形容できない物語?SF?心の話?生き方の話? 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹
はじめに これまた25年以上ぶりの再読。奥付を見ると平成11年30刷とあります。あ、でも古本ですね。鉛筆で「2冊590円」と奥付上部にありました。まだまだ町の古本屋さんという存在がちらほらと見える時代でありました。 何が良かったのだろう いやあ、この作品は正直、曰く言い難いです。 結構本を処分してしまう私にあって、義理堅く今まで書棚に残っていたのを見ると、やはり何か、私に響くものがあったのです。 「でも、それが何であるか当の僕にもわからない。」 なんて書くとちょっと「それっぽい」感じ?いや知らんけど。 あ、ちなみに村上氏、けっこう主人公に「やれやれ」ってセリフ使うことに気づきました。てか、結構…
2024/09/29 06:45