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Noireの陵辱官能小説 https://blog.goo.ne.jp/baron-noir

レイプ、調教、陵辱もの専門。リアルな描写と文章で、男性だけでなく女性も楽しめるように心がけています。

Noire
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2020/01/11

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  • 便りが無いのは…

    英輔《通称エース》とのメール記録は2年前の日付で途切れていた。なんとなく、彼に送った自分のメールや彼からの返信を、なんとなく読み返していたら、何だか懐かしい気持ちになり、そんな気はなかったのにわたしは2年ぶりに彼に、「璃世(◯◯←本名)だよ。元気にしてますか?それだけ」こんなメールを送ってみた。返信なんてぜんぜん期待していなかった。2年も放っておいたくせに、でも彼からの連絡も無かったし、あれから音信不通になったのはわたしだけのせいじゃない。恋人なんて関係じゃなくて、ふと、話したくなったときにだけ他愛のないメールのやり取りをする。大阪にいる彼と東京のわたしとの関係はそんな程度でしかない。彼がマッチングアプリ(というか出会い系)を辞めてからは共通の話題も無くなってしまったから、時が経てば経つほど、わたしと彼を...便りが無いのは…

  • 官能小説の書きかた その1「きっかけと官能小説デビュー」

    書きかた、などと偉そうなタイトルにしてみたが、私がそのジャンルで権威があるのでもなく、ただ、無料のWeb小説サイト(ムーンライトノベルスやR18ジャンルがOKなサイト)で数年にわたり「官能小説のつもり」な作品を書いてきて、そこそこのPVを稼いできたなかで、思ったことや感じたことなどをダラダラと書いてみようという企画にすぎない。だから過度な期待は抱かないでいただきたい。さてと。官能小説とそうでない小説の違いは何だろう。官能小説の定義とは?官能小説(かんのうしょうせつ)とは、官能に訴える、つまり男女間もしくは同性間での交流と性交を主題とした小説の一ジャンル[1]。ポルノ小説とも。Wikipediaよりつまり、官能シーンや官能描写が無い、もしくは存在したとしても、その作品全体に占める官能描写の割合が低いものは、...官能小説の書きかたその1「きっかけと官能小説デビュー」

  • 【失敗談】好意で寄稿からの罠〜ただほど高いものは無い。

    地獄への道は善意で舗装されている〜ヨーロッパのことわざ昨年の初夏だったと思う。とあるSNSのフォロワーの方から、丁寧な文章でこんな主旨のDMをいただいた。テーマを絞ったアンソロジー(短編集)を企画している。Amazonで書籍として来春に販売する予定である。御作品を読ませていただき感動した。是非ともそのアンソロジーに参加いただきたい。原稿料などの報酬は出せないが、作家様の費用負担も発生しない。書籍化は貴島様にとっても意味があることだと思う。今後の作家活動にもプラスになる。是非、ご参加を。そのDMには、参考として、過去に行った同様のアンソロジーのAmazonへのリンクがあった(と記憶している)。電子と紙本での販売で、ちゃんとISBNコードがあった。つまり自費出版ではない。ならばと私は「喜んで参加させていただく...【失敗談】好意で寄稿からの罠〜ただほど高いものは無い。

  • 【体験談】コンテスト受賞からの書籍化の罠にご用心

    趣味で小説を書いていると、やがてコンテストなるものに興味が湧いてくる。小説サイトの運営主催のものやら大手出版社とコラボしているものやらコミックスコラボの漫画原作やら、いろいろ様々なコンテストが随時開催されている。受賞すれば賞金だけでなく書籍化も叶ったりする。コンテスト受賞からの書籍化さらにプロの作家へ、という夢を抱いているアマチュア作家は多い。コンテストへエントリーし、プロの厳しい審査を経て認められ、受賞するのは嬉しい。嬉しいに決まっている。嬉しくないはずがない。しかし…。受賞したら書籍化するという約束が守られないケースがあるのだ。もちろん、そのコンテストの企画段階では、企画サイドは約束を守るつもりだったはず。しかし近年の、本が売れない出版不況によるためなのか、賞金は支払われたものの、いつまで経っても書籍...【体験談】コンテスト受賞からの書籍化の罠にご用心

