読書感想: 「春にして君を離れ」 アガサ・クリスティ
引退をして、たっぷり時間がとれたので、ついに念願のアガサ・クリスティ様の作品に手を伸ばしてしまった。私の性分からして、一度手にした本は結末まで読み切れないと眠れないので、仕事や忙しい時には、とても、とても手がでない。膨大な著作群80以上である。 なんと、シェークスピアの次に売れた作家とされるから、驚きである。 多くのミステリーで傑作も沢山あるのだが、今の所は、その多作な著作方法やプロットのたてかたなど、なぜ、あのような膨大な著作が50年以上の長きにわたり書き続けられたか、また、売れ続けたかを知りたいと思い、先に、作家の生涯などから読みだしている。まずは、その著作の源泉は、何と、アガサ・クリステ…
2025/06/27 17:26