【油山観音】古代/中世からの祈りの聖地
週末のイベント出店下見で油山市民の森へ。で、せっかくなので、麓の油山観音へ。 油山観音正覚寺は、天平年間(729~748)、インドから当地に渡った僧・清賀上人が、白椿の木で千手観音を彫って安置したことが始まりと言われます。 清賀上人の作と伝わる「福岡三観音」 糸島市雷山「千如寺」の千手観音像 福岡市西区北崎「光明寺」千手観音像 現在、油山に安置される清賀上人作の千手観音像は、年二度の限定公開。 拝観できるご本尊は、木造聖観音坐像。平安時代の作と伝わります。 別名、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)とも呼ばれ、世の中の人々を常に観ており救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付…
2024/05/31 23:07