  • 【大人の映画レビュー】楽しそうなセックスの不倫愛in the bed

    『あるふたりの情事、28の部屋』2012年アメリカ映画出演クリス・メッシーナマリン・アイルランドお互いにパートナーのいる二人がバーで出会って惹かれあい、仕事の出張先のホテルで逢瀬を重ねる。タイトルの「28の部屋」というのは二人が過ごしたホテルの部屋の数だ。いわゆる不倫もの。だから堂々とデートできないので、ほぼ彼ら二人しか出演しない逢瀬のシーンはほぼホテルの部屋の中だけ。お互いに求めあっているのだから、ジャケ写真のようにドロドロしたベッドシーンばかりだろうという私の予想は外れた。なんだか明るい。不倫なのに悲壮感がない。セックスもとても楽しそう。お互いのプライベートの話を普通にする。どちらかというと男の方がよく喋り、女性の方があまり自分について語りたがらない。それでもちゃんと会話が成立していて楽しそうだ。エン...【大人の映画レビュー】楽しそうなセックスの不倫愛inthebed

  • イタリア公園の夏

    汐留のイタリア公園に行ってみたいと言ったのはわたしの方だった。八月の、暑い日が続くある日のことだ。行きたかった理由は、イタリア公園という名前が洒落ていたのと、東京湾に面した浜離宮庭園横のその周辺には、それまで行ったことがなかったからである。ネットで調べたら、イタリアのとある都市から港区に寄贈されたとあった。あちらのデザイナーの手によるイタリア様式の整形庭園で、各所に置かれた石像や壺などもわざわざイタリアから運んできたとある。しかしそんな公園を作ることになった経緯はよくわからない。JR新橋でゆりかもめに乗り換えて一つめの汐留駅で降りる。首都高沿いに歩いたらすぐに公園に着いてしまうので、一旦、JRの線路をくぐり、西からぐるっと円を描くようなデートコースにしょうと、二人で何となく決めていた。途中にあるイタリア街...イタリア公園の夏

  • 【大人の読書】苦痛の向こう側の快楽世界

    ペインクリニック/佐伯香也子著いわゆる普遍的な「官能小説」を期待すると裏切られる。この作品でのペインクリニックは、痛みを緩和してくれるのではなく、患者の求めに応じた痛みを与えてくれるのだ。育ちの良い大人しい大学生ヒロインは秘めた被虐願望があった。その願望を叶えてくれることを期待し、このペインクリニックへ、あらかじめ予約したうえで訪れる。Kindleunlimitedで無料だったので読んでみた。私の感想は…痛い。とにかく痛い。すごく痛い。可愛らしいヒロインは自らの希望により、施術ベッドへ丸裸で拘束され、二十本の針で恥ずかしい部分を刺し貫かれ、さらに鞭を振るわれて絶叫する。そんな描写が、官能小説に必須の喘ぎ声の表現に頼らない冷静な文章で綴られ、それがリアリティを感じさせてくれ、もしも自分がこんな目に遭ったら…...【大人の読書】苦痛の向こう側の快楽世界

  • AIイラストつれずれ

    小説を飾るイラストを描かせるために、AIイラストアプリを使っている。書いている作品の内容が内容だけに、色っぽい絵が欲しい。これがなかなか難しい。そのものずばりの裸体絵はむしろ使えない。欲しいのは「色っぽい絵」であって"丸裸"ではないからだ。AIに絵を描かせるには、こちらが欲しい絵柄をテキストで打ち込む。でも「色っぽい」とか「セクシー」などの抽象的な表現はAIは理解しないから、色っぽい絵になるように具体的に命じるのだけれど、人間ならわかってくれるはずのニュアンスがさっぱり通じないので、もどかしい思いを強いられることになる。しかしでも、色っぽいとか色気ってなんだろう…色っぽい(つもりの)小説を書いていても「色気」は奥が深い。AIイラストつれずれ

