多かったため捕虫網片手に次のチャンスを待ちました。撮影、或いは捕獲してチャイロスズメバチであることがわかれば私が県下で確認した最も標高の高い場所ということになります。↓再飛来を待ってやっと捕獲(8月5日)↓おそらくワーカー(自宅にて)主な高標高記録は以下の通りで、今回は一気に...標高1076mでチャイロスズメバチ飛来

  • ライトトラップ・22-ヒメオオクワガタ

    今年ヒメオオクワガタのメスが飛来した場所で、今度はオスが飛来しました。日時:2022年8月5日19:50〜:21:30天候:曇り時々晴れ気温:20度前後標高:約1076m↓月も星も丸見え↓今峰ライト96w前後紫外線透過ガラス仕様:大・中使用↓19:57最初の飛来がヒメオオのオス↑↓同個体を上向きにして撮影月齢はよくないもののあまりにも幸先の良いスタートで当夜はどうなることかと思いましたがその後は振るわず、たまにミヤマクワガタのメスが飛来する程度でアカアシクワガタも小型の1ペアのみでした。↓ミヤマのメスがポツポツ飛来↓アカアシの小さなオス↓いつの間にか服についていたアカアシのメス↓ハイイロオオエダシャク↓ハガタキリバ約1時間半の灯火で飛来したクワガタムシはヒメオオクワガタのオス1頭、ミヤマクワガタのメス7頭...ライトトラップ・22-ヒメオオクワガタ

  • ライトトラップ・21-高標高のお天気

    日時:2022年7月23日19:50〜:22:20天候:曇り時々霧気温:14度前後標高:約1080m昨年見つけておいた第一候補地で初めてのライトトラップです。Tさん・カマキリ名人Kさん・Yさんの4名で行きました。↓今峰ライト5基↓集蛾ネットも使用期待は大きかったが・・・↓ガスが出ては消えを繰り返す↓まさかの真夏の寒い夜↓エゾシモフリスズメ↓ジョナスキシタバは辺りがいっそう暗くなってから飛んでくる↓20:50やっとクワガタ飛来ミヤマのメス↓撤収時にミヤマのメス3頭目飛来クワガタの飛来結果は、ミヤマのメスが3頭でそのうち1頭はブナの枝に止まり採れませんでした。まさかの気温低下で集まる昆虫は非常に少なく、寒い夜になりました。みなさんお疲れ様でした。↓7月23日の飛来結果!↓帰りの街灯にてコクワガタ↓ノコギリクワ...ライトトラップ・21-高標高のお天気

  • ライトトラップ・20-深山な夜

    日時:2022年7月16日19:50〜21:40天候:曇り時々小雨・ガス時々弱風気温:19度前後標高:約1076m画像:多し↓雲に覆われた夕焼け(前回同様のポイントにて)↓雨雲が去り、晴れ間が見えてきた↓今峰ライト95w前後大型紫外線透過ガラス仕様:1機で照射↓20時26分最初の飛来はミヤマのオス↓続いてメス↓大きめのオス↓風が吹くと飛来は一休み「紫外線透過ガラス」に変更してから虫たちの飛翔の様子を自分なりに見てきましたが今回で確信できたことは、ライトの後ろ側の暗いところでも飛び交う虫が増えたこと。ライト後ろ側で飛来を見ているとやたら虫が当たります。少し離れた場所からハンディライトで照らしてみると・・・確かに当たるはずです。↓ライトの後ろ側、暗闇を飛び交う虫が増えた↓ムクゲコノハ↓消灯後に落ちたと思われる...ライトトラップ・20-深山な夜

