親父の仕事の都合上、大阪へ家族全員で引っ越しをしたのです。その時、私は十四才。それから五十年。多感な思春期も進学、そして就職、独立(会社設立)、そして結婚と私の生活の全ては大阪で構築されました。しかし、私の心の奥深くには常に故郷への望郷の思いが在りました。でも、それはあくまでも私個人の思い出で有り。結婚して家庭を持った瞬間にそれは叶わぬ夢となってしまったのです。けれど皮肉な出来事の為に、一時は夢となってしまっていた故郷へ帰りたい。という思いが現実のものとなったのです。そして一人。私は終の棲家と決め、故郷へと戻りました…思いは届けど
大阪で暮らすようになって50年。そんな大阪を後にして、故郷の宮崎県へ住まいを移して半年。引っ越しが三ヶ月遅れていれば、新型コロナの影響をまともに受けて、引っ越しは何時になるか予想も付かない状態となっていたでしょう。ようやく思い続けた故郷で生活をしてみると、月日が経つにつれて何かが違うと思うようになりました。漠然とした不安感が胸を締め付け、逆に大阪が恋しく感じられるようになったのです。人間とは勝手なもので、今はもっと熟慮して決めれば良かったなどと、少し後悔をしています。故郷に住まいを移したのは…
私と家内は同県同町同年に、地区こそ違えどこの世に生を受けたのです。彼女の事は同じ小学校に入学して、初めて同じクラスになったのは五年生の時でした。これが家内との初めての出会いでした。その時には別段特に何の印象も無く、会話した事も無かったような気がします。六年生に進級しても同じクラスでした。一年生から四年生迄一度も同じクラスにならなかったのに、五年、六年生と同じクラスになるとは、今考えても不思議だなとは思いますが、世の中そんなものでしょう。そして中学生になり。この時は一年生から同じクラスでした。そんな中で変わり始めたのが、彼女に対する私の思いでした。彼女の顔を真面に見る事が出来なくなり、何気ない会話にも緊張するようになってしまっていたんです。やがて彼女の姿が目に入ると胸が締め付けられるように心が痛みました。これは何...初恋とリンクレイPart1
5月18日私の故郷にて小学時代の同窓会が開催された。私が30代の頃に一度小学時代の同窓会があり。それ以来だからおよそ30年を越えた久し振りの小学時代の同窓会でした。その間に中学時代の同窓会が有りはしましたが、私はその時は公私共に正念場を迎えていた事も有って参加しませんでした。それに、中学二年生の三学期に大阪へと引っ越してしまったので、まさか中学時代の同窓会の通知が来るなんて思っていなかっただけに出来れば参加したかった。さて今回二度目の小学生時代の同窓会には、私が覚えている限り県外からの出席者は少なかったけれど、今回は以外に県外からの出席者が多くて本当に懐かしい人に会えた感慨深い同窓会となりました。ですから顔と名前が一致しない同級生や、失礼だけど名前も顔も忘れてしまっていた同級生も何人かいたのです。でもね自慢する...同窓会で知る同級生の人生
ドメインの一部に抜けを発見して、今一度ドメイン名を習得した次第です。タイトルは、間違いではありません。念のため。最初にブログを始めたのは、もういつ頃だったか覚えていない。始めてから閉鎖を繰り返すそんな事ばかりやっていた。要するに長く続けるほどの根気が無かったのでしょうね。暫くブログから離れている間に新しいSNSのサービスが始まり。その全てに手を出してみたけれど、結局は飽きてしまい、それも全て閉鎖してしまい。原点回帰と言えば格好は付くけど、やっぱりブログの方が自由度が高いような気がして、久し振りにブログを再開してみようと開設した次第です。まぁ、根気が無いのは自分の結婚歴を考えてみると、さもありなんと言るかな。なんせ三度の結婚離婚をした訳ですから。でもね、歳を取ると一人でいるのは寂しいもんです。で、昨年末のくそ忙し...再開と再会
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