  • マッチングアプリは既婚者だらけ その1

    大学の頃からの友人と一緒にカレーランチをしたときのエピソード。「璃世は甘口だったっけ?」「うん。当然」「せっかくインド料理なのに甘口ってさ。なんだかもったいないよね」「だってエスニックは好きだけど辛いの苦手なんだもん。エミ(仮名)だって知ってるでしょ」「でもここ美味しいのに。ねえ、ランチと別にとタンドリーチキン頼んでもいい?」「好きにしていいよ。辛いのは苦手だけどお腹は減ってるから」飲み物はマンゴーラッシーをチョイス。友人も同じものをオーダーすした。その日は暑かったけれど、冷房の効いた店内は快適だった。お客の入りは八割ほどだろうか。「璃世のそのワンピいいね」「ありがとう」「肩がちょっと見えてるのと鎖骨がエロカッコよくてたまらんって感じ」「それはどうも」スケベなおっさんの感想かよと思いつつ、友人のファッショ...マッチングアプリは既婚者だらけその1

  • コンテスト受賞からの書籍化の罠にご用心

    趣味で小説を書いていると、やがてコンテストなるものに興味が湧いてくる。小説サイトの運営主催のものやら大手出版社とコラボしているものやらコミックスコラボの漫画原作やら、いろいろ様々なコンテストが随時開催されている。受賞すれば賞金だけでなく書籍化も叶ったりする。コンテスト受賞からの書籍化さらにプロの作家へ、という夢を抱いているアマチュア作家は多い。コンテストへエントリーし、プロの厳しい審査を経て認められ、受賞するのは嬉しい。嬉しいに決まっている。嬉しくないはずがない。しかし…。受賞したら書籍化するという約束が守られないケースがあるのだ。もちろん、そのコンテストの企画段階では、企画サイドは約束を守るつもりだったはず。しかし近年の、本が売れない出版不況によるためなのか、賞金は支払われたものの、いつまで経っても書籍...コンテスト受賞からの書籍化の罠にご用心

  • 無料公開のお知らせ2023.11.9

    今夜0時より、以下の有料作品を無料で公開します。1官能作家"霧山純生"の情事IceDole(アイスドール)第2話2官能作家"霧山純生"の情事赤いルージュの女第6話3緋い罠〜堕ちた人妻第4話1理屈っぽいSの霧山先生が可愛らしい女子大生を籠絡するストーリー第2弾。「赤いルージュの女」の美月の親友である麗奈ちゃんがヒロイン。ラストにどんでん返しがあります。2理屈っぽいSの霧山先生が可愛らしい女子大生を籠絡するストーリー。ですがラストにどんでん返しがあります。3官能小説にポピュラーな"人妻"もの。大手であるフランス書院様の官能大賞にエントリーし、二次予選まで通った経歴があります。結局のところ予選落ちですが。これもラストにどんでん返しがあります。24時間後に有料に戻します。どうぞお楽しみくださいませ。無料公開のお知らせ2023.11.9

  • 便りが無いのは…

    英輔《エース》とのメール記録は2年前の日付で途切れていた。なんとなく、彼に送った自分のメールや彼からの返信を、なんとなく読み返していたら、何だか懐かしい気持ちになり、そんな気はなかったのにわたしは2年ぶりに彼に、「璃世(◯◯←本名)だよ。元気にしてますか?それだけ」こんなメールを送ってみた。返信なんてぜんぜん期待していなかった。2年も放っておいたくせに、でも彼からの連絡も無かったし、あれから音信不通になったのはわたしだけのせいじゃない。恋人なんて関係じゃなくて、ふと、話したくなったときにだけ他愛のないメールのやり取りをする。大阪にいる彼と東京のわたしとの関係はそんな程度でしかない。彼がマッチングアプリ(というか出会い系)を辞めてからは共通の話題も無くなってしまったから、時が経てば経つほど、わたしと彼を隔て...便りが無いのは…

