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今につながる日本史+α https://maruyomi.hatenablog.com/

現役の記者で2019年までニュースキャスター。読売新聞オンラインでwebコラム「今につながる日本史」を連載中。ブログには書ききれなかった余話や書き下ろしの歴史コラムを掲載します。

丸山淳一
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2019/12/29

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  • 蘭奢待と双璧をなす正倉院の名香 全浅香とは

    奈良市の奈良国立博物館で、74回目となる正倉院展が開かれた。東大寺に献納された約9000件といわれる収蔵品から、今年は59件が出陳された。目玉のひとつが天下の名香木といわれる「 全浅香ぜんせんこう 」。正倉院蔵の香木と言えば「 蘭奢待らんじゃたい 」の雅名を持つ「 黄熟香おうじゅくこう 」が有名だが、全浅香も「 紅塵香こうじんこう 」「 紅沈香こうちんこう 」の雅名(優雅な別名)を持ち、蘭奢待に並ぶ「両種の御香」といわれている。 しかし、会場では残念ながらその香りを聞くことはできない。長さ105.5センチ、重さ16.65キログラムの武骨な丸太をみても、そのすごさがピンとこない人も多いだろう。全…

  • 鉄道150年 大隈重信「一生の不覚」のその後

    新橋―横浜間に日本で初めて鉄道が走ってから150年になる。文明開化の象徴にもなった鉄道建設に貢献したのは大隈重信(1838~1922)、伊藤博文(1841~1909)、井上勝まさる(1843~1910)の3人だ。 若き日の大隈(国立国会図書館蔵) 日本の鉄道史には、ペリー提督(1794~1858)の黒船が来航した嘉永6年(1853年)にまでさかのぼる前史があるが、大隈は前史から佐賀で鉄道に関与している。コラムでは前史からその歴史を振り返った。 読売新聞オンラインのコラム全文 ↑読売新聞オンラインで読者登録すると全文がお読みになれます 「一生の不覚」狭軌の採用 英国の鉄道権益拡大で結託か その後…

  • 安倍元首相の国葬で菅氏の弔辞に引用された『山県有朋』

    安倍元首相の国葬儀(首相官邸ホームページより) 安倍元首相の国葬(国葬儀)で多くの人の心を打ったのは、菅義偉前首相の弔辞だった。弔辞を読み終えた菅氏に対しては、自然に拍手がわいた。葬儀会場で弔辞に拍手がわくのは異例のことだという。 衆議院第1会館1212号室の、あなたの机には、読みかけの本が1冊ありました。岡義武よしたけ著『山県有朋』です。 ここまで読んだ、という、最後のページは、端を折ってありました。そしてそのぺージには、マーカーペンで、線を引いたところがありました。 しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも、山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人を 偲しのんで詠んだ歌でありました…

  • 「奇想の画家」伊藤若冲の超人的な集中力と熱意

    東京・上野の東京芸術大学大学美術館で開催された特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」にあわせて、後期展示の目玉だった 伊藤いとう若冲じゃくちゅう (1716~1800)の『 動植どうしょく綵絵さいえ 』を取り上げた。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録しなくてもワンクリックで全文お読みになれます トサカの「ざらり」まで再現 京の裕福な青物問屋の子 最大の理解者と最高の師 鶏から虫や魚に対象を拡げたワケ 「見る眼がある人を千年待つ」「今見ても素晴らしい」 伊藤若冲『動植綵絵』の「向日葵雄鶏図」(部分、展覧会入場券より) 『動植綵絵』は若冲が40歳ごろから約10…

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