  • ライトトラップ・19-標高1076m

    日時:2022年7月2日19:40〜21:30天候:晴れ時々微風気温:22度前後標高:約1076m画像:多し今年はあっという間に梅雨が明け、連日猛暑が続きました。花壇に水を撒いても短時間で乾いてしまいます。県北部の山地帯でミヤマクワガタの発生が良好です。標高の高いところでは、例年に比べ雪解けに時間がかかったせいか土の乾燥が緩やかだったことと、6月の温度上昇が影響したのでしょうか?ヒメオオが飛んできた!昨年見つけた高標高ポイントの手前で道が荒れており単独行きということもあって第2候補地でライトを設営しました。使用機器は、今峰ライト96W前後9インチ紫外線透過ガラス仕様:1機↓この辺りでの灯火は初めて:19:40点灯↓少しずつ集まり始める↓20:161頭目は、アカアシクワガタのメス↓続いてミヤマクワガタ↓エゾ...ライトトラップ・19-標高1076m

  • ネブトクワガタ・4ー人気の雑木林

    2022年6月25日のこと予定している灯火場所までは2時間半ほどかかります。少し早めに家を出て、Tさんと近くの雑木林に向かいました。狙いはネブトクワガタです。この林では「虫よけスプレー」をふんだんに使用しても蚊に刺されます。薬液のかからなかった極僅かなスペースを蚊は感知します。林に入るといきなりカナブンのお出迎えがあり子供のころから見てきた夏の光景が嬉しくなります。樹液の出るクヌギの根元を探すと出てくるのはネブトクワガタです。かつてこの林にはミヤマクワガタがたくさんいたのですがいつのまにか発見できなくなりました。現在の勢力は、ネブトクワガタ・スジクワガタ・コクワガタの順です。また、カナブンの姿も確実に減りました。↓頭を突っ込んでいるのはスジクワガタのオス↓ネブトの餌場は、ヘドロめいた発酵臭がしていた↓樹液...ネブトクワガタ・4ー人気の雑木林

  • ライトトラップ・18-今年3回目

    今年3回目のライトトラップです。1回目の灯火は5月4日、コルリ採集の夜でした。2回目は5月28日、同じくコルリ採集の夜です。5月のブナ帯、寒い夜でしたが春の綺麗なオオミズアオをはじめ、複数の蛾が飛来しました。↓5月28日雲なしの夜は特に寒い2回とも夜は勢いよく気温が下がり、短時間で切り上げることになりましたがそれでも頑張って飛んでくる虫は、だいぶえらい虫です。3回目日時:2022年6月25日19:30~22:30標高:約600m天候:曇り時々晴微風の繰り返し気温:21度前後昨日は西宮のTさん、大阪のTさんと現地待ち合わせをし日没までの時間を夕食と雑談で過ごしました。↓夕焼けと青空のなか19時半頃から点灯使用したライトは「今峰ライト95w前後」4基で「紫外線透過ガラス」に変更して初めての温暖な夜の灯火です。...ライトトラップ・18-今年3回目

  • オオチャイロハナムグリ・3-羽化

    2022年6月16日屋外軒下で管理しているオオチャイロハナムグリの容器ふたを開けると新成虫がたくさん出てきていました(以下オオチャイロ)。私のところでは飼育を開始したころは1年1化の個体は珍しくありませんでしたが今ではほとんどが2年1化で羽化するようになりました。↓3ケースで得られた新成虫は100頭以上上翅の茶色い個体が多い↓中央は前蛹(2018年11月4日撮影)冬季のオオチャイロの幼虫は、容器底部周辺で接近した状態で越冬しており集団で身を守るためなのか、単に一番過ごしやすい場所なのかはわかりませんがカブトムシの場合、近づいた幼虫に発音で自分の存在を知らせそれを感知した幼虫はしばらくの間フリーズするといった習性があるようです。もしかしたらオオチャイロの幼虫もカブトムシ幼虫のように仲間に情報を発信し、それの...オオチャイロハナムグリ・3-羽化