  • 1グラム

    三連休の土曜日の朝。10時頃だったと思う。彼の様子がおかしいのに気づいた。止まり木の上でよろよろしている。かごの扉を開けてそっと抱いてみたら、わたしの手にその小さな体の痙攣が伝わってきた。足に力が入っていない。真っ黒なつぶらな目も焦点が合っていない。行きつけのペットクリニックへ急いで連れて行こうと焦ったけれど、きっともう間に合わないだろうと思った。彼は、抱いているわたしの手の中で数回羽ばたいて暴れて、急にぐったり弛緩した。異変に気がついてから五分か十分しか経っていなかった。十五年間も一緒にいてくれた彼は、寸前までいつもと変わらない様子だったのに、たった数分で逝ってしまった。亡くなる前に測った体重は42グラム。彼としてはベスト体重だ。亡くなったあとに、ぼう然としながら何となく体重を測ったら1グラム減っていた...1グラム

  • ラブストーリーのかけら 1

    「嘘ばかりのこの世界で、ただ一つの真実があるとしたら、それは、誰かを好きになった自分の気持ちだと、私は思うの」わたしに背中を向けたまま、まるで独り言のように静かな声で母が喋った。「自分に嘘はつけない。誰かを好きなるのは理屈じゃない。恋は落ちるものだから」「それは…そうすると、あの記事は本当なのね」「彼のことが大好きだった。好きなっていけない人でも、愛していた」『マンハッタン・キス』よりラブストーリーのかけら1

  • イタリア公園の夏

    汐留のイタリア公園に行ってみたいと言ったのはわたしの方だった。八月の、暑い日が続くある日のことだ。行きたかった理由は、イタリア公園という名前が洒落ていたのと、東京湾に面した浜離宮庭園横のその周辺には、それまで行ったことがなかったからである。ネットで調べたら、イタリアのとある都市から港区に寄贈されたとあった。あちらのデザイナーの手によるイタリア様式の整形庭園で、各所に置かれた石像や壺などもわざわざイタリアから運んできたとある。しかしそんな公園を作ることになった経緯はよくわからない。JR新橋でゆりかもめに乗り換えて一つめの汐留駅で降りる。首都高沿いに歩いたらすぐに公園に着いてしまうので、一旦、JRの線路をくぐり、西からぐるっと円を描くようなデートコースにしょうと、二人で何となく決めていた。途中にあるイタリア街...イタリア公園の夏

  • こういう経験があるんですか?

    私が小説を書いていることを知った人から、しばしばこんな質問が返ってくる。「この作品のような経験があるのですね?」手がけている小説が艶めいた内容のものなら、なおさら。特に男性の読者様が、前のめりで、そんな確信めいた質問をされる。【短編小説】女教師のように【短編小説】今夜はあなたと経験がなけば小説を書けないのならば、村上春樹氏は、月の裏側に行ったり、高い塀で囲まれた一角獣が棲む街に住んだ経験があることになり、伊坂幸太郎氏は、銀行強盗を数回、さらに殺し屋として社会の裏側で活躍していたことになり、推理小説を書く作家は皆さん、人をコロシタ経験が必須になってしまう。でもまあ、そのような質問をされたときは、こんな屁理屈をこねるのは心の中だけにしておいて、「まあ、経験と妄想が半分半分みたいな感じです」などと、薄らぼんやり...こういう経験があるんですか?

  • 【お知らせ】読者の皆さまへ

    管理人のNoir改め貴島璃世(きしまりせ)です。誠に勝手ながら、今まで当ブログで公開していた小説は下記のサイトへ移転いたしました。理由は有料で公開するため。note→https://note.com/kishima_liseそれに伴い、このブログは私の日記をつづる場所とさせていただきます。今後もよろしくお願いいたします。【お知らせ】読者の皆さまへ

  • ご案内

    *R18~Pleasebecareful~オリジナルの官能小説を掲載しています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。☆お知らせ2023.10.13更新。ガラスの檻~美獣監禁あらすじ目が覚めると、わたしはガラスの檻に囚われていた・・・痺れた腕が疼いてふっと意識が戻る。わたしは大きなガラスの箱の中で囚われていた。丸裸にされ、両腕を金属の鎖で吊られた状態で。首輪と足首に巻かれたベルトも鎖で繋がれ逃げることなど不可能。硝子の檻に囚われた身体を襲う陵辱の嵐。なぜ…どうしてこんな仕打ちを受けなければならないの…慟哭するわたしを男が嘲笑う。◯登場人物・佐伯栞里(さえきしおり)二十四歳大手広告代理店勤務通勤途中で拉致され硝子の部屋に囚われてしまう。↓各話へのリンク第一話序章吊るされた女①第二話吊るされた女②第三話奴隷の...ご案内

