ワルナスビ(悪茄子)
あちこちで見かけるこの花は「ワルナスビ(悪茄子)」という名前でナスにそっくりな花。名前からしてすごくワルそうで、害があるような花という気がします。なぜ?何が悪いんだろう?全体にあるトゲかな?それとも何か他のこと?この花の名付け親は牧野富太郎博士、今話題の人。博士がこの花を庭に植えたらはびこりすぎて手に負えなくなってしまったし、全体に『ソラニン』と『サポニン』といった有毒物質を含んでいるから、「ワルナスビ」と名前を付けたようです。よほど注意して触らないと、葉にも茎にもトゲだらけ。この花は白、薄紫、少し濃い紫とあります。中でも白と薄紫、それぞれの色だけの群落や2種類が混在している群落をあちこちで見かけます。だからそれほど珍しいものだとは思わないのですが、ワルナスビの品種で特に純白の花をつけるものには「シロバナ...ワルナスビ(悪茄子)
2023/06/29 07:00