  • アマミミヤマ

    私の苦手なミヤマクワガタ属、アマミミヤマの飼育を開始しました。昨年入手した飼育個体が休眠覚醒するのを待っていたところメスがマットから出てきたので早々に産卵セットを組みました。アマミミヤマクワガタLucanusferrieiPlanet,1898規制:捕獲・採集禁止(2013年10月1日施行)体長:オス23〜51㎜・メス26.5〜32.5㎜分布:鹿児島県奄美大島出現期:7~10月頃↓小型の飼育個体ペア↓休眠覚醒したメス↓オスはやや寝ぼけ気味↓オス38㎜2021年8〜9月羽化↓メス29㎜2021年8〜9月羽化産卵セットマットは、Sさんから頂いたカナブン類が問題なく育つという「HEIWA」のふるい通しされた黒土と「ヒラタ・ノコ1番」を使用し水分はやや多めにしました。本土のミヤマクワガタの場合、幼虫は朽ち木の根元...アマミミヤマ

  • ブルークツヤクワガタ・7-羽化までの概要

    ブルークツヤクワガタのオスが羽化しました(以下ブルークツヤ)今回は羽化までのあらすじを簡単にまとめました(画像多し)☆カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります。今回羽化したのは800ccボトルで単独飼育していた小さな短歯型グループです。7頭まとめ飼いしている容器にはまだ幼虫がおりそれらの羽化はまだ先になりそうです。また、この他にも昨年終齢幼虫5頭を手放したのですがその後他者に渡ったため、足取りはつかめなくなりました。↓短歯3頭↓まとめ飼いの中にはまだ幼虫がおり、居住空間にはペレット状の糞が大量にある↑広いテリトリーを確保したオスが長歯になるのか?(2022.6.8)幼虫の顔ブルークツヤの幼虫頭部の画像はあまり見かけないので少し多めに掲載します。↓腹が重く移動は苦手、気性が荒く攻撃的オス終齢後期(2022...ブルークツヤクワガタ・7-羽化までの概要

  • 人工蛹室で羽化したメスからのお願いー共生酵母

    近年はクワガタムシを羽化させるのに「人工蛹室」を使う方が増えたように感じます。確かに「人工蛹室」は羽化の様子がわかるだけでなく羽化不全防止や新成虫の管理にも役立ちますがメスを「人工蛹室」に移すのはちょっと待ってください!今回の記事は、メスを「人工蛹室」で羽化させるといったい何が起こるのか?ということについて簡単にまとめてみました。クワガタムシのメスは腹部末端に「菌嚢」と呼ばれる共生酵母の伝達器官を持っており産卵時に共生酵母を卵殻に付着させて次世代に伝搬します。孵化した幼虫は、母虫から伝搬された共生酵母の力を借りて育っていきます。幼虫は、蛹室作成時に糞とともに母虫由来の共生酵母を排出し、蛹室内壁に付着させます。羽化したメスの新成虫は下羽をたたんでから数時間の間に腹部末端を蛹室内壁にあてがい振り子のように左右...人工蛹室で羽化したメスからのお願いー共生酵母

  • コルリクワガタ・22-雪による支配

    6月を前に県北部域のコルリクワガタはこの春最後の姿を見せています。コルリクワガタの発生はブナの樹冠の芽吹きにほぼ同調するといわれており雪解けした場所から順次発生していきます。↓5月14日撮影⇩上画像同所2週間でほとんど解けた5月28日撮影⇩雪解けで現れ開花したサンインシロカネソウ雪解けの早い場所では成虫のホスト木となるブナなどは既に葉が開いており(展葉)成虫は林床で交尾・産卵を行っているため樹上でその姿を見ることはほとんどできません。↓残雪付近で見つけた産卵痕の付いた朽ち木2022年5月28日⇩真新しい産卵痕しかしながら谷筋や日陰では6月を前にしても残雪があり雪下の朽ち木内でコルリクワガタが待機している可能性があります。そういった場所は他の場所と比べ気温も低く植物の生育も遅いためコルリクワガタが好みそうなひこば...コルリクワガタ・22-雪による支配