  • ガラスの檻〜美獣監禁8

    第五章SalondeVeronicapersica(サロン・ド・ヴェロニカペルシカ)〜"D"ほの暗いシャンデリアに照らされた広い廊下を、若い娘が歩いていた。モデルのようなプロポーションの姿態を包んでいるのはロイヤルブルーのワンピースドレス。すらっとした形の良い脚を優雅に運んでゆく。娘は美しかった。大きく切り取られた窓からライトアップされたフロントガーデンが見える。夜の闇を吸収したような黒々とした森を背景として、対称的なコントラストを成している。いつもここで焚かれているスパイシーなアロマが、通気用の小窓から忍び込んだ甘い花の香りと溶け合い、日常から離れた異空間の演出に一役買っていた。昼の明るい日差しの下のフロントガーデンなら、綺麗に手入れをされたバラ園を楽しめるだろう。だがその娘は夜の庭しか見たことがなかっ...ガラスの檻〜美獣監禁8

  • ガラスの檻〜美獣監禁7

    第四章屈辱の公開浣腸〜栞里この部屋で最初に目覚めた時のように、手首の枷に金属のチェーンを繋がれ、両腕を高く吊られた。そして後ろから当てがわれた肘掛け椅子に腰を下ろすようにに命令されたが、アナルスティックが入ったまま座ったら、お尻の穴から飛び出している先端を座面で突き上げてしまう。「お願いです。後ろのを…抜いてください」哀れな声で懇願すると、男は笑いながらアナルスティックをゆっくり引き抜いた。内蔵も一緒に飛び出してしまいそうな異様な感覚に戸惑い、暴力の予感に怯えた。排泄器官をいじめられる。その背徳感が妖しい快感を呼び覚まし、徐々にわたしを蝕みはじめている。両腕を吊られた姿勢のままゆっくり肘掛椅子に腰を下ろす。裸のお尻に座面がひんやりとくっついた。休ませてくれるのか…。だがそれは、更にわたしを辱めるための準備...ガラスの檻〜美獣監禁7

  • ガラスの檻〜美獣監禁6

    第一章落涙の二穴責め〜栞里今、何時なんだろう。ここへ来てからどれぐらい経ったのかな。時間の感覚が失われていた。目隠しされた状態では、自分が起きているのか眠っているのかすら定かではない。ただ、居眠りはしても、ベッドに仰向けで括られ、大きく割られた両足を高く吊り上げられた状態では、ぐっすり眠るなど無理な相談だった。姿勢だけではない。排泄のための穴とヴァギナには太い棒状の異物が深く挿入されている。わたしは奴隷なんだ。心の中でその奴隷という言葉を反芻してみる。すると、忘れていたはずのぞくぞくするような感覚が込み上げてくる。こんなことをされているのに、なんて破廉恥な・・・。ドアが開く音がした。「いい格好じゃないか栞里。よく似合ってるぞ」「・・・」あの男の声だった。そういえば・・・わたしを犯した人物はどこに行ったの。出て行...ガラスの檻〜美獣監禁6

  • ガラスの檻〜美獣監禁5

    第一章肛虐の奴隷調教〜栞里身体の違和感で目が覚めた。太ももの中心に何か入っている。太い棒状のものが性器の中をゆっくり動いている。わたしは誰かに犯されていた。腰が浮くほど高く吊られた左右の足が、何者かの手で嫌というほど大きく広げられている。「んんっ!んっ!ん」見えないので誰なのかわからない。犯されるのは覚悟していたのに、ついにその時が来たら、屈辱と絶望で胸がいっぱいになった。泣くまいという決心も、溢れる涙に流され、あっけなく消えて行った。自分の苦しい息遣いと、肉の楔が突き込まれるたびに鳴るチェーンの音しか聞こえない。わたしを犯している人物は一言も発しない。くの字にされた身体は次第につらくなってきた。ボールを噛まされ閉じることのできない口からは、喘ぎとよだれがこぼれてくる。ひときわ強く抉られた。その瞬間、奥まで達し...ガラスの檻〜美獣監禁5

