オオケタデ(大毛蓼)
イヌタデを大きくしたような「オオケタデ(大毛蓼)」は背丈もあるし、濃いピンクの花が遠くからでも目立って、存在感いっぱい。読んで字のごとく、大きくて全体に毛が多い。元々は薬草として日本に入ってきたものが野生化してしまい、今では畑の隅や河原などでよく見ることができる。薬草としては腫れ物や毒虫に刺されたときの民間薬として利用されていたらしい。本当かどうか分からないが、マムシに噛まれた時の毒消しになるという話もある。それで“ハデコブラ”という別名もあり、いつの間にかマムシがパワーアップしてコブラになってしまっている。コブラって日本にいたっけ?7~8ミリくらいの小さなピンクの花がぎっしりと集まり、穂状花序になって垂れ下がっている。その穂が1株に所狭しとついているのだから、目に付くのは当たり前。学名:Polygonu...オオケタデ(大毛蓼)
2022/08/30 07:00