  • コルリクワガタ・2022-北部の異なる山塊

    今年は発見できなかったB山に産卵痕のある材を探しに出かけたところ幸運にもブナの新芽で成虫を見つけました。日時:2022年5月22日14:00〜17:30場所:B山天候:晴れ時々強めの風気温:24度前後標高:約920〜1050m*ここでは分類に変化があっても認識できるようにコルリクワガタxx山個体群として位置づけています。今回のB山個体も瓢箪坊主さんがゲニ抜き調査してくださいました。瓢箪坊主さん、ありがとうございました。↓結果はこちらをご覧ください『続・”コルリ判別の考察”』先日のコルリ判別の続きとなります。便宜上、A山とB山と表記。先の記事ではA山の生体のゲニです。A山はニシコルリ。この個体群の採集記はこよみさんのブログをご覧く…亀と虫↓産卵痕付の材は、谷筋の湿気たところがおいしい↓マークの数は少なかったが産卵...コルリクワガタ・2022-北部の異なる山塊

  • コルリクワガタ・2022+α

    日時:2022年5月14日場所:A山南側天候:晴れ気温:17度前後標高:約970〜1050m今季最後となる(?)コルリクワガタの新芽採集にTさんといってきました。*コルリクワガタの記事出てくるA山とB山の個体群に関して瓢箪坊主さんが調査され、大変興味深い考察記事をあげられています。↓『コルリ判別の考察』『コルリ判別の考察』先日、こちらのサイトの管理者のこよみ様から貴重なコルリを譲って頂きました。クワガタ~スズメバチ等の覚書きhttps://blog.goo.ne.jp/hiph…亀と虫今日の探索場所第一目標はA山の北側です。北側は前回の南側に比べ積雪が多く、その分発生が遅くなる傾向にある場所なのですが林道入り口にロープが張られ「完全通行止め!」あえなく断念!しかたなく前回行った斜面に向かいました。こちらの斜面は...コルリクワガタ・2022+α

  • コルリクワガタ・2022

    今年も県北部のコルリクワガタを探しに行ってきました。記事は発見の有無関係なく、覚え書きとして書き留めました。各所探索時間帯は、午後~夕方までの範囲:画像多い日時:2022年4月23日場所:B山天候:曇り時折強めの風気温:17度前後標高:約650〜1000mこの日は下見的な探索です。B山は、A山に比べ降雪がやや少ないのですが、今年の残雪は例年より多くポイントに向かう林道は途中で雪に覆われておりこの日は断念しました。空き時間でマグソクワガタが分布する河原に行ってみましたがこちらも曇りと強風で昆虫が飛翔する状況ではありませんでした。↓4月23日山では桜満開!↓よさそうな「ひこばえ」はあるが発見できず日時:2022年4月30日場所:A山南側天候:晴れ時々弱風気温:16度前後標高:930〜1050mこちらの山も残雪が多く...コルリクワガタ・2022

  • ババクルビデンス・2-羽化

    昨年2月27日に割り出したババクルビデンスの卵・幼虫が羽化を終えました。↓親虫71㎜↓産卵材は2本二つの材から出てきた卵と初齢幼虫計10頭のうち、6頭が無事に羽化しました。羽化までに使用した菌床(Gポットスタウト)は、オス=3本・メス=1本です。↓2021年9月14日オス3本目投入時⇩⇩2022年4月27日撮影⇩⇩22g→52㎜台暴れた結果⇩⇩29g→75㎜ほど2022年4月26日撮影↓菌床3本目投入時の体重29g(75㎜ほど)と22g(52㎜台)メスはほとんど居食いで中には菌床外見がほぼ白いまま生死すらわからない状態の個体もいました。年間15〜25度の範囲で管理すると幼虫期間はオスが14ヶ月ほど、メスは7ヶ月前後でした。↓2齢で投入し、居食いしたメス42㎜台2021年1月5日↓42㎜台↓比較左:ババクルビ75...ババクルビデンス・2-羽化

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