  • 硝子の檻〜美獣監禁4

    第一章奴隷の誕生②男の手が乳房を揉むのをやめた。それが唐突だったので、わたしは思わず「あん・・・」とせがむような声を出してしまい、唇を噛んだ。しかし今度はお尻の肉を鷲掴みにされてうめいてしまう。さっきまでのソフトタッチが嘘のように力強く握るように揉まれ、続けざまにいやらしい喘ぎが吹きこぼれる。「あっ・・やめてっ、あっあっ、ああぁっ」いたぶる手の動きに強弱のリズムを感じた。ギュッと握っては優しく撫でさすり、また強く握る。その繰り返しの動作でわたしが感じるように仕向けている。その策略がわかっているのに、漏れてしまう淫らな甘い喘ぎはコントロールできなかった。悶える身体の動きで腕のチェーンが賑やかな金属音を立てる。いつしかわたしは相手のリズムに合わせてお尻を振っていた「栞里、正常位だけじゃないだろう」「あうっ・・・」「...硝子の檻〜美獣監禁4

  • 硝子の檻~美獣監禁3

    第1章陵辱開始①惨めだった。相手がきちんと服を着ていることで、自分の屈辱的な姿を意識してしまう。「お願いです。助けて・・ここから出してください」こんな目に合わせた相手に助けを乞うなんて、あまりにも惨めで、また涙が溢れてきた。急にその人物が立ち上がり、驚きと恐怖で小さな悲鳴をあげてしまった。その人は、座っていた椅子を持ってわたしの正面に回った。椅子をそこに置いてゆっくり腰を下ろし、何も言わずにわたしの身体を見つめはじめた。さっきまでお尻に突き刺さっていた視線に、今度はわたしの乳房と股間が晒される。視線は物理的な力となってわたしの肌を撫で回し、身体の中に侵入してくる。ああ・・許して・・・。あるはずもない視線の圧力に耐えきれず目を瞑った。しかし、そんなことをしたら、より一層神経を研ぎ澄ますことになる。仕方なく目を開け...硝子の檻~美獣監禁3

  • 硝子の檻~美獣監禁2

    序章吊るされた女②誰も来ない。ガラスの向こうの街にも人影は見えない。でも、もし通りかかる人がいたら・・・わたしのみじめな姿は外から全部丸見えだ。それを想像すると、恥ずかしさのあまり身体が熱くなった。もしかしたら、この透明に見えるガラスはマジックミラーかもしれない。外から見たら鏡のようになっている。もしそれなら、外の方が明るいい今は中は見えないはず。それに、そんな設定のアダルトビデオがあるのをネットサーフィン中に知った。しかしよく目を凝らしても、フィルムが貼ってあるようにも、マジックミラーガラスのようにも見えない。仕事でパソコンを使い続けているせいで学生の頃よりは視力は落ちたが、それでも眼鏡やコンタクトレンズを使うほど不自由はしていないから、わたしを取り囲んでいるこのガラスは、見た目どおり透明なのだ。しかし、こん...硝子の檻~美獣監禁2

  • 硝子の檻~美獣監禁1

    序章吊るされた女目が覚めると、わたしは透明なガラスの箱の中にいた。両手首に黒いリストバンドのような物が巻かれ、それが金属製の頑丈なチェーンに繋がって立ったまま上から吊るされている。両脇には太い頑丈な柱が立っていて、鳥居のようにその上に同じ太さの柱が渡されていた。手首から繋がっているチェーンの端は、頭上でその横に渡された柱に打ち込まれるようにしっかり留められており、長さは踵を床に下ろして立てるぐらい。足首にも手首と同じバンドが巻かれ、やはり同じようなチェーンが床を這って柱に繋がっている。見上げた時に首輪のようなものが巻かれていることが分かった。自分で見ることはできないが、肌に当たる感触から、おそらく革の首輪だと思う。身じろぎするたびに、付いている鈴がチリーンと鳴る。通勤用のローヒールを履いていた筈なのに、何故か裸...硝子の檻~美獣監禁1

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